AAA宇野実彩子、人生の転機は2002年「扉が開いた瞬間」

宇野実彩子、人生の転機はオーディション

今年が第2回目の開催となる「CHANGE YOUR LIFE！ ―美容師はエンターテイナーだ。―」は、今だからこそできる美容師のためのコンテストをスローガンとしたSNS型美容師コンテスト。インスタグラムを活用して、モデルのビフォーアフターを比較し、見た目の変化やその変化の幅、さらに、そのモデルの人生まで変えてしまうようなカットやカラーがほどこされているかなどを審査し、この時代だからこそのNo.1美容師を決定する企画となっている。

コンテスト名にちなみ、自身の人生が変わった出来事を聞かれると、宇野は「2002年のエイベックス・オーディションですね。それを受けていなかったら今この場にはいないので、まさに人生の扉が開いた瞬間ですね」と回答。

「この六本木に昔あったベルファーレという場所がオーディション会場で、なんとなくこんな感じの雰囲気に似ていて、特に今回は審査員でしたけど、あのときは審査される立場だったので、すごく懐かしく、みなさんの気持ちもわかるというか、思い出しましたね」としみじみと明かした。

お見送り芸人しんいち、髪型で人生変わった瞬間

しんいちは「バチッとハマる話なんですけど」と前置きをし、「僕、元々ずっと黒髪だったんですよ」と明かして昔の写真のパネルが登場すると、宇野は「顔変えてないですか？全然違う（笑）」と目を丸くし、しんいちは「ある方に出会って、ネタは面白いけどなんか違うなみたいなことを言われたんですよ。それで『しんいち君のこと変えさせて』って言うので、全然仕事もなかったのでお願いして、服装も髪型も髪の色も全部変えて、今こんな感じになったんですよ。ネタ自体は変わってないんですよ」とエピソードを告白。

続けて、しんいちは「髪型を変えることで、髪の色を変えることで、なんか徐々に仕事が増えていくんですよ。それでネタもちょっと受け出すんですよ。ネタは変わってないのに。それでR-1グランプリ2022で優勝して、マジで髪型で人生が変わったんです」と同コンテストにピッタリな話をし、気持ちの変化はあったのかと追求されると「変わりました。服装も小綺麗にして、シャツ着て、髪型を金髪にして、自分はアーティストなんじゃないかって思いだしたら、それで芸人さんには嫌われたんですけど、その勘違いが舞台で受けたんですよ！見た目を変えて気持ちが変わるのは大事だなと気づきました」と熱く語った。

宇野実彩子、誰かの人生を変えたいと思った瞬間

さらに、自分以外の誰かの人生を変えたいと思った瞬間はあったのかと質問されると、宇野は「ライブとかイベントで、ファンの方々と密にコミュニケーションを取っていて、恋愛相談を受けたりするんですよ。実際に距離を詰めてみなさんの相談に乗っていく中で、私のファンの中でコミュニティーを作って、そこで親友ができましたとか、結婚しましたとか、そういうのを見ていると、私も彼女たちの人生のきっかけになっているのかなというのは思いましたね」と感慨深げに話した。

同じ質問に“ZAZY以外で”と注文が入ったしんいちは「ずっとバイトばかりしていたまだ全然売れていない芸人なんですけど、僕の優勝を見て、テレビとかいろんなところでいじられて、叩かれてというのを見て、ガン（患者）の方から連絡がきて『手術を受けようと思います。しんいちさんのネタを見ていたら勇気が出たんです』って聞いたときに、こんな自分でもちょっと人に勇気を与えられるんだって思いました」とコメント。

しかし「こういういい話があるんですけど、こういう話は全然ネットニュースにならないんですよ！先輩の悪口言ったとか、そんなことしか書かれないんですよ」と口をとがらせた。（modelpress編集部）