コムドットやまとがコメント 東京ドームイベントでのチケット販売めぐり一部から不満

CDF 2024の情報解禁

CDFはコムドットがプロデュースする大型イベントで、昨年7月に東京ドームで開催され、「スカイピース」（同470万人）や「サワヤンゲームズ」（同160万人）など、多数の人気クリエイターたちが参加しました。

今月1日、コムドットは今年の夏も東京ドームでCDFを開催すると発表。7日には情報解禁として、イベント当日にコムドットのメンバー5人全員での楽曲を披露することを明かしたほか、チケットの販売方法などを発表。同日、先行抽選チケットの販売もスタートしました。

昨年のCDFはアリーナ席とスタンド席でチケットが分けられており、PPVつきの場合、アリーナ席は1万2400円、スタンド席は1万1400円でした。しかし今年はアリーナとスタンドの区別はなくなり、価格は1万4700円に値上げされています。

また、アリーナ席がなくなった代わりか、今年は「アップグレードチケット」が販売されることに。これは、アリーナの前方エリア席を確約するというチケットで、先行抽選チケットの購入者を対象に別途抽選がおこなわれるとされています。（金額は現時点で未発表）

先行抽選チケットは、公式サイトまたはYouTubeメンバーシップ（有料会員）の2通りの購入方法が用意されています。公式サイトだと結果発表が4月18日なのに対し、メンバーシップだと3月21日に結果がわかるため、メンバーシップから購入して落選した場合は、公式サイトでもう一度購入できるという仕組みになっています。

ファンの不満の声、やまとが説明

このチケット販売をめぐって、一部のファンから不満の声が上がったようです。不満は価格の高さのほか、以前からメンバーシップの会員からは不公平だと訴える声も。そもそもCDFではコムドットはプロデューサーであることから、メンバーシップの会員を優遇するなら他の出演クリエイターの会員も優遇するべきだという指摘もありました。

こうした中、コムドットのやまとは8日のインスタグラムでライブ配信を実施。チケットの販売開始後、アクセスが殺到してサーバーが落ちたと報告。業者に依頼して強力なサーバーを用意してもらっていたそうですが、「想定の2倍とか」のアクセスがあったようだと話します。

やまとは「荒れてるって言い方はあんま良くないと思うけど、いろいろみんな投稿してて…」と、ファンからの不満の声にも目を通した様子。ある程度の意見が出るのは想定していたそうですが、予想以上だったようです。やまとは、「特定の意見に対して何かコメントすることは控えたい」と前置きした上で、

今回の抽選の方法とか販売の方法とか値段とか、そういうの全て一通りいろんなことを考えたり、ファンの人のことを考えて出した結論てことだけは伝えたいなと

と説明。

今まで俺らがお金儲けでやってきてないっていうのはみんなにも言ってきてて

ファンの人から余計にお金ぶんどってやろうとか、そういうことは結構本当にどうでも良くて

とYouTubeで稼げているため、このイベントで儲けようという意図はないと伝えました。

メンバーシップについては、もともと限定動画やブログを見る権利だけを特典として用意していたとのことで、以前からのメンバーに対しては

追加のお金を払わずに得れた特典みたいなふうに捉えてもらえたら嬉しい

と理解を求めました。

イベントはメンバー5人だけで運営しているのではなく、ABEMAなどとともに会議をして決めていると説明。やまとは、「ベストなとこは取れてるかな」としつつ、「全員が納得する形を取れない」のは「しょうがないジレンマですから」とコメント。「みんなが喧嘩してるのとかあんま好きじゃない」「仲良く情報共有してもらえればと思います」と、ファンに呼びかけました。

昨年のCDFの際には、スタンド席を埋めるために開催直前にチケット手売りイベントを実施し、事前に購入したファンから批判を浴びていたコムドット。今回はその教訓を踏まえて販売方法を変えたのかもしれませんが、やまとの言うように全員が納得する形を実現するのは難しいようです。