神宮寺勇太、伊野尾慧(C)東海テレビ/WOWOW

Hey! Say! JUMP伊野尾慧、連ドラ単独初主演決定 King & Prince神宮寺勇太は3年ぶりドラマに<准教授・高槻彰良の推察>

2021.06.17 11:07

Hey! Say! JUMP伊野尾慧が主演を務め、King & Prince神宮寺勇太が出演する、オトナの土ドラ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット、毎週土曜、よる11時40分~、全8話)のSeason1が8月7日からスタートすることが決定した。


「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察」

同ドラマは”異能“を持った准教授と“孤独”を抱えた少年の目線を通じて、“人とつながること”の大切さを描いたヒューマンミステリー。

8年前。楽しみにしていた村祭りを、発熱により棒に振ってしまった少年。ふと夜中に目を覚ますと外からはまだ祭りの音が。少年は見つかって怒られぬようお面をつけると家を抜け出し祭りに紛れ込む。青い怪しげな提灯明かりの中、誰もがお面をつけている――それは人が立ち入ってはいけない人外の者たちの祭りだった。

その日以来、人の嘘が分かるようになってしまった大学生・深町尚哉(神宮寺)。人が嘘をつくと、その声がゆがみ奇妙な音になって聞こえてしまうのだ。そのたびに、人の業に押しつぶされそうになる尚哉。人間とはなんと身勝手な生き物なのか、と。他者との繋がりを避け、ひとり孤独を抱え生きていたが、そんな中、何となく受講した「民俗学II」のイケメン准教授・高槻彰良(伊野尾)に尚哉は興味を持つ。高槻の言葉にだけは「ウソ」が全くなく、その声は心地よく耳に届いたのだ。

見たものをすべて瞬時に記憶できる完全記憶能力を持ち、世の中の怪異現象にしか興味のない高槻。そんなある日、近所の小学校で「コックリさん」を巡る怪異事件が起きる。尚哉はなぜか助手として高槻と共にその謎を追うことになり――。

2020年、世界は一変した。物理的にも精神的にも人との距離が離れ、“人のつながり”自体が希薄に。原作は2018年、KADOKAWAから第一巻が出版され、シリーズ化している人気作。怪異ミステリーの形を取りながら描かれているのは現代人が抱えている「孤独」である。

「使命感」「疎外感」「執着」「逃避」…様々な理由により孤独になっていく人たち。しかし、物事の「解釈」の仕方を変えれば、世の中の見え方も少しずつ変わっていくはず。“異能”を持ち、やさしさで人と接する主人公・高槻は、登場人物たちが抱えた「孤独」を解釈の仕方一つで柔らかく救っていく。そして、そんな高槻とともに行動していくことで尚哉もまた、自身が抱える「孤独」と向き合うように。その先にある希望に手を伸ばすようになる。

伊野尾慧、連ドラ単独初主演決定 “クールでオトナ”なキャラに

今回、完全記憶能力を持った大学准教授・高槻彰良役に挑戦する伊野尾。連ドラ主演はA.B.C-Zの戸塚祥太とW主演だった「トーキョーエイリアンブラザーズ」以来3年ぶり、単独主演は初となる。

34歳と実年齢(30歳)より上の設定で、しかも教職ということで大人の雰囲気の演技に挑戦する。今までにないクールでオトナな伊野尾の姿が見られる作品となっている。

神宮寺勇太、3年ぶりのドラマ出演 地味メガネ大学生に

一方、伊野尾演じる高槻とバディを組むことになる地味な大学生・深町尚哉を演じる神宮寺は3年ぶりの連ドラ出演となる。

今回は怪異を経験し“嘘”が分かるようになってしまったために“孤独”を抱える青年に挑戦。普段のキラキラオーラを封印した神宮寺の姿に現場では「尚哉にしか見えない」との声も多く上がっている。

