

藤原樹の欲望は「日本を代表するアーティスト」、ドラマ「欲望(蜘蛛の糸のように)」主演への思いをインタビュー

THE RAMPAGEのパフォーマーとしてファンを魅了するだけでなく、近年、役者としても活躍の場を広げている藤原樹。2025年1月期ドラマ「あらばしり」(読売テレビ)では連続ドラマ初主演を務め、役者としての存在感を放つ。
そんな藤原が、映画「MY (K)NIGHT マイ・ナイト」や映画「やがて海へと届く」を手掛けた中川龍太郎監督とタッグを組み、オリジナルショートドラマ「欲望(蜘蛛の糸のように)」で主演に挑む。さらに本作放送にあわせ、日本映画専門チャンネルでは特集「藤原樹にとらわれて」を実施。「欲望―」そして出演作が一挙放送される特集への思いを藤原に聞いた。
「どう完成しているのか想像がつかない」藤原樹が中川龍太郎監督作品に挑む
――本作は、芥川龍之介の名作『蜘蛛の糸』よりインスパイアされた作品。ファンタジー要素がありながら、過激なアクションシーンも印象的でした。主人公の神田辰を演じるにあたり、準備したことはありますか。
作品に入る前に、監督からドラマ「傷だらけの天使」(1974-1975年、日本テレビ系)の水谷豊さんの役が神田に近いイメージだから「参考にしてみて」と言われていて。撮影に入る前は、その役を勉強しながら準備していました。あとは撮影しながらプラスアルファされていって、どんどん神田が出来上がっていく感覚でしたね。
本番前に、監督からぽんっと出た意見でシーンが変わることも多くて。最初は戸惑う部分もあったのですが、実際に演じてみると自然と気持ちがつながるんですよ。普通に台本通りに撮ると、きっともっと重いストーリーとして終わってしまう。
でも、中川監督のエッセンスが入ることによって、独特なユーモアが加わって、作品自体は重いけど不思議とラフに見られるというか。(取材時点では)僕もまだ完成版を見ていないので、神田が急に叫びだすシーンとか、踊りだすシーンとか、映像としてどうなっているのか早く見たいですね。
――物語は、この世の片隅で小さく寄り添う男と女=神田と佐々木路美(伊藤万理華)が、欲望にまみれた運命の糸に翻弄されていくもの。ミステリアスな路美役の伊藤さんと一緒のシーンが多かったと思うのですが、伊藤さんの印象はいかがでしたか。
本当に路美にしか見えなかったですね。撮影の合間で話す時間はほとんどなかったのですが、撮影前に監督も交えて3人で話しました。監督が3人で輪になって手を握り合って、まずお互いの手の温もりを感じてほしいと。温もりを感じながらセリフを言うというのを繰り返していくと、感情や言い回しも変わっていって。初日にそういった時間を取ってくれたので、すごく助かりました。
「吉野北人さんから、事前に“監督は面白い人”と聞いていました(笑)」
――作中では神田が田村亮さん演じる謎の老人に「あなたは本当に優しい青年だ」と言われるシーンがありますが、神田としての優しさで意識したことはありますか。
やっぱり蜘蛛を助けるところかな。実は僕、本当に虫が苦手なので、蜘蛛を触らなきゃいけいのは本当にきつかったです(苦笑)。でも、神田の優しさが見えるシーンだったので、頑張りました(笑)。
――ちなみに、藤原さんご自身が最近「何かに優しくした」ことはありますか? また、THE RAMPAGEのなかで一番優しいと思う人を教えてください。
お正月に両親をハワイに連れて行ったことですかね。THE RAMPAGEだと誰だろう…? 僕らは基本、年上の人が奢ってくれるんですよ。なので、年上のメンバーとご飯に行くと、いつも優しいなと思っています(笑)。
――中川監督とは今作が初タッグとなりました。メンバーである川村壱馬さん、RIKUさん、吉野北人さんが主演を務めた中川監督作「MY (K)NIGHT マイ・ナイト」はご覧になりましたか?
もちろん、見ました。RIKUさんは初めての映像芝居だし、主演が3人もいるし、最初は「どうなるんだろう?」って思いました。でも、実際に見てみたら、芝居をしているんだけど芝居じゃないというか。3人の素や個性が出ていて、役としての関係性も含めてすごく良かったですね。映像も綺麗だし、見ていて「すごくいいな」と思ったことを覚えています。
実際に、僕も中川監督と一緒にやってみて、きっと3人と監督がしっかりディスカッションしたからあの作品ができたんだろうなと感じました。
――ちなみに、「MY (K)NIGHT マイ・ナイト」出演メンバーから、事前に中川監督について何か話は聞いていましたか?
