超特急の2017年を振り返る (C)モデルプレス

超特急“CDデビュー5周年”でさらなる弾み メモリアルイヤーの活躍を振り返る【2017年末特集】

2017.12.14 18:00

7人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急。今年6月にCDデビュー5周年を迎えた彼らは、その勢いをさらに加速中。個人での活動も目立った彼らの2017年は、悲願達成や初の日本武道館を公演を含む最長期間の全国ツアーなど充実した1年に。ここでは超特急の2017年を振り返る。


念願のランキング1位

「超ネバギバDANCE」が音楽ランキングで念願の1位を獲得したことは、ファンにとっても嬉しいニュースとなり、5周年のメモリアルイヤーを語るうえで外せないトピックスだ。これまで目標に掲げていたこもあって悲願の達成となった。5周年を記念し、原点回帰と言える“ダサかっこいい”超特急らしい楽曲のシングルで夢を叶え、今後の活動にさらなる弾みをつける結果に。本人たちの発信はもちろん、SNSも喜びの声で溢れかえった。

また、この「超ネバギバDANCE」では、超特急らしい豪華コラボも実現。ジャケットとMVはイギリス・ロンドンで撮影し、ロンドンの主要鉄道ターミナルであるキングス・クロス駅とコラボレーション。ジャケットの背景には、イギリスとヨーロッパ大陸を繋ぐ国際列車ユーロスター(=新幹線)を映し出し、超特急ならではの仕上がりとなった。

ロンドンで撮影した8パターンの写真集を発売 (C)モデルプレス
ロンドンで撮影した8パターンの写真集を発売 (C)モデルプレス
さらにジャケット・MV撮影で赴いたイギリスで撮りおろした写真集も発売。これまでグループでの写真集やフォトブックはいくつか発売されてきたが、5周年を記念した今回はグループでの写真集に加え、初めてソロでの写真集も刊行。1冊まるごと推しが楽しめる写真集はファンを喜ばせた。

最長期間ツアー&初の日本武道館公演

4月29日から8月8日にかけては自身最長期間となる全国ツアー「Bullet Train 5th Anniversary Tour 2017『Super Trans NIPPON Express』」を敢行。21都市全23公演で5万を動員したこのツアーは、初開通(初めてライブを行う場所)も多く、全国に超特急の輪を広げていった。

初の日本武道館公演 (C)モデルプレス
初の日本武道館公演 (C)モデルプレス
また、同ツアーの追加公演として、日本武道館でのスペシャルライブも開催。初めて立つ日本武道館では、30分にも及ぶスペシャルメドレーを披露。ソロダンスのパートを設けたり、センターをチェンジしたり、新たな見せ方を探求したライブとなった。

さまざまな仕掛けを施す超特急のライブだが、このツアーではビジュアルポイを使用した演出も話題に。最新技術を駆使した光のパフォーマンスで8号車を唸らせた。


“5日間連続”超フェスでの化学反応

5周年を記念して開催されたイベントの一つである「超フェス」。これは5日間連続で様々なゲストを招いた対バンライブで、親交の深いゴールデンボンバー、同じ事務所の私立恵比寿中学をはじめ、音楽を枠を超えてココリコ、椿鬼奴といったお笑いタレントまでと化学反応を起こした。

3ピースバンド・WEAVERとの「“超”バンドフェス」、3人組ユニット・Sonar Pocket(ソナーポケット)との「“超”やみつきフェス」では、それぞれのグループの魅力を発揮し、ここでしか見れないコラボを展開。私立恵比寿中学との「“超”スタダフェス」では、女装あり、乱入あり、バトルありと、同じ事務所に所属する2組ならではのステージで魅せた。

ココリコ、椿鬼奴を迎えた「“超”芸人フェス」は、「お笑い芸人と、一体どうやって対バンするのか?」と出演が発表されたときより話題に。当日は、芸人的センスを試すコラボ企画などを繰り出し、異色の対バンライブとなった。超特急のバラエティ力がいっそう磨かれたに違いない。

「超フェス」最終日はゴールデンボンバー (C)モデルプレス
「超フェス」最終日はゴールデンボンバー (C)モデルプレス
そして、千秋楽にコラボしたのがゴールデンボンバー。オープニングでは、超特急のメンバーが樽美酒研二へのリスペクトを込めて“白塗りメイク”で登場し、度肝を抜いた。その後も2組のらしさ溢れるステージを展開。

全力な両者だけに“カオス”な一夜になったことは間違いないが、これまで縁があった両グループならではの絆が見えた場面も。5日連続という対バンライブは温かい雰囲気の中、フィナーレを迎えた。

いきものダンス旋風巻き起こる

フジテレビ系ドラマ「警視庁いきもの係」の主題歌「My Buddy」は、キャストたちがエンディングで踊る“いきものダンス”が人気に。MVも公開2日で100万回再生を突破し、再生回数を重ね、すでに700万回超えを記録している。これまでのMVの中でも驚異的な伸びを見せた。

「めざましライブ」では橋本環奈らとコラボ (C)モデルプレス
「めざましライブ」では橋本環奈らとコラボ (C)モデルプレス
そして、フジテレビ夏の恒例イベント「お台場みんなの夢大陸」の目玉企画である「めざましライブ」ではキャストたちとのコラボが実現。実は同ドラマのエンディングに、動物のきぐるみ姿で出演していた超特急。この日はヒロイン役の橋本環奈らキャストをゲストに迎え、スペシャルな“いきものダンス”を披露した。

“俳優”超特急が各作品で活躍 ソロでの活動も熱かった!

今年は個人での活動も目覚ましく、カイが「東京喰種 トーキョーグール」「ハローグッバイ」、タクヤが「兄に愛されすぎて困ってます」、タカシが「一週間フレンズ。」「一礼して、キス」と各映画に出演。その他にもタクヤがスペシャルドラマ「帰ってきた 家売るオンナ」(日本テレビ系)へ出演し、タカシがdTVとFODによる共同製作ドラマ「花にけだもの」で連続ドラマ初出演を果たした。また、来年スタートの石原さとみ主演のTBS系連続ドラマ「アンナチュラル」にカイが出演することが決定している。

(左から)コーイチ、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、ユースケ、タカシ (C)モデルプレス
(左から)コーイチ、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、ユースケ、タカシ (C)モデルプレス
カイ、タクヤ、タカシが俳優として活躍する中、ユーキ、ユースケはバラエティ番組で存在感を示した。ユーキが老舗番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)に度々出演、ユースケは「逃走中」(フジテレビ系)で逃げ切り注目を集めた。

2次元をこよなく愛するリョウガはその愛が実り、アニソン番組「アニ☆ステ」(TOKYO MX)でMCを担当。思わずクスッとしてしまうブログも彼のセンスが光っているが、その才能をウェブ媒体でのコラムで発揮している。

ボーカルのコーイチも吉野晃一名義でYouTubeチャンネルを開設。圧倒的な歌唱力を見せつけ、ソロアーティストとしての第一歩を踏み出した。

超特急 (C)モデルプレス
超特急 (C)モデルプレス

年末年始はアリーナツアー

このほか、5周年企画で盛り上がり、活躍の場を広げていった超特急。そして、年末年始は過去最大規模となるアリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning」を敢行する。このツアーを経てパワーアップした超特急がどんな2018年を見せてくれるのか期待したい。(modelpress編集部)

超特急 (C)モデルプレス
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