

暮らしの困り事を解決する“家政婦のクマさん” 癒しのストーリーに「幸せな気持ちになった」の声【漫画】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、蟻子さんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「家政婦のクマさん」だ。6月11日時点で7000以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。
「家政婦のクマさん」はマグコミで連載されており、コミックスも発売されている作品だ。
今回は作者の蟻子さんに制作の背景を伺った。
クマさんが生活の悩みを解決!
喫茶ポーラーで行っているサービスは「家政婦のクマさん」。
掃除・炊事・洗濯まで日々の暮らしでの困り事を家政婦のクマさんが解決してくれる家事代行サービスだ。
仕事が忙しく、いっぱいいっぱいで家のことに手が回らない社会人、ワーキングママ、家事が苦手な親子などさまざまな困っている人をクマさんが助けていく。
読んでいて思わず癒されるハートフルなライフスタイル漫画だ。
実際に漫画を読んだ人達からは「最高すぎた」「我が家にも来てほしい…」「幸せな気持ちになった」「涙出てしまった」「すごくあったかいお話だった」と、いった声があがっている。
今回は、作者の蟻子さんに『家政婦のクマさん』の制作について話を伺った。
作者・蟻子さんの創作背景とこだわり
――「家政婦のクマさん」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
コロナ禍で参加したオンライン編集会で「クマと暮らしのお話は描けますか?」とお声かけくださった編集さんと出会ったのが始まりです。(後の担当さんです)
最初の頃は担当さんの「モフっとしたクマに癒されたい」という願望について話を伺ってました。
一方、私は「描ける」と言ったもののなかなか「暮らし」と「クマ」を融合させられず長い間考えこんでしまい…とりあえず動物園に行ったりドキュメンタリーを見たりクマに触れる事で何か始まれ…!ともがく日々でした。
当初からブレなかったのは「暮らしのお手伝いをするクマさん」というコンセプトではあるものの、完全にクマさん任せにしたいわけではなくゆくゆくはいろんな事を自分で出来るようになりたいよね、そのために「私が頑張るあとひと押し」をクマさんがしてくれたらいいよね、という担当さんとの共通認識です。そこが形を模索する上での大きな指針になりました。
そのうち「暮らしごと」「家政婦」「オムニバス」など話の外郭が見えてきて、幸いな事にその頃マグコミの「7ページ連載予告マンガ」という企画で連載前に7ページだけ本編を描いてみる機会があったんです。実際に読者さんの目に触れて「クマさん」のキャラクターがより明確になり連載へと進んでいけたので、大変貴重な機会を頂けたと感謝しております。
――「家政婦のクマさん」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?
毎話主人公に「ちょっとしたごほうび」を用意できたらと思っています。
例えば「部屋の掃除あとに焼き鳥とビール」「買い出しあとにピザパーティー」のような。
というのも昔、自分が通っていた予備校では大掃除に参加するとドーナツを買ってもらえるという慣習があったんです。別にそれ目当てで大掃除に参加するわけではないけど皆で買いに行って食べるドーナツというのがなんか良くて、そういう体験を描ければと思いました。
毎話必ずあるわけでもありませんが「今回のごほうびはなんだろう」と探して頂くのも一興かもしれません。
――今作で特にお気に入りのシーンやセリフがありましたらお教えください。
第1話で散らかった森さんの部屋を見て「うずうずうずっ」となるクマさんです。
私自身、整理好きの完璧主義なので、クマさんのように片付けたくてうずうずする感覚と森さんのように「全部やらなきゃ」という気持ちで何もできなくなる感覚はいつも自分の中に同居しています。毎日続く生活の中で「めんどくさい」気持ちの方をついクローズアップしてしまいがちですが、暮らしに対してわくわくするクマさん的な感覚もどこかで共感されるといいなと思っています。
――今作はたくさんの読者から反響があったと思いますが、蟻子さんが特に印象に残っているコメント等ありますでしょうか?
読者さんからは「うちにもクマさん来てほしい!」というお言葉を多く頂いております。同じ文面でもお願いしたいことはそれぞれだと思うので、どんなお願いごとなのか詳しく伺ってみたいです。
それと1巻への「ジャケ買いしました」というコメントもとても嬉しかったです。担当さん&デザイナーさんにご尽力頂いたおかげなのでぜひお三方にも届いたらいいなと思います。
――蟻子さんの今後の展望や目標をお教えください。
「家政婦のクマさん」は暮らしがひとつのテーマなので、物語の中で四季を一周して春夏秋冬のクマさんを描いてみたいです。
――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
「家政婦のクマさん」をお読みくださりありがとうございます。
少しでも気持ちが上向くような作品になっていたら幸いです。「また読みたい」と思って頂けるようこれからも頑張ります。「家政婦のクマさん」これからもご期待ください!
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