水川あさみ・山本美月ら、宮沢りえ&寺島しのぶ主演「女系家族」出演決定 壮絶な遺産相続争いに
2021.11.10 06:00
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女優の宮沢りえと寺島しのぶがW主演を務めるテレビ朝日系2夜連続ドラマスペシャル『女系家族』がこの冬に放送。水川あさみ、山本美月ら追加共演者8人が発表された。
1963年に山崎豊子によって書かれた『女系家族』。作家・山崎豊子の不朽の名作と言われる今作がこの冬、2夜連続の大型ドラマスペシャルとしてよみがえる。本作のW主演を務めるのは、宮沢と寺島。初共演となる実力派女優2人が、令和版『女系家族』に、新たな息吹を吹き込むことになる。
矢島家三姉妹の次女・千寿を演じるのは、演技派女優として活躍する水川。コミカルからシリアスまで幅広い役柄をこなし、2020年に公開された映画『喜劇 愛妻物語』での好演も記憶に新しい水川が、婿をとっている矢島家の次女・千寿を演じる。
姉である藤代に劣等感を抱き、その思いから藤代を「出戻りの穀潰し」と揶揄。遺産相続争いでは、夫の良吉を操り「少しでも多くの取り分を」と暗躍する。三姉妹の真ん中ゆえの苦悩や引け目を抱える千寿を水川がどのように体現するのか注目だ。
そして矢島家の三女、雛子役には山本。近年はドラマ・映画でさまざまな役に挑んでいる山本は、今作でやや世間知らずで遺産相続争いにも疎い三姉妹の末っ子を演じる。「このままでは損をする」と叔母の芳子に焚き付けられ、相続争いの渦中へと身を投じていくが…?
また、雛子の後ろ盾となる叔母の芳子を演じるのは、押しも押されもせぬ実力派女優・渡辺えり。どんな作品においてもその圧倒的な存在感を示し続ける渡辺が、今作でも三女・雛子を巧みに操りながら相続分を手中に収めようとする“女系・矢島家”の陰の実力者を怪演する。
婿をとり、家業を継がんとしていた千寿、叔母・芳子の後ろ盾を得ながら争いの渦中に巻き込まれていく雛子。寺島演じる長女の藤代を加えた<矢島家の女たち>が、どのような静かな戦いを繰り広げていくのだろうか。
日本舞踊の師匠で、藤代とは恋愛関係にある梅村芳三郎。藤代から財産分与のことで相談をもちかけられ、旧知の不動産業者を紹介するなど、ともに裏工作を画策する人物を伊藤英明が演じる。確かな演技力で数々のドラマ、映画を作り上げてきた伊藤が今作でも物語における重要なポジションを担う。
そして、矢島家の大番頭・大野宇市の愛人、小林君枝を演じるのは余貴美子。何年にも渡って内縁関係にある宇市から、矢島家の遺産相続にまつわるあれこれを聞くうち、次第にその争いの渦に巻き込まれていくことに…?その独特な存在感で強い印象を残す余が、今作でどんな女性を演じるのかにも注目だ。
さらに、水川演じる千寿の婿である良吉役に長谷川朝晴、文乃の自宅の近所にある薬局の奥さん・出目金役には山村紅葉、と個性豊かな俳優陣が名を連ねる。
いぶし銀の風貌と実力に裏打ちされた芝居力で、数々の作品を彩ってきた奥田。今作でも、激しい争いを繰り広げる矢島家の面々の中で飄々とした宇市の佇まいが、そこはかとない不気味さを醸し出していく。
まさに魑魅魍魎ばかりがうごめく矢島家の相続争い。濃厚で強烈な個性を放つ俳優陣が、どのような芝居合戦を見せているのかというのも、見どころとなっている。(modelpress編集部)
