なにわ男子が号泣 感動の裏に秘められた思いとは
2022.01.14 07:00
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14日放送のフジテレビ『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(25時5分~25時35分 ※関東ローカル)では、昨年11月12日に『初心LOVE(うぶらぶ)』でCDデビューを果たしたなにわ男子の特集第2話を放送する。
なにわ男子の絆を歌詞に込めた“特別な曲”
去年7月に開催された、なにわ男子単独となる初の全国アリーナツアー「なにわ男子 First Arena Tour 2021 #なにわ男子しか勝たん」初日公演を前に、会場ではリハーサルが行われていた。これまでより、はるかにスケールアップした舞台に、メンバーは「すごい」「広いね」と口々に歓声を上げる。今回のステージ演出を担当した西畑大吾は「大きいですね。会場に来ると全然違いますね。広さもあるし。気持ちも上がります。すごい」と声を弾ませ、リーダーの大橋和也は「練習は本番のように、本番は練習のように。楽しく全力でやろうかなと思います」と意気込んだ。そしてツアー初日。オープニングでは全員で初のフライングに挑戦。メインステージから中央ステージまでを優雅に飛行した。また今回の公演で披露する曲数はなんと30以上。その構成をほぼメンバーだけで練り上げた。その中に、観客の前で初めて披露する曲があった。道枝駿佑が作詞、なにわ男子の絆を歌詞に込めた『Time View〜果てなく続く道〜』だ。“どれだけ夢を見てきただろう”“不安が募って壊れそうになっても 横を見れば 君がいるから”。グループ結成から3年、ただひたすらにデビューを目指してきた自らの気持ちを表現した歌詞に、メンバーは格別な思いを抱いていた。
グループ最年長の藤原丈一郎は「たまに1人で聴くときにうるっとくる。特別な曲」、西畑も「僕たちの気持ちはあれなのよ」「ちょっと涙出るもんね」と語った。道枝はこの曲を手掛けた時の思いを「腑(ふ)に落ちない日とか7人が納得いかない日々がいっぱいあったと思うけど、芸能界でやっていくしかないって思いながら(歌詞を書いた)。口下手だけどこう思っているんですよって。書いてよかったなあと思いました」と明かした。
なにわ男子、長年抱いてきた夢をつかみ取る
そして迎えた7月28日。グループ名である「なにわ」にちなんだこの日は、ツアー2カ所目となる横浜アリーナで公演が行われようとしていた。会場入りした西畑は、「2年前に728(なにわ)の日にライブしたいよね、って話をしてたんですよね。いつのまにか728の日になっていました」と感慨深い表情を浮かべた。そんな彼らの夢がついにかなう時が来る。それはコンサート中盤、MCコーナーの最中だった。会場が突然暗転、「何?何?」と7人がざわつく中、ステージ上のスクリーンに「CDデビュー決定!」の文字が映し出された。その瞬間、7人は大きくガッツポーズを見せ、そして泣き崩れた。顔を真っ赤にしながら、互いに肩を抱き合い、輪になって喜びを分かち合った。リーダーの大橋は「ホンマに良かったです。本当にありがとうございました」と声を振り絞り、ファンから大きな拍手を浴びた。
さらに発表直後のステージ裏では、事務所入所から17年半という期間を経て悲願のCDデビューをつかみ取った藤原が「長かったね、17年半。(これから歌う)『Time View』やばいっすね。歌詞が“どれだけ夢を見てきただろう かなうはずがないと思っていたあの頃を 思い出しては考えないフリをした”それが現実となる。みっちー(道枝)に感謝やわ」と目を潤ませた。そして、メンバーそれぞれがあふれる感情を胸に『Time View〜果てなく続く道〜』を歌いあげる。
ついに長年抱いてきた夢をつかみ取った7人。その感動の裏に秘められた思いに迫る。(modelpress編集部)
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