“毎日射精”は体に良いのか？高須医師が解説

2022.11.17 22:00

提供：ユーチュラ

11月13日、高須クリニックの「高須幹弥」（登録者数47万人）が「毎日射精は本当に身体にいいのか？」と題した動画を公開しました。

「射精は毎日したほうがいいって聞きますが、本当ですか？」

インスタグラムで視聴者からの質問に回答する動画を頻繁に投稿している高須医師。今回の質問は、

射精は毎日したほうがいいって聞きますが、本当ですか？僕は毎日射精する元気はありません

というもの。高須医師は「僕個人の意見としては、無理して毎日射精する必要はないと思います」「自分に合った射精回数でいいと思います」などと回答しました。

高須医師によると、「毎日射精したほうがいいっていう理論」の論拠となるのは「廃用性萎縮」と呼ばれる現象。廃用性萎縮とは、体の機能が「使っていないとどんどん萎縮してダメになっていく」というものです。具体例としては、長期間運動をしていないと筋肉が痩せ細っていく現象などが挙げられます。

この理論を適用すると、射精もできる限り多くした方が良いということになりますが、高須医師いわく「何事もほどほどにやるってことが大事」。個人差や年齢差も考慮した上で「適度に射精することで健康を保つことができる」とのことで、一概に毎日射精したほうが良いとは言い切れないそうです。

また、高須医師はボディービル系YouTuberを例に挙げ、「（射精）回数をマウントする人」の中には「ステロイドユーザー」が多いと指摘。ステロイドを投与すると男性ホルモンの作用が高まるため、性欲も上がると解説します。一方、これに当てはまらない「ナチュラルの人」は、「自分にあった射精回数でやるほうがいい」とコメントします。

「しなさすぎ」も良くない

逆に、「射精しなさすぎ」もよくないと話す高須医師は、「ある程度射精していないと精子の質が落ちる」ことを示すデータを紹介。ある実験によると、14日間禁欲した男性の精子は運動性が33.1％低下し、7％の精子に変異が見られたのだとか。このことから、「これから子供作ろうって思ってる人は特に、適度に射精した方がいい」と高須医師は解説します。

最後に高須医師は、適切な射精回数の計算法をいくつか紹介。

結局はある程度精液が溜まっていって、「そろそろ出したいな」「ムラムラするな」っていうときに出すのがちょうどいいんじゃないかなって僕は思います

と結論付け、動画を締めくくりました。

ちなみに、高須医師はこれまでにも「最適な射精回数とは？テストステロン値や筋肥大に影響はあるのか？」「オナ禁は効果ありますか？射精は体に悪いですか？ハゲ、ニキビ、美肌に作用しますか？高須クリニック高須幹弥が動画で解説」などといった、射精に関する動画を公開しています。