(左から)⻄⼭喜久恵(フジテレビアナウンサー)、⾼⽊淳監督、EXIT、清⽔章弘氏「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)

EXIT「ちびまる⼦ちゃん」との“意外な縁”明かす お台場野外上映イベントに登場

2025.08.12 18:39

お笑いコンビ・EXIT、⾼⽊淳監督、教育アドバイザー清⽔章弘氏が8⽉11⽇、野外上映イベント「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」のトークショーに登場。2025年で35周年を迎える国⺠的アニメ『ちびまる⼦ちゃん』傑作選が特別上映され、イベントや作品についてそれぞれの視点で語った。


夜景をバックに「ちびまる⼦ちゃん」特別上演

「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(C)さくらプロダクション/⽇本アニメーション
「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(C)さくらプロダクション/⽇本アニメーション
同じ空間で感動を共有し、⼈と⼈がつながる。そんな「劇場体験」を届けるべく、お台場の新しい真夏の⾵物詩として2024年誕⽣した「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園(以下、PARK CINEMA FESTIVAL)」を2025年も開催。会場となる砂浜では、レインボーブリッジの夜景とエアスクリーンが⽣み出す迫⼒ある映像が広がる特別な空間で、デジタルデバイスから距離を置き、映画を通じてリアルな場で⼈と⼈が笑い、泣き、感動を分かち合う。「PARK CINEMA FESTIVAL」は、『体験が⼈を育てる』という想いのもと、社会課題でもある“体験格差”に対して、⾃由で創造的な空間体験を提供している。

「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
直前まで降っていた⾬が上がり、海⾵が⼼地よいお台場海浜公園で、2回⽬の野外上映が開催。⾼⽊監督は「開放感のある環境で、よりリラックスして『ちびまる⼦ちゃん』を楽しんでもらえると思う。⼩さなお⼦さんから⼤⼈まで幅広い世代に観てもらえる作品なので、⾚ちゃんの来場もとても嬉しい」と語った。清⽔は「こんな開放的な場所に集まり、同じ時間を共有できること⾃体が素晴らしい。こういう体験こそ価値がある」とコメント。もうすぐ2歳になる⼦どもを持つりんたろー。は「⼦どもが途中で泣いてしまうこともあり、映画館に⾏くことは諦めていた。託児サービスもあるけれど、預けてまで観に⾏くのは少し気が引ける。だからこそ、こういう開放的な空間で、⼦どもたちと⼀緒に楽しめる作品を観られるのは本当に嬉しい」と、このイベントならではの魅⼒を話した。

EXIT「ちびまる⼦ちゃん」との“意外な縁”明かす

「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
7歳の娘を持つ清⽔は、家族そろって『ちびまる⼦ちゃん』の⼤ファン。当⽇は中に着たTシャツやポケットチーフまで“全⾝まる⼦”スタイルで参加し、「こうして関われることが光栄」と笑顔を⾒せた。兼近大樹は「⼩さい頃からずっと観ていた」と話し、⼩学⽣時代には“⼭⽥”に似ていると⾔われたエピソードを披露。「話し⽅や⿐⽔を垂らしていたところが似ていたのかも」と、会場を和ませた。静岡県出⾝のりんたろー。は「暮らしの⼀部に『ちびまる⼦ちゃん』があった」と振り返り、サッカー少年“ケン太”のモデルとなった、名古屋グランパス・⻑⾕川健太監督が⾃⾝の⼤学時代のサッカー部の監督だったという意外な縁も明かした。

「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
⾼⽊監督は「登場⼈物の中には実在の⼈物がモデルになっているキャラクターもいるため、“⾃分のクラスにもいそう”だと思う。そのあたりが妙にリアリティがあり、その親近感こそが、⻑年愛され続ける理由のひとつだと思います」と口に。清⽔は、「『ちびまる⼦ちゃん』は、教育的な可能性がたくさん詰まっているので、ぜひ家族みんなで観てほしい」と教育アドバイザーらしい私⾒を述べた。「登場⼈物は全員が⾃然体で等⾝⼤。完璧な⼈物はいないからこそ、失敗してもクスッと笑い合える温かな世界が広がっている。⽇本⼈は⾃⼰肯定感が低いと⾔われていますが、『完璧じゃなくてもいいんだ』と思えるきっかけになる」と話した。

「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
また、ナレーションによる「まるちゃん、本当はこうしなきゃいいのに…」といった登場⼈物の“⼼の吐露”も特徴とし、これが⼦どもの読解⼒や他者理解を育むという。近年、SNSの普及などで本を読む機会が減り、想像⼒が不⾜しがちな⼦どもが増えている中、『ちびまる⼦ちゃん』は国語的な学びにもつながるとのこと。さらに友蔵の“⼼の俳句”も、俳句が必修科⽬となっているなか、創作のヒントや感性を磨くきっかけになると語った。

「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
教育的観点から⾒た「PARK CINEMA FESTIVAL」については、清⽔は教育⼼理学の視点から「モチベーションの根源は“感動”にある」と説明。野外という開放的な空間は観る⼈を⾃然にリラックスさせ、作品世界への没⼊感を⾼める。この没⼊体験が意欲や学びのきっかけになり、感動を伴う体験として共有することで記憶は強化され、⻑く⼼に残るという。「家族や仲間と同じ時間を過ごすことで、この体験は“エピソード記憶”として⼀⽣忘れられない思い出になる。この雰囲気の中で観る作品は、⼼の奥まで届き、記憶を確かなものにします」と強調した。

「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
アフレコ経験について聞かれたEXITの2⼈は「やったことがない」と回答。EXITの出演の可能性について監督は「もしやっていただけるなら前向きに検討したい」とコメント。これまで出演したゲストは本⼈役か新たなキャラクターを演じるかのいずれかで、物語の舞台が1974年であるため、⽣まれていないEXITの2⼈はオリジナルキャラクターを演じる形になるといい、「今後登場するかどうか、ぜひ楽しみにしていてほしい」とメッセージを送った。

「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
「PARK CINEMA FESTIVAL in お台場海浜公園」(提供写真)
最後に、清⽔は「みんなで観ること」に⼤きな意味があると再び強調。観賞後に「どこが良かった?」と感想を⾔い合うことで、新たな意⾒や気づきが⽣まれるので、『ちびまる⼦ちゃん』談義で盛り上がってほしいと呼びかけた。りんたろー。は「親になってから諦めることが多くなった気がする」とあらためて振り返り、「野外上映という選択肢があれば、⼦育て中でも楽しむことができますね」と、このイベントの価値を語った。(modelpress編集部)
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