北人さんからは、一緒に食事に行ったときに「中川監督と一緒にやるんだ、いいね。監督、面白い人だよ」と聞いていました(笑)。もっと聞きたい気持ちもありましたけど、あえてそれ以上は聞かずに撮影に行きましたね。撮影後の食事では、「本当にユニークな人でしたね」「でも自由に演じさせてくれるからやりやすいよね」みたいな話をしました。
――中川監督とのタッグによって、藤原さんは何か新たな一面を引き出されたと感じましたか。
もう全て引き出してもらいました。急に叫ぶことってないし…普通ないか(笑)。でも、序盤であの叫ぶシーンが入ったことがいいきっかけになったんじゃないかな。監督は、「話の通じない相手に対して、動物の威嚇のように叫んで追いだしてほしい」と演出をしてくださって。それが後々のアクションにも生きているので、あそこで叫ぶという演出を入れた監督の判断ってすごいなと思いました。
魅力をまるごと堪能、特集「藤原樹にとらわれて」への期待
――本ドラマの放送にあわせて、「藤原樹にとらわれて」という特集が実施されます。2ヶ月連続で藤原さんの出演作が放送されますが、ラインナップをご覧になった感想を教えてください。
ドキュメンタリー「Rising Sun ~後戻りはしないOne Way Road~」に関しては、グループとして初めて「これまでのことを話そう」と全て打ち明けているもの。これが放送されることは、THE RAMPAGEにとってもいいことだなと。
さらに、ライブ「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 "16" NEXT ROUND at OSAKA-JO HALL」の映像もTV初放送されます。この2つを一緒に見ていただけると、よりTHE RAMPAGEというグループのことを知ってもらえると思います。THE RAMPAGEを知っている人にも、知らない人にも、ぜひ見ていただきたいです。
「あらばしり」は連続ドラマ初主演ですし、「カストルとポルックス」は舞台初主演を務めた作品で、どちらもすごく思い入れが強い。なので、こうして見てもらえる機会をいただけて本当にうれしいです。
――これまで、主演という立場を何度か経験してみていかがでしたか。
やっぱり主演ってすごく大変だなと思いました。でも振り返ってみると、達成感がありましたし、自分自身の成長も実感できましたね。キャストやスタッフと一緒に一つのものに向かって頑張る機会って、普段の生活ではあまり経験しないじゃないですか。すごく貴重な時間でした。
――連続ドラマや舞台での主演経験が、「欲望(蜘蛛の糸のように)」で生きたと感じた部分はありますか。
自信という部分が大きいですね。僕はもともと個人活動するまでは、自信があまりなかったので。主演という経験値のおかげで自信を持てるようになりましたし、今作もどんな新しい自分に出会えるだろう、全力で挑戦しよう、という気持ちで臨めました。
――アーティスト・藤原樹、役者・藤原樹、どちらも楽しめる企画となりますが、藤原さんご自身は、アーティスト業と役者業での意識の違いというものは感じていますか。
アーティスト業は本業でもありますし、僕らは16人という大人数なので、いい意味で気を張らずにやれるというか。この16人で長年やってきたからこそ、自分の居場所としてストレスもなく心強さもあって、すごく楽です。
だからこそ、個人活動で外に出たときには責任感を感じますし、役者モードに変わりますね。役者をやると自分以外の人間になれることが楽しくて。今回もそうですが「自分ってこういう一面があったんだ」と、新しい自分を発見できる機会にもなっているので、そこが一番楽しいところですね。
パフォーマンスのおかげで、カメラの前での見せ方というものが分かっているので、そこは役者としても生かせていると思います。逆に、役者をやったことで、パフォーマンスでの表現への意識も変わりました。
――今回、偶然にも、「欲望(蜘蛛の糸のように)」の放送時期と同じタイミングで開催されるツアータイトルが「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025 "PRIMAL SPIDER"」です。どちらも“蜘蛛”ということで、運命的なものは感じましたか。
いや、そうなんですよ! めちゃくちゃ運命感じますよね。ちょうどライブの制作期間中に、今回のドラマのお話をいただいて。本当に偶然で、これはすごく運命的だなと思いましたね。
――では最後に、藤原さんが今抱く欲望とは?
THE RAMPAGEとして、日本を代表するアーティストになりたい。そして、個人としても人気になりたいし、知名度も上げたい。そういう貪欲な気持ちがあるので、まずはこの特集で皆さんに知っていただきたいですね。
取材・文=双海しお
スタイリスト=吉田佳輔
ヘア&メーク=oya
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