「イッテQ!」祭り企画休止を発表<日本テレビコメント全文>
2018.11.15 22:54
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日本テレビは15日、『世界の果てまでイッテQ!』(毎週日曜19:58~/同局)の公式サイトにてやらせ疑惑が報じられている「祭り」企画を当面の間休止することを発表した。
公式サイトでは「このたびは『世界の果てまでイッテQ!』(以下『イッテQ!』)の『祭り』企画をめぐり、みなさまに疑念を抱かせ、ご心配をおかけする事態に至ったことについて深くお詫び申
し上げます」と謝罪。
【「祭り」企画について】【「やらせ」や「でっちあげ」のご指摘について】 【当社の責任】 【最後に】 の4項目に分けて経緯と今後について説明している。
「『祭り』企画において、番組の意向でコーディネート会社が主催者に提案したり実質的な主催者となったりして、イベントとして開催したケースがありました。中には場所や時期を変更して開催したものもありました。また番組がコーディネート会社に支払っている撮影経費の中から、開催費用や賞金、参加費、協力費などが支払われていることもありました。番組が次第に『祭り』の解釈を拡大し、視聴者のみなさまが『祭り』としてイメージするには無理があるものまで、『祭り』として扱うようになっていたことが今回の問題の原因であると考えています」と“やらせ”と報じられた内容を説明した。
続けて、【「やらせ」や「でっちあげ」のご指摘について】という項目では、「一連の報道で『やらせ』や『でっちあげ』と指摘されていることについて、番組にその意図はありませんでした」と改めてコメント。
これまでにも祭り挑戦の結果を捻じ曲げたことや隠した事実はないとした上で、「実際、今回問題とされている『橋祭り』を例にとれば、企画の根幹である、宮川さんが本気で挑戦する姿について、予選敗退であったものを演出や編集で実際とは異なる成績に見せるといったことは一切なく、いささかも手を加えたことはありません。しかしながら、扱った『祭り』に関する開催の経緯やこれまでの実績などで説明が十分でなかったり、誤りがあった点については反省しております」と改めて反省の弁をつづった。
また、「番組の放送責任は日本テレビにある」とし、「ご出演いただいているタレントのみなさまにも大変なご迷惑とご心配をおかけしています。今回の問題で宮川さんをはじめ「イッテQ!」にご出演いただいているタレントのみなさまに何の落ち度もないことは明らかで、こうした事態を招いた責任を痛感しております」と「祭り」企画を担当する宮川大輔に対しても謝罪。
最後に、「これまでの番組制作のあり方を猛省し、視聴者のみなさまに自信をもってお届けできる態勢が整うまで、『祭り』企画については、当面の間、休止することといたします」と企画休止を表明。
「『世界の果てまでイッテ Q!』は放送開始以来、多くの視聴者やスポンサーのみなさまにご支持いただき、番組関係者に支えられてきました。この機会に「視聴者のみなさまに安心して楽しんでいただく」という原点に立ち返り、すべてにわたって制作のあり方を再点検し、これまで以上にみなさまのご支持を得られるような番組を目指して参ります」と結んでいる。(modelpress編集部)
一連の報道につき、改めて以下の通りご説明申し上げます。
【「祭り」企画について】
この番組の「祭り」企画の趣旨は、どんな挑戦にも宮川大輔さんをはじめ出演者のみなさまが本気でぶつかっていく姿をお見せすることで視聴者のみなさまに楽しんでいただくことです。そのために番組では、大規模なフェスティバルから、スポーツの大会、イベント、コンテスト、愛好家が集う小さなゲームまで、さまざまな催しを「祭り」と名付けて扱ってきました。しかし、今回、これまでの調べで、番組の中で扱ってきた一部の「祭り」について、視聴者のみなさまに正しくその内容をお伝えしていなかったことがわかりました。
「祭り」企画において、番組の意向でコーディネート会社が主催者に提案したり実質的な主催者となったりして、イベントとして開催したケースがありました。中には場所や時期を変更して開催したものもありました。また番組がコーディネート会社に支払っている撮影経費の中から、開催費用や賞金、参加費、協力費などが支払われていることもありました。
番組が次第に「祭り」の解釈を拡大し、視聴者のみなさまが「祭り」としてイメージするには無理があるものまで、「祭り」として扱うようになっていたことが今回の問題の原因であると考えています。
「イッテQ!」は、ロケやスタジオで起きたことをありのままに伝え、ありのままに見せることを大切にしてきた番組ですし、実際そうしてきました。
今般報道で取り上げられている「橋祭り」についても、「祭り」という言葉を使わずに、『一本橋を自転車で渡る催しをラオスのビエンチャンで初めて番組がイベントとして開催し、宮川さんに挑戦してもらう企画』と丁寧に説明すべきであったと思います。