『矢島商店』四代目当主・矢島嘉蔵の7年来の愛人。年齢差を超えて深く愛し合っており、嘉蔵の今際の際には枕元に駆けつけ、「あとのことは心配ない」と告げられる。遺言状に「なにとぞよしなにお取り計らいを」と記されていたことで、矢島家を騒然とさせる。“慎ましく情の深い女”という印象を抱かれていたが、初めて本宅(矢島家)を訪れたときに、嘉蔵の子を身ごもっていることを告白。その事実が、女たちを壮絶な相続争いへと導いていく。
【矢島藤代(やじま・ふじよ)…寺島しのぶ】
代々“女系の家筋”として栄えてきた、大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の総領娘=長女。一度は結婚し嫁ぐも、3年で離婚。現在は矢島家に“出戻って”おり、妹の千寿からは「出戻りの穀潰し」と陰口を叩かれている。父・嘉蔵の死後、当主の座と遺産を巡り、2人の妹と静かな戦いが繰り広げられるものと思っていたが、愛人の文乃という思いもよらぬ伏兵が現れ、怒りと焦りを抑えきれずにいる。
【矢島千寿(やじま・ちず)…水川あさみ】
大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の次女。婿をとり、家業を継いでいる。姉である藤代に劣等感を抱き、その思いから藤代を「出戻りの穀潰し」と揶揄。遺産相続争いでは、夫の良吉を操り、少しでも多くの取り分を、と暗躍する。
【矢島雛子(やじま・ひなこ)…山本美月】
大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の三女。やや世間知らずで遺産相続争いにも疎く、「このままでは損をする」と叔母の芳子に焚き付けられ、相続争いの渦中へと身を投じていく。
【矢島芳子(やじま・よしこ)…渡辺えり】
三姉妹の叔母。雛子を巧みに操りながら、相続分を手中に収めようとする。
【矢島良吉(やじま・りょうきち)…長谷川朝晴】
千寿の夫で矢島家の婿。
【出目金(でめきん)…山村紅葉】
文乃の家の近所にある薬局の奥さん。
【梅村芳三郎(うめむら・よしさぶろう)…伊藤英明】
日本舞踊の若師匠で、藤代とは恋愛関係にある。財産分与に関して藤代から相談を持ちかけられ、不動産業者を紹介するなど、裏工作に協力するが…?
【小林君枝(こばやし・きみえ)…余貴美子】
宇市とは長年にわたって内縁関係にある愛人。次第に矢島家の相続争いの渦に巻き込まれていく。
【大野宇市(おおの・ういち)…奥田瑛二】
嘉蔵が亡くなり、遺言執行人として親族を前に遺言状を読み上げるが、その裏でさまざまな裏工作をし、相続問題をますます混沌とさせていく。実直そうに見えるが、実は狡猾な裏の顔が…。
水川あさみ・山本美月ら、壮絶な遺産相続争いに奮闘
今回発表されたのは、宮沢と寺島ともに壮絶な遺産相続争いを繰り広げる、濃厚で個性派揃いな豪華共演陣。矢島家三姉妹の次女・千寿を演じるのは、演技派女優として活躍する水川。コミカルからシリアスまで幅広い役柄をこなし、2020年に公開された映画『喜劇 愛妻物語』での好演も記憶に新しい水川が、婿をとっている矢島家の次女・千寿を演じる。
姉である藤代に劣等感を抱き、その思いから藤代を「出戻りの穀潰し」と揶揄。遺産相続争いでは、夫の良吉を操り「少しでも多くの取り分を」と暗躍する。三姉妹の真ん中ゆえの苦悩や引け目を抱える千寿を水川がどのように体現するのか注目だ。
そして矢島家の三女、雛子役には山本。近年はドラマ・映画でさまざまな役に挑んでいる山本は、今作でやや世間知らずで遺産相続争いにも疎い三姉妹の末っ子を演じる。「このままでは損をする」と叔母の芳子に焚き付けられ、相続争いの渦中へと身を投じていくが…?