澤村御影の原作「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ実写化

澤村御影『准教授・高槻彰良の推察』シリーズ(角川文庫/KADOKAWA)(提供写真)
澤村御影『准教授・高槻彰良の推察』シリーズ(角川文庫/KADOKAWA)(提供写真)
原作は澤村御影の「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫)。完全記憶能力を持った民俗学の准教授・高槻彰良と、過去に怪異を経験したことで嘘が分かる能力を手にしてしまった大学生・深町尚哉の凸凹バディが、「コックリさん」や「神隠し」といった怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリー。

2018年に第1巻が刊行。現在6巻を重ねる人気シリーズで2020年にはコミカライズもされている。澤村御影作品としても初の映像化となる。

Season1・Season2と分けて放送

Season1では、それぞれのエピソードを一話完結の物語として展開。「コックリさん」や「不幸の手紙」など、誰もが耳にしたことがある怪異現象や都市伝説にまつわる事件の裏に隠された誰かの孤独とその救済を描くことで、人と人の「つながり」がもたらす希望を描き、大人の視聴に耐えられる重厚な人間ドラマを作る。

Season2は、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで、毎週土曜、よる11時40分~深夜0時35分の放送が決定している。10月から放送・配信予定で、放送日時は後日発表。東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ・第三弾となる重厚なヒューマンミステリーとなっている。(modelpress編集部)

伊野尾慧 コメント

連続ドラマで初の単独主演という依頼に、すごく驚きました。皆さんに愛して頂ける作品になるように頑張りたいと思います。僕が演じる高槻彰良が、いろんな事件を解決していくのですが、単純に推理するというより、心の中というか、人の気持ちをひも解きながら解決に導いていくのですごく難しい役だと思います。

監督さんやプロデューサーさんの思いを聞きながら、キャラクターを作っていきたいです。神宮寺くんとは、これまであまり話す機会がなかったので、ドラマの仕事でガッツリ組むことができて楽しみです。天然なのかなと勝手に思っていますが、これだけ長期間1つの作品に向き合ったら、自然と仲良くなるんじゃないかなと思っています。まだまだ大変な世の中で、ここ1年2年で、寂しい思いや辛い思いをした方々が、沢山いらっしゃると思います。

でも解釈の仕方でポジティブになれることもあると思います。このドラマを見て「こういう解釈の仕方もあるんだ」とか、「こんなことで悩んでいるけれど、こういう風に解釈したら頑張れるかもしれない、心が楽になるかもしれない」など参考にして頂けたらいいなと思います。ドラマを見てホっとして、リフレッシュして頂ける、素敵な作品になるよう頑張ります!

<主演・高槻彰良(34)役>

青和大学文学部の准教授。学校の怪談や都市伝説、地方の伝承などを扱う『民俗学』を専門にしている。『隣のハナシ』という様々な怪異現象や都市伝説を募ったサイトを運営しており、そこに持ち込まれる不思議な事件の解決に乗り出す。「怪異」に触れると理性が吹っ飛び、常識的な大人の対応が出来なくなる残念な一面がある。見たものを全て一瞬で覚えられる完全記憶能力の持ち主。極度の方向音痴でもある。

神宮寺勇太 コメント

飛び跳ねるくらいにうれしくて、早く台本を頂けないかなとワクワクしていました。尚哉は、特殊な能力を持っていて、ナイーブな感情の持ち主なので、繊細に表現することを意識して臨みたいと思います。セリフに込められた尚哉の気持ちなどを深く考え、一つ一つの尚哉の感情を大切にしながら、芝居を楽しみたいと思っています。

伊野尾くんは、人見知りなのかなと思っていたのですが、僕の方が人見知りしていたんじゃないかと思うぐらい、すごく話しかけてくれます。もっと会話がはずみ、会話のキャッチボールがパンパンできるように、そういった面も伊野尾くんから学びたいなと思いました。長い期間撮影させて頂くので、仲良くなれるのを楽しみにしています。

ドラマはミステリーですが、人とのつながりも描いた作品です。本当にいまは大変な時期で、心に何かモヤモヤしたものを持って、過ごしている方も多いと思います。尚哉も心の中に大きなものを抱えていますが、高槻准教授に出会ったことで、人生が変わっていきます。このドラマを見て、皆さんのモヤモヤが晴れて、少しでもハッピーな気持ちに、そして明日の活力になったらいいなと思っています。がんばります!