【「やらせ」や「でっちあげ」のご指摘について】
一連の報道で「やらせ」や「でっちあげ」と指摘されていることについて、番組にその意図はありませんでした。もとより「イッテ Q!」はロケの失敗や不成立に関しても隠さず見せておりますので、制作スタッフには、事実を捻じ曲げたり、隠したりという考えはありません。
実際、今回問題とされている「橋祭り」を例にとれば、企画の根幹である、宮川さんが本気で挑戦する姿について、予選敗退であったものを演出や編集で実際とは異なる成績に見せるといったことは一切なく、いささかも手を加えたことはありません。しかしながら、扱った「祭り」に関する開催の経緯やこれまでの実績などで説明が十分でなかったり、誤りがあった点については反省しております。
バラエティー番組がある程度虚構を含むものであったとしても、面白ければいいということでは済みません。制作者の感性が一般社会の倫理観、価値観と離れては、番組作りはできないということを肝に銘じていきます。
【当社の責任】
ご批判の中には、当社がコーディネート会社に責任を押し付けているとの声もいただいています。しかし、コーディネート会社は番組制作における大切な協力者であり、番組の放送責任は日本テレビにあると考えております。
また、ご出演いただいているタレントのみなさまにも大変なご迷惑とご心配をおかけしています。今回の問題で宮川さんをはじめ「イッテ Q!」にご出演いただいているタレントのみなさまに何の落ち度もないことは明らかで、こうした事態を招いた責任を痛感しております。
【最後に】
これまでの番組制作のあり方を猛省し、視聴者のみなさまに自信をもってお届けできる態勢が整うまで、「祭り」企画については、当面の間、休止することといたします。
「世界の果てまでイッテ Q!」は放送開始以来、多くの視聴者やスポンサーのみなさまにご支持いただき、番組関係者に支えられてきました。この機会に「視聴者のみなさまに安心して楽しんでいただく」という原点に立ち返り、すべてにわたって制作のあり方を再点検し、これまで以上にみなさまのご支持を得られるような番組を目指して参ります。
2018年11月15日
日本テレビ放送網株式会社
し上げます」と謝罪。
【「祭り」企画について】【「やらせ」や「でっちあげ」のご指摘について】 【当社の責任】 【最後に】 の4項目に分けて経緯と今後について説明している。
「祭り」企画放送休止の経緯、宮川大輔への思いも
まず、「祭り」企画の趣旨について、「どんな挑戦にも宮川大輔さんをはじめ出演者のみなさまが本気でぶつかっていく姿をお見せすることで視聴者のみなさまに楽しんでいただくこと」としながらも、「今回、これまでの調べで、番組の中で扱ってきた一部の『祭り』について、視聴者のみなさまに正しくその内容をお伝えしていなかったことがわかりました」と誤解を招く表現があったことを認めた。「『祭り』企画において、番組の意向でコーディネート会社が主催者に提案したり実質的な主催者となったりして、イベントとして開催したケースがありました。中には場所や時期を変更して開催したものもありました。また番組がコーディネート会社に支払っている撮影経費の中から、開催費用や賞金、参加費、協力費などが支払われていることもありました。番組が次第に『祭り』の解釈を拡大し、視聴者のみなさまが『祭り』としてイメージするには無理があるものまで、『祭り』として扱うようになっていたことが今回の問題の原因であると考えています」と“やらせ”と報じられた内容を説明した。
続けて、【「やらせ」や「でっちあげ」のご指摘について】という項目では、「一連の報道で『やらせ』や『でっちあげ』と指摘されていることについて、番組にその意図はありませんでした」と改めてコメント。
これまでにも祭り挑戦の結果を捻じ曲げたことや隠した事実はないとした上で、「実際、今回問題とされている『橋祭り』を例にとれば、企画の根幹である、宮川さんが本気で挑戦する姿について、予選敗退であったものを演出や編集で実際とは異なる成績に見せるといったことは一切なく、いささかも手を加えたことはありません。しかしながら、扱った『祭り』に関する開催の経緯やこれまでの実績などで説明が十分でなかったり、誤りがあった点については反省しております」と改めて反省の弁をつづった。
また、「番組の放送責任は日本テレビにある」とし、「ご出演いただいているタレントのみなさまにも大変なご迷惑とご心配をおかけしています。今回の問題で宮川さんをはじめ「イッテQ!」にご出演いただいているタレントのみなさまに何の落ち度もないことは明らかで、こうした事態を招いた責任を痛感しております」と「祭り」企画を担当する宮川大輔に対しても謝罪。
