窪塚愛流、父・窪塚洋介とイベント初共演 憧れも語る「なれないし、なりたくない」

窪塚洋介＆窪塚愛流、初共演

今回、同社の新ビジュアルの撮影が親子初共演だったそうで、洋介は「家族でっていうのはあったんですけど、父と子でっていうのは初めてでした」と明かし、恥ずかしさはなかったかと聞かれると、愛流は「ありますけど、小っ恥ずかしいからって縮こまってしまうのはもったいないことなので、恥ずかしいけどそれもバレてもいいほど、僕はナチュラルにかつフレッシュに明るく届けていきたいなって思いました」と回答。

洋介は「嬉し恥ずかしじゃないけど、そういうところはあって、初めて親子で酒を飲むみたいなシチュエーションが今年の10月に（愛流が）20歳になるのであったとしたら、サシだったらそういう気持ちにちょっとなりそうかなみたいな、嬉しくもあり照れもあり、でもやっぱりここまで大きくなったなというのと、あっという間だったなって。先人たちも言っていたけど、本当にあっという間に子どもは大きくなるということを、まざまざと見せられているというか、見てきたんだけど、それでも見せられてるような気持ちになるのは、世の中の子育てが大変なお父さん、お母さんがいらっしゃると思うんですけど、本当に今だけなのでって思ったら、日々の大変さがちょっと和らいだりするんじゃないかなと思いますね」と父の顔を覗かせた。

窪塚愛流、窪塚洋介への憧れ

さらに、今後お互いにどんな進化を期待しているか質問されると、愛流は“これからも父の生き方を魅せてください”と答え「心配というのはなくて、期待はもちろんしているんですけど、何を期待しているかというと、わからないですけど来年も再来年もお仕事をしていくだろうなって思っていて、そこは自分の中ではそれをし続けてきている、みんながかっこいいと思うそれを誰よりも1番先頭で走っているのが僕の父親に対する思いなので、そこは昔からというのもあって期待はしているんですけど、僕の中では当たり前になってきているというか、だからこそ、期待も心配もしてなくはないんですけど、ほぼしていないという…」と語ると、洋介は「しどろもどろですみません」と謝罪して笑いを誘った。

愛流は「自分は父親の仕事に対する姿勢だったり、健康的なところだったり、生き方そのものが素敵だなって息子ながらに思うんです。父親の本を読んだり、映画を見たり、私生活を見たり、息子だからなのかわからないですけど、どうしても憧れてしまう部分はあって、ただ自分は父親と同じ道を辿ろうとは思っていなくて、それは自分にしかない山だったり壁を乗り越えるのが、自分が生まれてきた証だったりミッションだと思うので、父親のようになりたいとは思わないですけど、なれないし、なりたくないからこそ、見続けていたいと思うんです。何かを奪って自分のものにして成長したいと思っているので、これからも見続けたいというのが本音です」と羨望の眼差しで洋介を見つめた。

これに「ありがたいですね」と感慨深げに語った洋介は“どんな良いコトも悪いコトもより素敵になるためのコヤシとして『進化』していく姿を楽しんで見せてもらうぜ”と答え「まだ20歳になっていなくて、まだ始まってないくらいの年齢なので、とってもいいスタートを切れていると思うんですけど、それが当たり前というのはそのままありがとうに変わることだと思うので、当たり前をありがとうに変えて、どんな良いコトも悪いコトもより素敵になるためのコヤシとして『進化』していく彼の姿を楽しんで見させてもらおうかなと思っております」と明かした。

窪塚愛流、20歳の抱負語る

イベント後の代表質問で、イベント初共演を果たした感想を求められると、洋介は「緊張感もあるけど、いい具合に解れるというか、家にいる感じが入り混じったような感じで、年々真面目になっていくというか、昔のほうがおバカキャラではあったんですけど、役者やモデルを志してからは真面目なことを聞いてきたりすることが増えている気がします」と目を細め、愛流は「（普段と）全然変わらないですね。自分もそうですけど、父親も何も作らず、家のリビングにいるような雰囲気で立ってますけど、ここまで（報道陣に）囲まれたのは人生で初めてなので、緊張しないかと考えていたんですけど、父親という家族が1人、自分の隣にいると、肩の力が抜けて自分が思ったことが固まらずに話せてありがたいです」と感謝していた。

また、10月に20歳になる愛流に、どんな大人になりたいかとの質問が飛ぶと、洋介は「そうですね」と茶目っ気を見せ、改めて愛流は「そうですね。遊び心を忘れない大人になりたいです。もちろん大人として成長したいというのもあるんですけど、僕は堅苦しい人間になりたくなくて、やることはやっているけど“あの人は人生を楽しんでいるよね”と誰が見ても思うように毎日、小さな幸せでも見つけていけるようなそんな大人になりたいです」と目を輝かせた。

フォトセッション中にかけているサングラスを上下に揺らすなど茶目っ気を見せていた洋介のようになりたいかと聞かれると「あれも遊び心ですね。でも僕はそのレベルにはいけないですし…」と言うと、洋介は「行かないで！ならないで！」と止めて笑わせ、愛流が「僕も仕事現場で、トークでみなさんに笑っていただけるようなトーク力がほしいですし」と続けると、洋介は「役者さんなんだから、それは目指さなくてもいいんだけどね（笑）」とツッコんだ。（modelpress編集部）