仲里依紗&中尾明慶夫妻、リモートドラマ共演を回顧「たたくシーンで遠慮がない」<Living/コメント到着>
2020.06.04 11:43
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6日放送のリモートドラマ「Living」(NHK総合)に出演する仲里依紗、中尾明慶夫妻、青木崇高がコメントを寄せた。
第3話(よる11:30~11:45)は中尾明慶&仲里依紗夫妻
「妻より怖い存在はこの世にいません」、愛しているからこそ、妻に怒られ、捨てられることを恐れる1人の夫。そんな気弱な彼がある日、ちょっとした特殊能力を手に入れた。その能力とは…というストーリー。― 収録を終えて、共演の感想
中尾:もっと笑ってしまってNGを出したりするのかなと思っていたんですが、意外と照れはありませんでした。ストーリー自体が短いので、キャラクターをつかむのは普通の共演者相手でも難しいと思います。短いドラマですけど、2人で稽古もしました。家族ならではだと感じたのは、たたくシーンで遠慮がない(笑)。普通の共演者だったらもっと遠慮すると思います。
仲:普通だったらたたかれるほうも気を遣って「痛い」とは言わないと思いますけれど、今回はすぐに「痛い」って。そういう気遣いがありませんでした(笑)。今回リモートに挑戦してみて、短くても即興で面白いムービーを自分たちで作って世の中に届けられる可能性を感じました。これを私たちの新しい武器にできたら今後の役者人生がもっと楽しくなるんじゃないかと思います。
― 脚本について
仲:セリフに出てくる「靴下が脱ぎ散らかされている」エピソードなどがリアルなので、当て書きかなと一瞬思いました(笑)。辛いときもぶつけ合わないとだめなんだ、楽しいことも辛いことも全てを一緒に共感して夫婦なんだというのは脚本から強く感じました。
中尾:ちゃんと相手に向き合わなければいけないというのは、夫婦に限らず、友人や両親が相手であっても言えると思います。本当に素敵な物語です。
― 見どころ
中尾:最終的には大事なメッセージがありますが、序盤はかなりコメディなので夫婦だから出せるコミカルな雰囲気を楽しんで頂きたいなと思います。笑える作品になっていると思います。
仲:私たち2人を結婚してから見てくださっている方はSNSのイメージが強いと思うので、こういう形で、2人の雰囲気を持たせつつ、お芝居をしているというのは新鮮に楽しんで頂けるのではないかと思います。どういう反応があるかすごく楽しみです。
第4話(よる11:45~0:00)は青木崇高&優香夫妻
出産直後の妻に風邪をうつさないよう、自室に籠もって過ごしている夫。会社を休み、ぼーっとテレビを見ていると、ある野球中継が目に留まる。野球の試合は自粛されているはずなのだが…というストーリー。― お1人での収録を終えての感想
青木:空間的には1人芝居ではあるのですが、坂元さんの本のおかげで孤独ではありませんでした。キャラクターが成立するための感情や、その人が生きてきた道筋がちゃんと描かれていますし、奥さんがモニターの向こうにいるという細かい設定があって、1人ではないという状況を作ってくれていました。リモート画面の向こうに大勢のスタッフさんもいらっしゃったので、1人という感覚はありませんでした。
― 脚本について
青木:単純にすごく感動して泣けました。注目される側ではない人生のストーリーを掘り下げていて、共感もしましたし、引き込まれました。まさかのタイミングではあるけれど、ずっと心の底にこびりついていた出来事に向き合わせてもらえたこの人は幸せな人なんじゃないかと思います。ファンタジーな部分もあるんだけれども、とてもリアリティのある、本当にすごく素敵な脚本ですよね。
― 見どころ
青木:見どころは映像だけでなく、制作する段階から始まっていると思います。リモート制作でドラマを作るということ自体、すごく考えることがありました。やはりドラマは色々なことが落ち着いてから撮影する方が良いんじゃないかという思いもあったんですけれど、最終的には制作の意欲に乗りたいという思いで引き受けさせて頂きました。この時期にこのドラマを制作したという姿勢も見どころというか、誇らしいことになったらと思います。間違いなく自分の人生に残るドラマになるので、しっかり向き合いたいと思って頑張りました。
リモートドラマ「Living」とは
坂元裕二氏の新作ドラマとなる同作。15分×4本のオムニバスには、広瀬アリス、広瀬すず姉妹、永山瑛太、永山絢斗兄弟、仲、中尾夫妻、青木、優香夫妻(※優香は声の出演)がそれぞれ出演し、阿部サダヲと檀蜜は4話全てに登場。米国でも活躍するアニメーション会社によるCGキャラ「ドングリ」を交え、リモートドラマの新しい可能性に挑戦した至極のファンタジーを生み出す。締め切りに追われ、物語を紡ごうと頭を悩ます小説家(阿部)が声をかけたのは、なんと机の上に置いてあるドングリ(声・壇蜜)。喋るドングリから叱咤激励を受けつつ、小説家は想像を膨らませ、4組の家族模様を映し出す。(modelpress編集部)
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