最後に、「これまでの番組制作のあり方を猛省し、視聴者のみなさまに自信をもってお届けできる態勢が整うまで、『祭り』企画については、当面の間、休止することといたします」と企画休止を表明。
「『世界の果てまでイッテ Q!』は放送開始以来、多くの視聴者やスポンサーのみなさまにご支持いただき、番組関係者に支えられてきました。この機会に「視聴者のみなさまに安心して楽しんでいただく」という原点に立ち返り、すべてにわたって制作のあり方を再点検し、これまで以上にみなさまのご支持を得られるような番組を目指して参ります」と結んでいる。(modelpress編集部)
「世界の果てまでイッテQ!」 「祭り」企画について コメント全文
このたびは「世界の果てまでイッテQ!」(以下「イッテQ!」)の「祭り」企画をめぐり、みなさまに疑念を抱かせ、ご心配をおかけする事態に至ったことについて深くお詫び申し上げます。一連の報道につき、改めて以下の通りご説明申し上げます。
【「祭り」企画について】
この番組の「祭り」企画の趣旨は、どんな挑戦にも宮川大輔さんをはじめ出演者のみなさまが本気でぶつかっていく姿をお見せすることで視聴者のみなさまに楽しんでいただくことです。そのために番組では、大規模なフェスティバルから、スポーツの大会、イベント、コンテスト、愛好家が集う小さなゲームまで、さまざまな催しを「祭り」と名付けて扱ってきました。しかし、今回、これまでの調べで、番組の中で扱ってきた一部の「祭り」について、視聴者のみなさまに正しくその内容をお伝えしていなかったことがわかりました。
「祭り」企画において、番組の意向でコーディネート会社が主催者に提案したり実質的な主催者となったりして、イベントとして開催したケースがありました。中には場所や時期を変更して開催したものもありました。また番組がコーディネート会社に支払っている撮影経費の中から、開催費用や賞金、参加費、協力費などが支払われていることもありました。
番組が次第に「祭り」の解釈を拡大し、視聴者のみなさまが「祭り」としてイメージするには無理があるものまで、「祭り」として扱うようになっていたことが今回の問題の原因であると考えています。
「イッテQ!」は、ロケやスタジオで起きたことをありのままに伝え、ありのままに見せることを大切にしてきた番組ですし、実際そうしてきました。
今般報道で取り上げられている「橋祭り」についても、「祭り」という言葉を使わずに、『一本橋を自転車で渡る催しをラオスのビエンチャンで初めて番組がイベントとして開催し、宮川さんに挑戦してもらう企画』と丁寧に説明すべきであったと思います。
【「やらせ」や「でっちあげ」のご指摘について】
一連の報道で「やらせ」や「でっちあげ」と指摘されていることについて、番組にその意図はありませんでした。もとより「イッテ Q!」はロケの失敗や不成立に関しても隠さず見せておりますので、制作スタッフには、事実を捻じ曲げたり、隠したりという考えはありません。
実際、今回問題とされている「橋祭り」を例にとれば、企画の根幹である、宮川さんが本気で挑戦する姿について、予選敗退であったものを演出や編集で実際とは異なる成績に見せるといったことは一切なく、いささかも手を加えたことはありません。しかしながら、扱った「祭り」に関する開催の経緯やこれまでの実績などで説明が十分でなかったり、誤りがあった点については反省しております。
バラエティー番組がある程度虚構を含むものであったとしても、面白ければいいということでは済みません。制作者の感性が一般社会の倫理観、価値観と離れては、番組作りはできないということを肝に銘じていきます。
【当社の責任】
ご批判の中には、当社がコーディネート会社に責任を押し付けているとの声もいただいています。しかし、コーディネート会社は番組制作における大切な協力者であり、番組の放送責任は日本テレビにあると考えております。
また、ご出演いただいているタレントのみなさまにも大変なご迷惑とご心配をおかけしています。今回の問題で宮川さんをはじめ「イッテ Q!」にご出演いただいているタレントのみなさまに何の落ち度もないことは明らかで、こうした事態を招いた責任を痛感しております。
【最後に】
これまでの番組制作のあり方を猛省し、視聴者のみなさまに自信をもってお届けできる態勢が整うまで、「祭り」企画については、当面の間、休止することといたします。
「世界の果てまでイッテ Q!」は放送開始以来、多くの視聴者やスポンサーのみなさまにご支持いただき、番組関係者に支えられてきました。この機会に「視聴者のみなさまに安心して楽しんでいただく」という原点に立ち返り、すべてにわたって制作のあり方を再点検し、これまで以上にみなさまのご支持を得られるような番組を目指して参ります。
2018年11月15日
日本テレビ放送網株式会社
【Not Sponsored 記事】
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