“新垣結衣が演じた中で好きな役”ランキングを発表＜トップ10＞

モデルプレス読者が選ぶ「新垣結衣が演じた中で好きな役」トップ10

1位：ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」森山みくり役（744票）
2位：ドラマ＆映画「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」白石恵役（716票）
3位：ドラマ「空飛ぶ広報室」稲葉リカ役（285票）
4位：ドラマ「掟上今日子の備忘録」掟上今日子役（275票）
5位：ドラマ「リーガル・ハイ」黛真知子役（240票）
6位：映画「恋空」田原美嘉役（134票）
7位：ドラマ「パパとムスメの7日間」川原小梅役（129票）
8位：ドラマ「獣になれない私たち」深海晶役（93票）
9位：ドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」梅村ひかり役（81票）
10位：映画「くちびるに歌を」柏木ユリ役（50票）

回答数：2,956件
調査期間：2020年6月30日～7月10日

1位：「ハマり役」の声多数 日本中を大ブームに巻き込んだ作品

並み居る代表作の中から、第2位との僅かな票差でトップに輝いたのは、「逃げるは恥だが役に立つ」（2016）の森山みくり役（744票）。

みくりは可愛らしいルックスなのに「小賢しい」と言われてしまうほど頭が回ってはっきり物事を言い、時折突拍子もない提案で周りを驚かせるキャラクター。フラットな新垣の存在感と絶妙にマッチし、コメディでありながらも現代の様々な問題にまっすぐに斬り込んだ作品を大ヒットに導いた。

ショートヘアの等身大のビジュアル、パロディ演出で見せた様々な姿など、新垣ファンにとっては溜まらない役柄となり「言動、仕草、妄想までもが全て可愛い」「元々備わっている可愛さと、自然にそう見せられる演技が素晴らしい」と絶賛の声が相次いだ。

＜読者コメント＞
・「ショートヘアで圧倒的可愛さ。キャラクターが合ってました！！！」
・「みくりさんの賢い所も可愛いところもガッキーにピッタリだったしなにより星野源さんとの掛け合いも最高だったから」
・「言動、仕草、妄想までもが全て可愛い」
・「今回の特別編を見ても、もう何度目かわからないのにその可愛らしさに初見のようにドキドキしました」
・「元々備わっている可愛さと、自然にそう見せられる演技が素晴らしいです。その可愛さを引き出した共演者の星野源さんも素晴らしいとも思います」

2位：“カッコいいガッキー”10年間演じる代表作

安定した人気で2位になったのは、ドラマ＆映画「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」（2008、2009、2010、2017、2018）の白石恵役（716票）。

救命センターのフライトドクターたちの成長を描いた同作で、10年間に渡って向き合った役。温和で生真面目、優等生ポジションで、周りの個性が強いキャラクターとの架け橋になる白石は、視聴者にとっても一番等身大で、共感しやすいキャラクターではないだろうか。「可愛いだけじゃないカッコいいガッキーが最高でした」という意見が寄せられ、「白石の成長と女優としての新垣結衣の成長がリンクしている気がします」と、他のキャスト同様に10年間の作品の歴史と新垣自身を重ねる人も多かった。

なお、順位は今回最後まで1位が分からないほどの接戦だった。

＜読者コメント＞
・「1stシーズンから10年間、愛してやまない作品です。結衣ちゃんの演じる白石先生が、勇敢で、責任感が強くて、でも可愛くて、とても大好きでした」
・「後輩を持った時や成長していくにつれて、リーダーシップ溢れる行動が素敵だなと思った。同じ医療従事者としてすごく憧れる。参考にしたい＆上司にしたい人No1です」
・「1st seasonでは、良くも悪くも二面性を見せない優等生的な人間であったが、黒田先生の医師生命を断つような事故や父の病、数々の酷い現場の経験など、劇場版まで9年間をかけ、“白石恵“という人間のパズルのピースを集めていく様子の演じ方が秀でていたから」
・「ふわふわした新垣さんと違う一面が見れたから」
・「白石の成長と女優としての新垣結衣の成長がリンクしている気がします」

3位：イメージ真逆の役柄で開拓した新境地

第3位はドラマ「空飛ぶ広報室」（2013）の稲葉リカ役（285票）。報道記者の夢が破れ、情報番組のディレクターを務める上昇志向の強い女性で、普段の可愛らしい笑顔を封印。本人のナチュラルでマイペースなイメージとは正反対のキャリアウーマンを演じ、新境地を開拓した。

綾野剛演じる航空自衛隊の元戦闘機パイロットで今は広報班にいる空井と出会い、衝突を繰り返す内に成長していく姿は視聴者に勇気と感動を与え、2人のラブストーリーにも注目が集まった。

＜読者コメント＞
・「前半、中盤、後半と全く違う人を見ているようだから」
・「空井さんと出会って、変わっていく姿がとても素敵だった」
・「カワイイだけじゃなく、カッコよく、大人らしい色気と、ちょっと無理して強気になっている性格のバランスが絶妙でした。ビジュアルも一番好きな役柄で、この作品でガッキーファンになりました！」
・「綾野剛さんとの振り向きキスシーンが最高でした！
・「ガッキーの代名詞とも言われるキラキラ笑顔が無かったドラマで、“可愛くないガッキー”と言われる役柄でしたが、芯が強いキャリアウーマンのガッキーがカッコ良くて、思わず応援していました」