<深町尚哉(18)役>

青和大学文学部の新入生。地味な服装で眼鏡姿。十歳の時に母方の実家の村で不思議な体験をした。以来、他人が嘘をつくとその声が歪んで聞こえるようになり、嘘が見抜けるようになってしまった。そのことが尚哉を孤独においやることに。常にイヤホンをして人の声を遮断し、他人に対しては踏み込まず、踏み込ませず距離感で接する。たまたま受けた講義で高槻と知り合い、怪異事件の解決を手伝うことになる。

原作・澤村御影 コメント

『准教授・高槻彰良の推察』は、ありとあらゆる巡り合わせが良い作品です。担当編集に恵まれイラストレーターさんに恵まれ、デザイナーさんに恵まれ、漫画家さんに恵まれ、読者様に恵まれ、本当に多くの方に愛していただいて、「大人気シリーズ」と呼ばれるほどにまでなることができました。でも、まさかドラマ化の運まで引き寄せるとは、正直な話、全く思っていませんでした。

最初に「ドラマ化の話がきています」と言われたときには、きっと実現しないんだろうなと思って「わかりました、一旦忘れます!」と元気よく返したくらいです(笑)。それなのに、気がついたら凄い方々でキャスティングが決まり、シリーズ構成案や脚本が届き、半分くらいしか実感のないままそれらをチェックする日々が始まり…ようやく八割ほどの実感を得たのが、完成稿の脚本の一ページめに原作として自分の名前を見たときでした。うわあ、本当にドラマになるんですね!あらためてびっくりです!

きっと初回放送日には、私の実感も十割に達するのではないかと思います。どうかドラマも多くの方に愛していただけますように。きっと良いものになると信じております。

東海テレビ・松本圭右 コメント

― キャスティングについて

今回、伊野尾さん、神宮寺さんとご一緒するにあたり、最初にお願いしたことは「これまでのお二人のイメージを超越したい!」ということ。このドラマ自体が「現象」をどう「解釈」するか、が軸になっているのですが、だからこそ、伊野尾さん、神宮寺さんに対するこれまでの世間からの「解釈」を変えてみたい!と思ってしまいました。

とは言え、どう「解釈」されているかは十人十色、玉虫色です。ならば、ご自身が新しいと思うことをやってもらうしかない、と脚本づくりでも現場でもお二人に挑戦状をたたきつけるつもりで作品作りに邁進させてもらっています。伊野尾さんには「オトナ」「クール」というキーワード、神宮寺さんには「孤独」「地味」というキーワードからスタートしましたが、そんなキーワードすら超越するような新しい顔が次々と現場で生まれておりますので、新しいお二人の一面をぜひ楽しみにして頂ければと思います。

― 作品について

原作は澤村御影さんの人気「民俗学ミステリーシリーズ」です。「民俗学」って聞きなれない学問だと敬遠されるかもしれませんが、実はめちゃくちゃ面白い学問です。コックリさんは実は科学的に解明できる!不幸の手紙の始まりは実は幸福の手紙だった!?など聞けば「へえ」となり、思わず誰かに話したくなるような雑学満載、知って得する1時間になっています。

「准教授・高槻彰良の推察」はWOWOWさんと組ませて頂く共同製作ドラマとしては第三弾となります。「犯罪症候群」「ミラー・ツインズ」とオトナの土ドラだけでは出来ない重厚な世界観をWOWOWさんと組むことで成し遂げてきましたが、今回はそこにさらに「その女、ジルバ」「最高のオバハン」で新たに切り開いた土ドラ流の人生への後押しとなる「やさしさ」を加味してみました。これまでの共同製作とはまた違った味わいもお届けできると思いますので、ぜひご覧ください。

