DA PUMP「修業かと」過酷ロケ挑戦 特別許可得て裏側潜入も

DA PUMP、テレ東ゴールデン初MC

「池の水ぜんぶ抜く大作戦」「東京湾大調査」「坂上忍のピカピカ団」などを放送する“日曜ビッグバラエティ”枠での新企画となる同番組。日本全国に捨てられたヤバイごみを2時間拾いまくるという「ゴミバラエティ」となる。

「U.S.A.」のヒットで再ブレイクした紅白出場歌手・DA PUMPがMCを担当。DA PUMPが、同局のゴールデン番組でMCを務めるのは初となる。

DA PUMP、過酷ロケ挑戦

神奈川・横浜の山下公園からダイバー70人が入り、東京湾に沈んだゴミを一斉清掃するというロケには、北斗晶、平成ノブシコブシ・吉村崇、TOMO、KIMI、U-YEAH、YORI、原駅ステージAが参戦。ゴミの引き上げや仕分けに汗を流す。すると、海底からはとんでもない「巨大ゴミ」が出現する。

DAICHIは、三重県最大級の不法投棄地帯で違法業者を直撃。業者への事前の撮影許可を取っていないという、ガチンコロケに挑戦する。

さらに、KENZOは清掃車に1日密着。清掃員の制服に着替え、午前6時の朝礼からごみ回収の仕事をガチ体験する。

そして、最新鋭の設備がそろった清掃工場の裏側も特別に取材許可が下りる。5階建てのビルがすっぽり入るという超巨大なゴミピットに、ヘルメットに防護服、保護メガネを装着し、ISSAとメンバーが潜入。ゴミについて熱く語るDA PUMPメンバーが見どころとなる。（modelpress編集部）

DA PUMPコメント

・ISSA

単純にゴミに対してそこまで考えていなかったんですけど、番組を通して如何に分別の大変さとか、ゴミにまつわるいろんな人たちがいるんだなと。犯罪に近いようなことを見逃さなかったり、日常にある清掃車だったり、海上のゴミを清掃する船だったり、それぞれに自分たちの仕事にプライドを持ってやられている方がいて、そういう方々のおかげで安全に平和に暮らしていけるということが感じられて、すごく勉強になりました。

みんな一人一人の人間なので、捨てるものですけれども、一度自分のフィルターを通っているものなので、今一度捨てるときに（分別などを）考えながら（捨てたり）、これから先も考えていってほしいと思います。

・KIMI

（DA PUMPがMCをつとめる番組ですが…）なかなかない経験ですよね。しかもゴミ特番、っていうなかなか触れないような番組ですし…。この7人でいろんなところに行って、自分たちが中心となって活動できているというのが凄く面白いですし、なかなか普段見られないメンバー1人1人のこういう所もっているんだっていうのを見せられるのが良かったです。

あと、（ゴミに関しては）ちょっとした意識でよくなることはよくなるし、悪くなることは悪くなるんだな、と思いました。観光地が汚いって言われるのもすごい嫌で、自分の地元は横浜なんですが、山下公園あたりは町はきれいなんですけど、ちょっと海沿いを歩いたらゴミばっかりだな、って言われるのも嫌なんで…。（番組で出てきた）局長みたいな人たちがいてくれるおかげでいろんな人たちが助かっているんだな、っていうのを実感しました。

・DAICHI

ロケに行かせてもらって、不法投棄の業者の方に実際あったりして、そういった現場の生の声を聞いたり、実態を知るということを、この番組に出演して経験できたのが大きかったです。（アポなしで業者に直撃するっていうのが）この番組の面白いとこだなと思いますし、実際に会っていろいろその人から話を聞けるというのが、ロケの醍醐味だなって思いました。

・KENZO

清掃車に一日密着、っていうロケに行かせていただいたんですけど、その中で気づきがものすごく多くて、単純にゴミを捨てるというのではなくそこには愛の形があるなと。たとえば、スプレー缶をまとめるとかするだけでもその人の優しさとかがわかるし、それをメンバー7人で見ることによって、自分たちも意識が高まるし、同時に自分たちが発信することによって、皆様がこれを感じ取ってもらってゴミに対する意識が変わっていただけたら嬉しいな、と思います。そういう場所に立てているというのがすごく光栄に思います。

ロケは、朝6時の朝礼から参加して、ずーっとカメラが回っているので、休憩も昼を食べる2、30分しかありませんでしたし、ホントに修業かと思いました。実際、自分がその現場に行って肌で体験することによって、その人たちの生活が分かるというか。日常でゴミを単純に出すっていう作業なんですけど、そこに疑問だったりとか、考えることが自分自身も増えましたね。

ゴミってなんなんだろう、って皆さん思うと思うんですけど、でもそのゴミっていうワードっていうのは本当にすごい考えないといけないことなんじゃないかなと実感しました。（一日中ゴミ袋を、清掃車に運ぶという作業をやって）筋肉痛になりました。指が本当に筋肉痛になって、ちょっと握力がなくなって、力入んないな、って感じになりました。

・TOMO

やっぱ朝早かったので大変でしたけど、普段やらないことをできる、っていうのが純粋に嬉しかったですね。普段、僕らは、歌とダンスをやるっていうのが多いですが、こういうところに出させてもらって普段やらないことをやらせてもらって、っていうのが嬉しかったです。

・YORI

意識が結構変わりましたね。ちゃんと分別は気をつけていたんですけど、もっと細かく見るようになりましたし、これを見てくださった人がきちんと分別してくれるようになればいいな、と思いました。

・U-YEAH

この様な一大プロジェクトに参加することにとても驚きました。普段あまり気にしていなかった分別の大事さ、捨てられたゴミの行方を追うことで、「捨てる」という行為そのものへの意識が変わりました。「自分さえよければ…」そんな気持ちの積み重なりが環境汚染や迷惑行為につながっているのだなと。まさに「塵も積もれば山となる」なのです。あらゆる物が簡単に手に入る時代。もちろんその分ゴミが出るのは当然。

番組を通じて、日々の意識だけでも変わってもらえたら嬉しいなと思います。それから個人的には、別れた彼氏、彼女からのプレゼントは、決して2人の思い出の場所には投げ捨てず、ぜひお近くの集積所、またはリサイクルセンターに持って行って欲しいですね。