本郷奏多、彼女役・島崎遥香と意気投合したポイントとは 貫地谷しほりは「僕の変人ぶりを楽しんでいて…」<リピート~運命を変える10か月~>
2018.01.08 00:00
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木曜ドラマF「リピート~運命を変える10か月~」(読売テレビ/毎週木曜よる11時59分)が11日より放送開始。女優の貫地谷しほり、お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリとともに今作の主演を務める俳優の本郷奏多(ほんごう・かなた/27)が、このほど都内にて報道陣の囲み取材に応じた。
「リピート~運命を変える10か月~」
「イニシエーション・ラブ」がベストセラーとなり映画化されて話題を呼んだ乾くるみ氏の傑作長編「リピート」(文春文庫刊)をドラマ化した今作は“リピート”と呼ばれるタイムスリップで、10か月前の過去に戻り人生をやり直すチャンスを得た鮎美(貫地谷)、圭介(本郷)、天童(ゴリ)が、思いもよらない運命に巻き込まれるサスペンスミステリー。乾作品のテレビドラマ化は今回が初となる。3人は、“リピート”を通じて出会い、やがて協力して“リピート”の謎に迫っていくという役どころで、個性溢れる3人のアンサンブルに注目だ。
本郷奏多の役どころは?
本郷演じる毛利圭介(23)は、キャバクラでバイトをして生活している、ぶっきらぼうで一見遊び人風に見えるが、根はまじめな青年。彼女がいるが、自己中心的な性格に振り回されるので別れたいと思っていたとき、リピートの誘いを受ける。夢を失ったことで、金さえ手に入ればいいと流されるまま生きていたが、夢を追い続けるべきだと鮎美に気づかされて…というストーリーで、鮎美とは反発し合うも徐々に惹かれていく。貫地谷しほりは「僕の変人ぶりを楽しんでいる」
12月中旬にクランクイン。本郷は「現場が良い雰囲気で貫地谷さんとゴリさんと仲良く楽しくやっております」と撮影現場の様子を報告。取材前日は朝から晩まで洞窟の中でロケだったといい、「めちゃくちゃ寒くて携帯も圏外でトイレも仮設という過酷な中でやっていました」と茶目っ気たっぷりに振り返った。通常のスケジュールで撮る連続ドラマは「3年ぶりくらいの感覚」だそうで、「1週間かけて1話撮っていくのは久々で新鮮で楽しいので現場の皆さんとこれだったら仲良くなれるかもしれないなあと思ってる」と期待を寄せた。
ともに主演を務める貫地谷とゴリについては、「お2人も親しみやすくて優しい先輩です」とコメント。貫地谷とは「どんな人が全然分からなかったんですけどすごく明るくて親しみやすくて撮影の合間はいつも隣りに座って喋ってくれてますね」と撮影中よく話しているそうで、「初日から僕の変人ぶりを楽しんでいて、ずっと人をバカにしたような質問をしてきますね(笑)。『(本郷が)“潔癖”とかテレビで見たんだけどこれはどう思うの?』とか“おもしろ生物”を見るような目でいつも見てきます」と本郷節を炸裂し、笑いを誘った。
本郷奏多、彼女役の島崎遥香と意気投合?
また、圭介の恋人・町田由子を演じるのは女優の島崎遥香。独占欲が強く嫉妬深いお嬢様の由子は、リピートを通じて出会った鮎美と圭介の関係を疑い、圭介を縛り付けて行動を監視したり、ストーカー的な行為を繰り返す。やがて、鮎美と圭介の間に強い絆が生まれてくると、行動はエスカレート。鮎美への嫉妬心から由子のストーカー行為はさらに狂気の度合を増していく。本郷は由子について「非常にエキセントリックな役でしてドラマの中でもおいしいというか強烈な印象を残す役です。ちょっと頭のネジが外れたというか、可愛らしいルックスでやってるからさらに怖いと思います」と紹介。
島崎の印象について聞かれると、「あんまり何考えているかちょっと分からない…」と打ち明けたあと、「結構彼女も綺麗好きみたいで部屋の掃除の話を周りのスタッフさんとしていたら監督がアドバイスを求めてきたんですけど、それに対する(島崎の)回答が僕が思っていることと一緒で、『すごい、そんな人がいるんだ』と思いました」と現場でのエピソードを披露。ちなみに、監督からは古いものを捨てられない、という相談を受けたそうで、島崎は「クローゼットの中から出たものは捨てる」と回答。さらに「現場にあった小さいお菓子を手を使わずに食べていらっしゃって『分かってるな』と。でも彼女的には『袋の外側のへりも本当は嫌なんだ』って言っていて、『この人僕より上かもしれない』と思いました(笑)」と感心したことを語った。
本郷奏多、もし芸能界に入っていなかったら…
演じる圭介については「元々カメラマンになりたいっていう夢があった男の子。不器用な人間なので周りとのトラブルで夢を諦めざるを得なくなって、10ヵ月前に戻ってちょっとでも人生を変えられればいいという、普通の男の子」と説明。自身も写真学科を卒業している本郷は「周りにカメラマンのアシスタントやっている友だちが沢山いるのでそこはすごく掴みやすかったですね」と共通点をあげた一方、「圭介は非常に不器用な人間でもったいないと思うところがある。僕は超器用な人間だと思うので(違う)(笑)」と自負した。
また、内容にちなみ、「もし10ヵ月前に戻れるとしたらどんなことをしたいか?」と聞かれると、「ビットコインでも大量に買いますかね。ビットコインを沢山買って12月24日にキタサンブラックにでも賭けます」(※取材は2017年末)とにっこり。
さらに、自身の人生で“運命が変わった瞬間“は?という質問には、地元の仙台から高校入学のタイミングで上京してきたときが、そのときが「今の人生に直結する分岐点だった」と回顧。「そこに戻れるならこの仕事続けるかどうか考え直すと思います」と打ち明け、場が静まると、「…違うな(笑)」と現状に不満があるわけではないと訂正しつつ、「普通の人生も1回経験してみたいなと思うこともなくはない。勉強はできる方だったのでまあまあな幸せな人生を全うしてたと思います」と想像した。
本郷奏多「アラサーだねって言われることが増えてきた」
新年1発目の作品となるが、2018年の活動に「変わらずにお仕事を頂き続けられるように与えられたことをやっていこうと。27歳になって『周りからアラサーだね』って言われることが増えてきて。若い世代の方が絶対に勢いがあるのは業界的には間違いないことなので負けないように」と意気込み。最後は「原作がしっかりしたものなので、本もしっかりしてますし素敵な役者さんが揃って見ごたえのあるものに仕上がるなと感じてます」と作品の見どころをアピールし、「全く先の読めない展開が続いていくので観て下さい」と呼びかけた。
なお、モデルプレスでは近日中に個別インタビューも公開予定。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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