スピードワゴン・井戸田潤が絶品ジュースに「あま〜い！」、朝ドラになりそうな3姉妹が登場＜超町人！チョコレートサムネット＞

2024.07.01 18:00

チョコレートプラネットがMCを務めるバラエティ「超町人！チョコレートサムネット」(毎週日曜夕方16:25-17:25 メ〜テレ、TVerで2週間見逃し配信中)。2組のサムネハンター(調査隊)が東海地方のさまざまな町を訪れ、出会った人々の“サムネイルになりそうな要素”を発掘する番組だ。6月30日(日)放送回に、井戸田潤(スピードワゴン)と岡田結実がサムネハンターとして登場し、名古屋市瑞穂区エリアでの‟超町人”探しのロケに挑んだ。

元中日ドラゴンズの投手の息子に井戸田が直撃取材

今回の舞台は愛知県名古屋市瑞穂区エリア。瑞穂区内を縦に流れる山崎川は「さくら名所100選」にも認定されている観光スポット。そしてアツアツひえひえの温度差がクセになる「シロノワール」を提供するコメダ珈琲店の本店があるのもここ瑞穂区。そんな瑞穂区エリアに井戸田潤(スピードワゴン)と岡田結実の2名がサムネハンターとして降臨。今回は、パロマ瑞穂スポーツパークや新瑞穂駅などで‟超町人”探しを行った井戸田潤のレビューをお届けする。

パロマ瑞穂スポーツパークで‟超町人”探しをしていた井戸田は、走り込み中の名古屋商科大学・準硬式野球部の部員を発見。彼らは「ハンバーグ！！」と言いながらノリノリで井戸田のもとに集まり、早速取材がスタート。すると、部員の一人が「父親が元中日ドラゴンズの山田喜久夫投手です」と告白し、井戸田は「マジで！？」と大興奮。そして「お父さんの喫茶店行ったよ。わらび餅がおいしい」と、山田喜久夫元投手が経営するわらび餅専門店の喫茶店で提供しているわらび餅の感想をコメントした。そのあと井戸田は野球部の部員たちに「モノマネやって」とリクエストし、部員の一人が「孫悟空が初めてスーパーサイヤ人になった時」のモノマネを披露。「強豪野球部に秘められた2つの顔」というサムネが完成した。

続いて女子4人組を発見した井戸田は、「スゴイ人知らない？」と突撃取材を開始。すると、「スタートがすごい先生がいる」という情報を得た井戸田。彼女たちの案内で、「大学時代に陸上400mリレーで2年連続出場＆優勝し、大会新記録を2回も更新した」という教師のもとへ行き、目の前でスタートダッシュを見せてもらうことに。その速さに驚いた井戸田は「はやぁ〜い！！」と叫び、チョコプラの二人は「『あま〜〜〜い！』みたい」とポツリ。そしてこの教師には「マッハ教師はやぁ〜い！」というサムネが与えられた。

朝ドラになりそうなフルーツ店経営の三姉妹が登場！

新瑞穂駅に移動した井戸田は、「三姉妹の手作りスムージー」という案内を出しているフルーツ店を発見。すると二人組の女性が、店の2階からカゴで下りてきたスムージーを受け取り、その不思議な光景に驚く井戸田。「話を聞かずにはいられない」と店に入った井戸田は、店内にいた三姉妹に突撃取材を開始。1951年創業の老舗フルーツ店を引き継いだ三姉妹は、長女が経営、次女が製造、三女が接客を担当しているという。そして新商品のフルーツジュースを飲んだ井戸田からは、「あま〜い！！」とお約束の言葉が飛び出し、大喜びする三姉妹。「敏腕フルーツ3姉妹」というサムネが完成し、松尾駿が「いつか朝ドラで見たい」とコメントすると、長田は「『ゴンドラ』っていうタイトル」と、カゴで下りてきたスムージーを連想させるような発言をしてスタジオの笑いを誘った。

元世界4階級王者の強烈キックにチョコプラ悶絶

再びパロマ瑞穂スポーツパークに戻ってきた井戸田は、公園で気になる男性を発見。なんとその男性、キックボクシングのジムを経営しており、自身も元キックボクシングのプロボクサーだったという。さらに、20歳の時にはムエタイの世界チャンピオン、その後はK-1WORLD MAX に連続出場した経歴を持つ超町人であることも発覚。2008年には魔裟斗とも対戦したことがあり、タイ出身のムエタイ世界王者であるブアカーオ選手との対戦では4回のうち1回だけKO勝ちしたという衝撃の過去を明かす男性に、「マジで？」と驚きの声をあげるチョコプラ。そのあと男性のジムへ移動し、キックの威力を見た井戸田は圧倒されてしまう。

強すぎるこの男性には驚きの趣味があるといい、2013年から「毎日国語辞典などあらゆる辞書を読んでいる」ことを明かした。新明解国語辞典に書かれている「愛」と「恋」の語釈を暗記している男性に対して井戸田は「変態です」と言い放ち、「元世界4階級王者が愛を語る」というサムネが完成。

元4階級世界王者の男性はスタジオを訪れ、チョコプラの二人に辞書の魅力を語るが、長田は興味なさそうに「なるほどね。ありがとうございました」とバッサリ。松尾は「今の格闘技について聞きたい」とコメントした。そして長田はケツキック、松尾は地獄の膝小僧(ミットでヒザ蹴りを受けること)を体験することに。二人は「イターい！」「う〜わ！」と、それぞれ悶絶する姿を見せた。長田から「衝撃」の語釈を振られた松尾は、「体に当たったものによって身体中の脳が揺れる様。」と表現。MVC(街のNo.1超町人に与える称号)には元4階級世界王者のサムネが選ばれ、松尾は「フルーツ店の人を言おうと思ったのに衝撃で佐藤さん(元4階級世界王者の名前)って…」とコメントして番組を締めた。

持ちネタで番組を盛り上げた井戸田

冒頭では、野球部の部員たちが「ハンバーグ！！」と言いながら集まったことで井戸田のハンバーグ師匠人気が伝わり、フルーツ店では「あま〜い！！」に三姉妹が大喜び。持ちネタで盛り上げる以外にもチョコプラの「ベテランだから安心できる」という言葉のとおり、超町人一人ひとりをしっかりと深掘りして番組に奥行きを与えていた。ロケ慣れしていないサムネハンターの予測不能な回も楽しいが、安心して視聴できる井戸田のようなベテラン芸人もサムネハンターには欠かせないと改めて実感した回であった。