“YouTuber31人宴会”えびすじゃっぷ「飲み会は自己責任」発言謝罪「イキってしまった」

2021.07.04 16:23 views

3人組YouTuberのEvisJap（えびすじゃっぷ）が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。YouTuber同士の31人の宴会に参加した件で、6月25日に動画内で発言した内容を謝罪した。

えびすじゃっぷ、6月25日に動画投稿中止を発表

同グループは、緊急事態宣言下の都内飲食店にて行われたあやなんの誕生日会に参加していたことが24日「文春オンライン」にて報道された。これを受け25日に公開した動画内にて、フジは「飲み会に参加したこと、ぶっちゃけあまり反省してません。誕生日会に参加したことは悪いことだと思ってない」と発言。コメント欄では様々な声が寄せられていた。

このような状況ですので、月水金投稿を少しの間中止させていただきます。ファンの皆さん、ご心配をおかけしてすみません。

先日の動画について多方面より様々なご指摘をいただきましたので、次の動画で今思っていることを説明させていただきます。
— フジ (@FUJI_EVISJAP) 2021年6月28日

これらの声を受け、フジは28日に更新したTwitterにて「このような状況ですので、月水金投稿を少しの間中止させていただきます。ファンの皆さん、ご心配をおかけしてすみません」と動画の投稿を中止することを発表。「先日の動画について多方面より様々なご指摘をいただきましたので、次の動画で今思っていることを説明させていただきます」と次回の動画で改めて心境を明かすと予告していた。

えびすじゃっぷ・フジ、過去発言を謝罪

今回の動画ではフジのみが出演。冒頭で、「『飲み会は自己責任でいけばいい』という発言は、不適切だったので撤回させていただきます」と真っ直ぐに正面を見つめコメント。

続けて、「今回初めて炎上を経験し、どこかチャンスだと捉えてしまった部分がありました。他のYouTuberたちと違う所を見せなきゃとイキってしまった部分があるのも事実です。正直でいればいいという、大義名分を押し通した結果、多くの人を傷つけ、応援してくださる企業の方々にもご迷惑をおかけしましたし、応援してくれるファンの肩身を狭くしてしまいました」と謝罪した。

新型コロナウイルスが流行し始めた1年前の4月には、動画で視聴者に向けて自粛を訴えかけていた彼ら。なぜこのような事になったか自ら話し出す場面もあった。

動画内でフジは、自身の考えとして“飲み会や旅行”をコンテンツにしている彼らにかなりの打撃があったことも告白。続けて動画内でなぜこのような事になったのか説明してほしいとの多数の声を受けて、“コロナは根絶不可能である、国の施策が合理的ではない、自殺問題”という3つの理由を説明した。

3つ目の意味の“自殺問題”では、仲の良かった友人が自殺したことについても触れ「コロナのせいとは一概には言えないですけど、色々と考える日々が続きました。身近でそういう事があったというのもあって、家で思い詰めてしまうなら、飲みに行けばいいと発信してしまいました」と説明。「こういう状況なので飲みに行けとは言えないんですけど、もし自宅で思い詰めている人がいれば、たまには外に出てリフレッシュしてほしいと思います」と自身の考えを語った。

えびすじゃっぷ、動画投稿再開へ

医療従事者への思いも話し、最後に「今回の件で、自分の影響力の使い方について見つめ直すきっかけとなりました」と明かしたフジ。

視聴者には「自分で情報を仕入れて、自分の人生は自分で決めてください。そして、周りの人が悲しむので死なないでください。今日が人生で一番若い日です。国のよくわからないお願いを聞き続けて数年後、後悔しても自己責任ですよ」と語りかけた。

また、次からは通常の動画投稿を再開することを発表。少しでも幸福度が上がるような動画を発信していく予定としている。さらに、7月の動画収益については、過去動画も含め、医療面の補填になるような財団に寄付するということも発表した。（modelpress編集部）