4位：“白髪×メガネ”のビジュアルも違和感なし

第4位はドラマ「掟上今日子の備忘録」（2015）の掟上今日子役（275票）。

すべてを一日で忘れてしまうが、事件を（ほぼ）即日解決するという異色の“忘却探偵”であるヒロインを原作小説と同じ“白髪×メガネ”姿で忠実に実写化。

非現実な設定も違和感なく演じきる圧倒的なビジュアルと演技力に「コスプレ感がまったくなく、今日子さんになりきっていて物語に溶け込んでいました」「あまりの再現度の高さに驚きました」と称賛の声が多数寄せられた。

＜読者コメント＞
・「新垣結衣さんほど白髪の似合う女性はいない、そして探偵役がとても似合っていた！」
・「白髪メガネ・個性的な衣装なのにコスプレ感がまったくなく、今日子さんになりきっていて物語に溶け込んでいました。お茶目な演技もとっても可愛かったし、続編がみたいドラマNo.1です。岡田将生さんとのコンビもお似合いで良かったです」
・「原作の今日子さんにそっくり！！！！私は原作が好きでドラマを見始めたのですが、あまりの再現度の高さに驚きました」
・「新垣さん自身もとても長いセリフがあったり銀髪のウィッグをかぶったり新しい挑戦のある役だったと語っていたのですが、毎回毎回見応えがありました」
・「非現実的な役柄なのに『普通』に見せてしまう演技力と、儚げな表情に胸を掴まれました」

5位：振り切った演技でコメディエンヌの才能が開化

そして、第5位はドラマ「リーガル・ハイ」（2012、2013、2014）の黛真知子役（240票）。

堺雅人演じる訴訟で一度も負けたことがない敏腕弁護士・古美門の相棒である新米弁護士役で、新垣のコメディエンヌの才能を開花させた人気シリーズ。

超アクの強い古美門に罵詈雑言を浴びせられながらも屈しず、ガニ股で歩いたり、変顔を繰り出したり、早口の言い合いをしたり…他の作品では見れない振り切った演技でファン層を広げた。

＜読者コメント＞
・「コメディで弾けたガッキーは新鮮でめちゃくちゃ可愛かった。堺雅人さんとの掛け合いも含めて忘れられない」
・「大人しい女の子の役が多いイメージだったけど、リーガルハイでコメディもできるんだ！とガッキーの役の振り幅に驚いた作品だから」
・「圧倒的な作品の良さに加え、新垣さんを落としに使っている稀有な作品で新垣さんの演技の幅が圧倒的に広がった作品だと思われるからです」
・「いい意味で今まで知らなかったガッキーの一面が見えて、硬派で清純派だけでない魅力が増したから」
・「ガッキーの可愛さを無くして、ブッサイクな役を演じていたので、逆にそれが可愛かったから」

ほかにもこんな意見が…

6位：映画「恋空」田原美嘉役（134票）

＜読者コメント＞
・「等身大の女の子って感じがして身近に思えたし、ガッキーのあの健気な感じの演技が全体を通して切なさがすごく伝わってきたからです！」
・「新垣結衣さんを好きになったきっかけだから」
・「今でも鮮明に覚えていて記憶に残るくらい素敵な作品だから」

7位：ドラマ「パパとムスメの7日間」川原小梅役（129票）

＜読者コメント＞
・「制服が似合ってて可愛かった」
・「原点だと思う。舘ひろしさんとのやりとりが最高に面白かった」
・「難しい役を違和感なくこなし、中身がすっかり舘ひろしさんのパパに入れ替わって見えたのは秀逸だった」

8位：ドラマ「獣になれない私たち」深海晶役（93票）

＜読者コメント＞
・「今までのガッキー像を少しずつ壊しながら演技されているガッキーと、少しずつ変わろうとする深海晶の役柄が合っていると思って、一気にファンになりました」
・「大人なガッキーが新鮮でかわいかった！」

後記

1位と2位が僅差だっただけでなく、3位～5位も僅差となり、他の俳優女優陣の“好きな役ランキング”と比べても票が万遍なく分散する結果に。どの役柄にも熱量が高いコメントが多く、それだけ人によってそのときの自身の思い出とともに新垣が演じた役柄の印象が強く残っていることが想像できた。

「親バカ青春白書」では「獣になれない私たち」以来、1年10ヶ月ぶりの連ドラレギュラー出演。ムロツヨシ演じる小比賀太郎の亡き妻で、永野芽郁演じるさくらの母である幸子を演じることが発表され、「ガッキーもついに母親役を演じる年齢に…」「ガッキーがお母さんとかどんな世界線」と話題に。

笑いのヒットメーカー・福田雄一氏の作品も初参加で、また新しい魅力で魅了してくれるに違いない。（modelpress編集部）