NEWS加藤シゲアキ、作家デビューから10年は「順風満帆ではなかった」今後の目標も明かす<1と0と加藤シゲアキ>
2022.09.23 15:52
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NEWSの加藤シゲアキが23日、都内で作家生活10周年記念書籍「1と0と加藤シゲアキ」(KADOKAWA)の刊行記念イベントを行った。作家生活を回想した。
作家生活10年を記念して刊行された同作では、これまでの作家生活を振り返る2.5万字ロングインタビューのほか、加藤のリクエストにより集結した8人の作家陣による共通テーマの作品書き下ろし、映画監督の白石和彌氏、劇作家の前川知大氏、お笑いタレントで作家の又吉直樹との対談などが収録されている。
完成した本は編集者、デザイナーなど大勢の人々が関わっていが、加藤は“編集長”として「売れないといけない。みんなの人事異動がかかっている。売れないと…売れないと…みんなが営業に飛ばされることになる!『あれ加藤さんの編集、全員変わりました?』ってことが起きかねない。編集の方のためにも、宣伝してください(笑)」と報道陣に必死に訴えていた。
「今になって答え合わせなんです」と加藤。書店員との対談や書評を見る機会があり、「『ピンクとグレー』を出した頃、『加藤くんのまぁまぁ本は面白いけど、きっとこれで終わると思っていた』とか『この先わからないから様子を見よう』とか言われた。ただ、そのおかげでちゃんと下積みを経験したなって思える。下積みでも腐らずにいられたのは、読者のおかげ」と感謝した。
この10年での変化を聞かれると「小説を書くのがやっと楽しくなった。『ピンクとグレー』は納得できるものを書かなければならないと思っていたけど、今は楽しく書ける」という。また「10年前は書きたいことが浮かんでも、言葉にするのに時間がかかった。今は思い描いたことをすぐに文章にできる。作家としての筋肉がついているんだなって思えた。簡単に言うと…“上手くなった”ってことかな!」と満足そうに微笑んだ。
作家として節目を迎えた加藤。今後のことを聞くと、「この1年、作家をやってきてよかったと思うことが多かった。小説は書き続けてはいけない。小説を楽しいと思えたので、とにかくいい作品を作っていくことが、自分のやるべきこと。スタートの気持ちで、小説を書いていきたい」と気持ちを新たにした。(modelpress編集部)
加藤シゲアキ、度重なる延期経て発売「夢のよう」
書籍の企画が始動したのが約1年前。本来は3月に発売される予定だったが、盛りだくさんの内容のため度々延期に。「3月は無理、4月は無理…となってやっと発売された。半分くらい延びて、やっとできた」と安堵の表情だった。延期されたことで「結果的にやりたいことをすべてやることができた。自分でも夢のよう」と満足している様子。「今までの作品とは違う、愛情のある単行本ができた。名刺代わりの1冊。これを読めば加藤シゲアキの歴史がわかる」と胸を張った。完成した本は編集者、デザイナーなど大勢の人々が関わっていが、加藤は“編集長”として「売れないといけない。みんなの人事異動がかかっている。売れないと…売れないと…みんなが営業に飛ばされることになる!『あれ加藤さんの編集、全員変わりました?』ってことが起きかねない。編集の方のためにも、宣伝してください(笑)」と報道陣に必死に訴えていた。
加藤シゲアキ、作家生活は「順風満帆ではなかった」
2012年に小説「ピンクとグレー」で作家デビュー。当時は処女作とあって「すごく怖かった。厳しい意見が多いだろう、歓迎されないだろう、と思っていた」と文学界に飛び込むことに不安もあったという。しかし、実際は「たくさんの方が歓迎してくれた」といい、「だったら書き続けなきゃいけないと思った。(10年の作家生活は)順風満帆ではなかったけど、とりあえず続けることを念頭に頑張ってきた。その結果(オルタネートが)直木賞にノミネートされたことは自信になったし、読者から『いつも楽しみにしています』と言ってもらえることも増えた」と笑顔で話した。「今になって答え合わせなんです」と加藤。書店員との対談や書評を見る機会があり、「『ピンクとグレー』を出した頃、『加藤くんのまぁまぁ本は面白いけど、きっとこれで終わると思っていた』とか『この先わからないから様子を見よう』とか言われた。ただ、そのおかげでちゃんと下積みを経験したなって思える。下積みでも腐らずにいられたのは、読者のおかげ」と感謝した。
この10年での変化を聞かれると「小説を書くのがやっと楽しくなった。『ピンクとグレー』は納得できるものを書かなければならないと思っていたけど、今は楽しく書ける」という。また「10年前は書きたいことが浮かんでも、言葉にするのに時間がかかった。今は思い描いたことをすぐに文章にできる。作家としての筋肉がついているんだなって思えた。簡単に言うと…“上手くなった”ってことかな!」と満足そうに微笑んだ。
作家として節目を迎えた加藤。今後のことを聞くと、「この1年、作家をやってきてよかったと思うことが多かった。小説は書き続けてはいけない。小説を楽しいと思えたので、とにかくいい作品を作っていくことが、自分のやるべきこと。スタートの気持ちで、小説を書いていきたい」と気持ちを新たにした。(modelpress編集部)
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