【#推しとき】「納豆ご飯で機材を揃えた」天真爛漫な新人ゲーム配信者の素顔に迫る

今回は、ゲーム配信者の田中さん。よく笑い、軽快にボケを交えながらファンを楽しませる彼女は、社会人になってから本格的にSNS活動をスタート。そのきっかけは、骨折でできた“空白の時間”だった。天真爛漫なイメージの裏には、画面越しでは見えなかった繊細さとリスナーへの真摯な姿勢が垣間見えた。

――本日はよろしくお願いします。配信ではよく笑っていて、天真爛漫な印象ですが実際はどんな性格ですか？

田中さん　友達からは「あっさりしてる」と言われますけど、実際はかなり気にしやすいタイプなんです。配信が終わった後も「今のネタ大丈夫だったかな」「ちゃんと笑ってもらえたかな」と考え込んでしまうことも多くて。

――そんな一面があったんですね。趣味はなんですか？

田中さん　最近はネイルにハマってます。時間を忘れて集中できるのが心地いいですね。あとは夜中の散歩も好きです。でも、やっぱり一番好きなのはゲームかな。

――特技はありますか？

田中さん　これ、マジでしょうもないんですけど（笑）、ご飯を炊くときに水を目分量でピッタリ合わせられるんです。計量カップなしで3合でも4合でもいけます！気づいたのは2年前くらいで、「あれ？私、才能ある？」って（笑）。

――SNSとの関わりはいつ頃から？

田中さん　高校生の頃からTikTokに踊った動画を上げてました。当時は完全に暇つぶしでしたね。

――そこからゲーム配信へはどうつながったのでしょう。

田中さん　社会人になってしばらく経ったとき事故で骨折しちゃって、仕事ができなくなった時期があったんです。そのとき「何かできないかな」と考えて、昔から好きだったゲームを配信してみようと。それが去年ですね。

――ゲーム配信者としてやっていこうと思えたのはいつ頃ですか？

田中さん　正直、今も「これで生活できるな」とまでは思ってないです。……けど数字として安定し始めたのは、今年の5月くらいですね。その頃から顔出し配信を始めたんです。それが多分キッカケで同時接続数も伸びて、収益も安定するようになりました。私は喋るのが好きなので、コメントを拾ってリスナーさんとやりとりできたのが大きかったと思います。おかげで最近、一人暮らしを始めました！

――配信スタイルについてもこだわりが？

田中さん　ゲーム画面の上にもう1台モニターを置いてコメントを見てます。だから、コメントを読んだ瞬間にゲーム内でやられちゃうことも（笑）。特にFPSの『Apex Legends』は難しいんですけど、私は会話を大事にしたいので、このスタイルは続けていきますよ。

――本格的に配信を始めるとなると機材を揃えるのも大変そうです。

田中さん　PC、カメラも合わせて、50万円かかってないくらいですかね。PCは兄や、お店の人に手伝ってもらって自作したので、コストを抑えられました。一番高かったのは、やっぱりカメラとレンズですね。

――その資金はどうやって？

田中さん　私、趣味が貯金で。貯金するために生活しているまでありますからね（笑）。だから普段の食事は、3食納豆ご飯とか全然あるんです（笑）。最近の贅沢はご飯にアボカドを取り入れたこと。そんなふうにお金を浮かせて、機材を買いました。

――これから目指すところは？

田中さん　憧れているのは、ゲーム配信者のSHAKAさんです。独特の雰囲気でみんなから愛されていて、本当にすごいんです！目標は「SHAKさん並みの配信者になること」ですね。

あと、頑張りすぎちゃう人って結構いると思うんです。頑張らなくていいことは頑張らないでいいと思うから自分のペースで生きてくださいね。疲れたら私の配信でも遊びに来てください！

▽田中さん公式SNSX：https://x.com/tanaka_jrgInstagram：https://www.instagram.com/tanaka_jrgTikTok：https://www.tiktok.com/@jrg_7.879