また、雛子の後ろ盾となる叔母の芳子を演じるのは、押しも押されもせぬ実力派女優・渡辺えり。どんな作品においてもその圧倒的な存在感を示し続ける渡辺が、今作でも三女・雛子を巧みに操りながら相続分を手中に収めようとする“女系・矢島家”の陰の実力者を怪演する。
婿をとり、家業を継がんとしていた千寿、叔母・芳子の後ろ盾を得ながら争いの渦中に巻き込まれていく雛子。寺島演じる長女の藤代を加えた<矢島家の女たち>が、どのような静かな戦いを繰り広げていくのだろうか。
伊藤英明、余貴美子ら、矢島家に関わる人物も産相続争いに参加
当主が遺した数十億の財産を巡り、繰り広げられる激しくも静かな戦い――。それは、家族以外の者をも巻き込み、展開。日本舞踊の師匠で、藤代とは恋愛関係にある梅村芳三郎。藤代から財産分与のことで相談をもちかけられ、旧知の不動産業者を紹介するなど、ともに裏工作を画策する人物を伊藤英明が演じる。確かな演技力で数々のドラマ、映画を作り上げてきた伊藤が今作でも物語における重要なポジションを担う。
そして、矢島家の大番頭・大野宇市の愛人、小林君枝を演じるのは余貴美子。何年にも渡って内縁関係にある宇市から、矢島家の遺産相続にまつわるあれこれを聞くうち、次第にその争いの渦に巻き込まれていくことに…?その独特な存在感で強い印象を残す余が、今作でどんな女性を演じるのかにも注目だ。
さらに、水川演じる千寿の婿である良吉役に長谷川朝晴、文乃の自宅の近所にある薬局の奥さん・出目金役には山村紅葉、と個性豊かな俳優陣が名を連ねる。
「女系家族」きってのクセ者も登場
矢島家に長年大番頭として仕える大野宇市を演じるのは、日本を代表する俳優・奥田瑛二。嘉蔵が亡くなり、遺言執行人として親族を前に遺言状を読み上げるが、その裏でさまざまな裏工作をし、相続問題をますます混沌とさせていく宇市は、実直そうに見えて狡猾な裏の顔を持つ、『女系家族』きってのクセ者と言える。いぶし銀の風貌と実力に裏打ちされた芝居力で、数々の作品を彩ってきた奥田。今作でも、激しい争いを繰り広げる矢島家の面々の中で飄々とした宇市の佇まいが、そこはかとない不気味さを醸し出していく。
まさに魑魅魍魎ばかりがうごめく矢島家の相続争い。濃厚で強烈な個性を放つ俳優陣が、どのような芝居合戦を見せているのかというのも、見どころとなっている。(modelpress編集部)
主な登場人物
【浜田文乃(はまだ・ふみの)…宮沢りえ】『矢島商店』四代目当主・矢島嘉蔵の7年来の愛人。年齢差を超えて深く愛し合っており、嘉蔵の今際の際には枕元に駆けつけ、「あとのことは心配ない」と告げられる。遺言状に「なにとぞよしなにお取り計らいを」と記されていたことで、矢島家を騒然とさせる。“慎ましく情の深い女”という印象を抱かれていたが、初めて本宅(矢島家)を訪れたときに、嘉蔵の子を身ごもっていることを告白。その事実が、女たちを壮絶な相続争いへと導いていく。
【矢島藤代(やじま・ふじよ)…寺島しのぶ】
代々“女系の家筋”として栄えてきた、大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の総領娘=長女。一度は結婚し嫁ぐも、3年で離婚。現在は矢島家に“出戻って”おり、妹の千寿からは「出戻りの穀潰し」と陰口を叩かれている。父・嘉蔵の死後、当主の座と遺産を巡り、2人の妹と静かな戦いが繰り広げられるものと思っていたが、愛人の文乃という思いもよらぬ伏兵が現れ、怒りと焦りを抑えきれずにいる。
【矢島千寿(やじま・ちず)…水川あさみ】
大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の次女。婿をとり、家業を継いでいる。姉である藤代に劣等感を抱き、その思いから藤代を「出戻りの穀潰し」と揶揄。遺産相続争いでは、夫の良吉を操り、少しでも多くの取り分を、と暗躍する。
【矢島雛子(やじま・ひなこ)…山本美月】
大阪・船場の老舗木綿問屋『矢島商店』の三女。やや世間知らずで遺産相続争いにも疎く、「このままでは損をする」と叔母の芳子に焚き付けられ、相続争いの渦中へと身を投じていく。
【矢島芳子(やじま・よしこ)…渡辺えり】
三姉妹の叔母。雛子を巧みに操りながら、相続分を手中に収めようとする。
【矢島良吉(やじま・りょうきち)…長谷川朝晴】
千寿の夫で矢島家の婿。
【出目金(でめきん)…山村紅葉】
文乃の家の近所にある薬局の奥さん。
【梅村芳三郎(うめむら・よしさぶろう)…伊藤英明】
日本舞踊の若師匠で、藤代とは恋愛関係にある。財産分与に関して藤代から相談を持ちかけられ、不動産業者を紹介するなど、裏工作に協力するが…?
【小林君枝(こばやし・きみえ)…余貴美子】
宇市とは長年にわたって内縁関係にある愛人。次第に矢島家の相続争いの渦に巻き込まれていく。
【大野宇市(おおの・ういち)…奥田瑛二】
嘉蔵が亡くなり、遺言執行人として親族を前に遺言状を読み上げるが、その裏でさまざまな裏工作をし、相続問題をますます混沌とさせていく。実直そうに見えるが、実は狡猾な裏の顔が…。
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