松下洸平、撮影中に起こった“奇跡”とは?お気に入りカット裏話語る「ヘアメイクさんが僕の腰を持っている」
2022.10.30 14:26
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俳優の松下洸平が30日、都内で開催されたファースト写真集『体温』発売記念マスコミ発表会&サイン本お渡し会に出席。撮影中に起こった奇跡的な出来事を明かした。
松下洸平、初写真集に感慨
本作は、沖縄県の竹富島、石垣島、東京を舞台に、「旅先での出会い、そして再会」をテーマに、物語が生まれる瞬間を撮り下ろしたもの。松下は「本当に嬉しく思っております。自分自身も初めての写真集ということで、すごく気合が入っています。自分のやりたかったこと、そして皆さんのアイディアをたくさん頂戴いたしまして。本当に、今の自分の全てがこの1冊にギュッと詰まっている、僕にとっても宝物のような1冊になったんじゃないかと思っています」と仕上がりに胸を張った。初めてページをめくった時の感想を聞かれると「選ぶ段階でも、データで見させていただいたり、プリントアウトしたものとかで紙でいただいたことはあるんですけど、いざ本になったものを手にして開いた瞬間は、すごく感慨深いというか。『ああ、できたんだな』と思って。やっぱり形になる瞬間というのが、物を作っているときの1番幸せな時間なので、それが写真集という形で受け取れたのがすごく嬉しかったです」と回想。
写真集のテーマに関しては「『お~!』って思いました(笑)。僕がイメージする写真集っていうのは、いわゆる普段は見せない表情だったり、特別なロケーションの中で、アーティストや俳優たちが見せる表情を収めるものが写真集だと思っていたので、そこに+αでストーリーを組み込みたいっておっしゃっていただいたときに、『あ、そういうことができるんだ』と思って逆にわくわくしましたし、ただの写真集ではなくて作品として何か形に残せるのができるんじゃないかなと思って、すごくわくわくしました」と語った。
松下洸平、写真集は楽曲と連動
写真集は松下の楽曲「体温」と連動しているが、それが生まれた経緯に話が及ぶと「『この本はストーリーがある1冊にしたい』とおっしゃっていただいたときに、その場で『それって曲にもできるんじゃないかな』と思ってひらめいて作りました。東京にいる段階から何となくの構想はできていたんですけども、改めて島での生活を経て東京に帰ってきて、またさらに書き加えて」と回想。「僕自身も初めてやる作業というか、物語のような1曲を作るのは初めてだったので。色々試行錯誤しながらもできた楽曲なので、写真集を見ながら同じタイトルの同じシチュエーションの曲があるっていうのはすごく面白いなと思いますし、写真集を見ながら曲を聞いていただくとどんな気持ちになるのか僕もすごい楽しみです」と続けていた。
松下洸平、撮影での“奇跡”明かす
印象的なページには、夕陽の中で海に浮かぶ姿を収めたものを挙げ「夕陽が出る10分前くらいまで雷が鳴ってて。『とてもじゃないけど、夕陽はこの日は無理だね』って話していたんですけど、本当に日が沈む10分前くらいに、雲がサーッとその瞬間だけどいてくれて。『今いけるんじゃないか』ということで、『サバニ』っていう竹富島の小さな手漕ぎ船があるんですけど、そこに僕とカメラマンさんとヘアメイクさんと3人で乗り込んで、急いで沖の方まで漕いで船で行って、奇跡的にこの美しい夕焼けが見れたんです」と撮影の舞台裏を紹介。「実は深さで言うとこれくらい(脛あたりを差しながら)なんですよね(笑)。なので浮いているんじゃなくて、ヘアメイクさんが僕の腰を持っている(笑)。写真集って本当に共同作業なんだなって思いましたし、チームワークがとても大切だったなと。思い入れ深い1枚ですね」と明かしていた。(modelpress編集部)
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