WOWOW 高江洲義貴 コメント

― キャスティングについて

「准教授・高槻彰良の推察」はタイトルの通り、主人公である高槻彰良のキャスティングが何よりも重要でした。クールで大人な雰囲気の高槻ですが、彼の心の根底にはやさしさや思いやりがあります。伊野尾さんの普段のお姿を拝見するに、高槻役にとって何よりも必要なそのやさしさや思いやりを強く感じることができたので、今回オファーさせていただきました。一見、これまでの伊野尾さんの持つパブリックイメージとは違う役ですが、伊野尾さんでしか表現できなかった“高槻彰良”となっております。

神宮寺さんも普段のイメージとは真逆の役に挑戦してもらっています。あのKing & Princeに地味で誰とも心を通わせないで良いと思っている青年を演じてもらっているのです。ただ、ご安心ください。神宮寺さんはその孤独感や変化をとても繊細に演じています。撮影現場ではこの二人のお芝居の化学変化が何度も起きています。早く皆様にお届けして、この喜びを共有したいです!放送まで、楽しみにお待ちください。

― 作品について

今回で3度目となる東海テレビさんとの共同製作。その題材をどうするか、いろいろと原作を探している中で出会ったのが本作「准教授・高槻彰良の推察」でした。“呪いの藁人形”や“コックリさん”、“神隠し”、“天狗”など、誰しもが一度は興味を抱いたことのある“都市伝説”や“怪談話”や“妖怪”のエピソードが随所にちりばめられ、その雑学を知れるだけでも面白いのに、主役の高槻彰良、深町尚哉はもちろんのこと多くの魅力あるキャラクターが作品を彩っており、さらには高槻自身の“謎”に引き付けられ一挙に当時出ていた分のシリーズを読破して、思いました。これはドラマ化したいと。

今こうして実現に至れたことは、原作の澤村先生含め、多くの関係者の皆様のおかげで、感謝しかありません。視聴者の皆様には、夏の夜中にちょっぴり怖くて、ほっこりできて、少し知識が増えて、ワクワクできる民俗学ミステリードラマを楽しんでいただければと思います。

あらすじ

8年前、青い提灯の怪しい光に包まれた祭に紛れ込んだ一人の少年。少年はそこで死んだはずの祖父に出会う。それは人が立ち入ってはいけない人外の者たちの祭だった――。

「尚哉、お前はこんなところに来ちゃいけなかったんだ…」

大学生になった深町尚哉(神宮寺)は孤独を抱え生きていた。8年前の青い提灯の祭の以来、人の嘘が分かるようになってしまった尚哉。人が嘘をつくと、その声がゆがみ奇妙な音になって聞こえてしまうのだ。尚哉の能力に気付いた両親は尚哉を遠ざけ、尚哉もまた親しい人間を作ることなく生きてきた。

そんな中、何となく受講した「民俗学II」のイケメン准教授・高槻彰良(伊野尾)に尚哉は興味を持つ。高槻の言葉にだけは「ウソ」が全くなく、その声は心地よく耳に届いたのだ。見たものをすべて瞬時に記憶できる完全記憶能力を持ち、世の中の怪異現象にしか興味のない高槻。そんなある日、近所の小学校で「コックリさん」を巡る怪異事件が起きる。

「コックリさんに連れていかれる―」

児童の言葉に尚哉は少し驚く。その声は一切、歪まなかったのだ。つまり、本物の怪異が起きている!?「素晴らしい!」怪異を求めテンションが上がる高槻と共に、なぜか助手として謎を追うことになる尚哉。コックリさんのほか、女学生アスリートにかけられた藁人形と針の呪い、撮影現場に現れる女の幽霊、声優志望の女性に憑いた黒い髪の毛の謎など、高槻のもとには様々な怪異の相談が舞い込んでくる。果たして、本物の怪異は存在するのか、それとも事件の裏には誰かの切実な思いが隠されているのか…。

「深町君、世の中の全ての現象は、どう解釈するかによって成り立っているんだよ」

完全記憶能力を持つ准教授と、嘘が分かる孤独な少年の凸凹バディが送るヒューマンミステリーの幕が上がる。
【Not Sponsored 記事】

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