仲里依紗、もし夫に浮気されたら?“国外追放”を要求<ホリデイラブ>
2018.01.22 16:44
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女優の仲里依紗が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『ホリデイラブ』(2018年1月26日スタート、毎週金曜午後11時15分~※一部地域をのぞく)の制作発表記者会見が22日、同局にて行われ、仲、塚本高史、中村倫也、松本まりか、山田裕貴、飯島寛騎、岡田龍太郎、壇蜜、平岡祐太が登壇した。
仲里依紗、夫に浮気されたら?
同作は、愛する夫・純平(塚本高史)と娘に支えられ、ごく普通の幸せな家庭を築いていた高森杏寿(仲)が、夫の浮気をきっかけに壊れてしまった夫婦の絆を結び直し、“夫婦再構築”を目指して正々堂々と戦うストーリー。会見では、ドラマの内容にちなみ、「パートナーの浮気が発覚したらどのような行動をとるか?」と質問がキャスト陣に投げかけられた。
仲は笑顔で「私でしたら一生会わないであろう国外へ行って欲しいですね。時差があって欲しい。同じ時間に寝てるんだ~とか考えるのもすごく嫌なので時差があると何してるか分からないので。入国禁止例というか」と“国外追放”を提案。相手の女性には執着しないそうで、「引っかる方が悪いと思うので」と辛口な考えを明かした。
これに塚本は「こえ~な~国外追放とか」と戦々恐々。一方、塚本は「僕は許すと思いますね、プロセスは分かんないんですけど許すとしか言えない」と正反対の回答をしていた。
壇蜜のコメントに男性陣困惑
可愛らしい顔の裏で強い執着を持って“純平を誘う女”井筒里奈を松本が、その夫で“一見エリートだが実はパワハラ夫”の井筒渡を中村が演じるが、中村は「へこみますね…へこみます」とすっかり役を忘れて、小声に。「恋愛って全部男の責任って思い込んだ方が健康的。(相手に)どうしたいの?って聞くと思います」と塚本同様、厳しい態度はとれないよう。それに対して松本は「最初の出会いからどういう形でデートしてどういうことをして最後の瞬間までっていうのを徹底的に聞きます」と浮気のプロセスを事情聴取すると回答。中村は「渡がいました」と渡ばりの松本の答えに驚いた様子で、松本の回答に共感できるか聞かれた仲は「気持ちは分からなくないんですけど、色々聞いたらフラッシュバックしちゃうので、なるべく知らずに飛行機に乗ってもらいたい」と苦笑した。
壇蜜は、「とりあえずパソコンの前に座らせてグロ動画を見せますね。捕食シーンとか」と斜め上のコメント。それをされる恋人の立場だったら?と司会者から質問が飛ぶと、塚本は「意味がわからない」と首を振り、平岡が「この人と別れた方が良いかなって思います」とおとし、笑いを誘った。
山田裕貴、浮気現場に遭遇したら「一緒にベッドに入る」?
さらに、山田は現場でスタッフと、「もし実際に浮気現場に目撃したら何が一番両方にダメージを与えられるか」を考えたと明かし、「(浮気しているところに)一緒にベッドに入るってのはすごく怖いんじゃないかなと。『暖かいね~』って。ちょっとダメージを与えたい。同じくらい傷付いて欲しいというか(笑)」と独特すぎる発想。それに中村も「現場で塚本さんと『自分も脱ぎだしたら面白い』って話してた!」と加わり、山田が「悲しいので違うエッセンスを加えたい。楽しくしたい」とさらにヒートアップすると、塚本は「楽しくないでしょ!」とツッコミを入れていた。
仲里依紗、再び浮気される妻に
同作は、「マンガボックス」にて連載中の原作・こやまゆかり氏、漫画・草壁エリザ氏による『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』の初のドラマ化作品。夫に浮気される側の正妻、“サレ妻”を主人公に据え、夫婦サイドの純愛にフォーカスした本作品。不倫という日常に潜む罠をサスペンスフルに描写しながら、“正妻と夫婦愛の正義” そして試練の末に“本当の意味でのパートナー”として成長していく夫婦の純愛ドラマとなる。
会見では夫婦役を演じる仲&塚本、松本&中村の2組がウエディングドレスにタキシードの結婚式さながらの衣装で登場した。
仲は杏寿という役柄について、「良い母であり良い妻であり、なぜこの方が浮気されてしまうんだろうっていう奥さんで、台本や原作を読んだとき、心が苦しくなりました」と話し、「それでも夫婦の再構築のために頑張っていく健気な姿がいち視聴者になって応援したくなる主人公だったのでお伝えできるように演じていきたいです。“サレ妻”なうな方は観るのが辛いって思うかもしれないけどその方の心の拠り所になればと思います」と意気込み。
塚本は「浮気する張本人で心が痛いというか…まあそれも事故だと思ってるんですけどね」と浮気夫役にコメント。松本演じる里奈の小悪魔っぷりが作品の中で存分に描かれているといい、「こんな子に好きって言われたらどうかなっちゃうだろってことがすごく出てくる」と紹介。「実際の僕は違いますよ!(笑)そんなことないんですけど、『純平違うよ!』って観て頂ければ楽しめるんじゃないか」とアピールした。
そんな松本は「里奈のことは200%大っ嫌いだと思います」と嫌われるキャラクターと断言しつつ、「この場を借りて思いっきり申し上げると里奈のことは完全に否定することはできない」と役に寄り添い、「里奈がとんでもないことをすればするほど快感というか…」と悪女役を楽しんでいる様子。「この役をやらせて頂くには良い機会だと思って思いっきり嫌って頂いて嫌われる勇気を頂けたらと思ってます。“スル妻”の方にも共感して頂けたら」と笑顔で呼びかけた。
“スル妻”の夫となる渡も、予告で里奈に暴力を振るうシーンが映るなどかなり狂気めいたキャラクター。中村は「宣伝段階だとモラハラ、パワハラ、DV、サイコパス…枕詞がすごく多い。エッジの効いた剣で刺し続けることを求められてるので最後まで刺し続けていこうと思います」と話した。
揺れる主人公・杏寿を取り囲むのは、時に頼もしく、時に怪しげな人物たち。山田が演じるのは、杏寿に接近する正体不明の男・黒井由伸。山田は「どんな男だったら傷ついた女性の間に入り込めるかすごく追い求めて演じています。ドラマの主人公を誘惑するということは観ている人全てを魅了しなきゃいけないなと思ってるので」と役の難しさを語り、「この人といたら楽しいっていう人だったら隙間にも入れるんじゃないかなと思って、原作はワイルドで大人っぽい感じだったんですけど、良い軽さを持った男の人を」とアピール。
そして、杏寿の親友で良き相談相手でもある春田龍馬を演じるのは平岡。主人公に男女を超えた友愛の情を抱くというドラマ唯一のオリジナルキャラクターで、平岡は「今まではダメな男を演じることが多かったんですけど、ようやく杏寿をサポートする優しい男性を演じることができて、ようやく来たい場所に来れたなと。この作品にとって癒やしの存在になるように」と期待を込めた。(modelpress編集部)
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