「キレる芝居がうまい女子」で佐久間が逆ドッキリをプロデュース！芸人だましで見せた迫真の演技
『佐久間宣行のNOBROCK TV』の「【ブチギレ逆ドッキリ】キレる芝居がうますぎる女優 伊勢川乃亜が、ニセ仕掛け人ザ・マミィ酒井の横柄な態度にブチギレ連発！」は、演技力抜群の伊勢川乃亜がザ・マミィ酒井の横暴な態度に対してキレる演技を披露する。
佐久間が以前の企画で見つけた「キレるのがうまい女の子」の実力を再び確認したいという思いから生まれた、二重構造のドッキリ企画となっている。
伊勢川の切れ芸の真骨頂は、その自然さと迫力にある。
酒井の「お前の5秒は何秒だよ」という理不尽な詰問に対し、「クソちびハゲデブ」と容赦ない悪口で応戦する姿は圧巻だ。
特に印象的なのは、相手の言葉に対する反応の速さと、感情の起伏を巧みに操る演技力である。「てめえ」「お前」という呼び方を嫌がる繊細さを見せつつ、限界を超えた瞬間の爆発力は本物の怒りと見分けがつかない。
酒井が仕掛け人だと知らない共演者の三幸が完全に引いてしまうほどの迫真性で、視聴者も思わず画面に釘付けになる。演技であることを忘れさせる自然な流れの中で、計算された怒りの表現を織り交ぜる技術は、まさにプロの女優としての実力を物語っている。
この企画の面白さは、誰が本当の仕掛け人なのかが分からない複雑な構造にある。
酒井は自分が仕掛け人だと思い込んでいるが、実際は伊勢川が真の仕掛け人という逆転劇が展開される。
「僕の奥さんの切れ方そっくり」「マジで事務所に連絡して文句言ってやろうと思った」という酒井の告白からも、伊勢川の演技がいかにリアルだったかが伝わってくる。
何も知らない三幸の戸惑いぶりも含め、それぞれの立場での困惑が重層的に描かれている点が秀逸だ。
佐久間の「この子の切れ姿を見てほしい」という純粋な動機から始まった企画が、予想を超える化学反応を生み出している。演技と現実の境界線が曖昧になる瞬間こそ、このドッキリ企画の醍醐味と言えるだろう。
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