広瀬すず、朝ドラヒロインはオファーで決定「聞いたのは昨日」 100作目の大役にプレッシャーも<夏空>
2017.11.20 16:54
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女優の広瀬すずが、2019年度前期連続テレビ小説のヒロインに抜てきされ、20日東京・渋谷NHKにて行われた会見に出席した。会見では、タイトルが「夏空-なつぞら-」に決定したこと、脚本家を大森寿美男氏が務めることも合わせて発表された。
広瀬すず、100作目朝ドラヒロインに抜てき
同作は、現在放送中の「わろてんか」、2018年度前期「半分、青い。」、2018年度後期「まんぷく」に続く、記念すべき100作目の朝ドラ。大森氏によるオリジナル作品。広瀬は初の朝ドラ出演で、今回はオーディションではなくオファーで決定。100作目ということもあり、広瀬は「すごく大きな数字、存在。色んな方に『プレッシャーをかけてるわけじゃないけど、100作目だからね』って言われて…ちゃんとプレッシャーを感じております。その手を握って裏切らないように、新しい風を吹かせられるように頑張りたいと思います」とコメント。
ヒロイン決定について「聞いたのは昨日」だそうで、「急に違うことで呼ばれて行ったら、こんな素敵なお話を聞いて。目の前で(作品について)お話していただいたんですけど、『えっ』っていう気持ちの方が大きくて、全部左から右に流れていきました。それだけ憧れの存在でもありました。同世代の女優さんの朝ドラのお話を聞いたりもしていたので」と念願の抜てきであったことを明かし、「いまだに実感がないですけど、きっと大変なんだろうなという想像はある。まだ楽しみって実感もなくて、どんな感じに自分がなっていくんだろうって想像がついてないです」と率直な心境を語った。
2019年度前期連続テレビ小説「夏空」
戦後、広大な北海道の大自然、そして日本アニメの草創期を舞台に、まっすぐに生きたヒロイン・奥原なつの夢と冒険、愛と感動のドラマを描く「夏空」。戦争で両親を失い、傷ついたなつを癒やし、たくましく育てた北海道・十勝の大地と、開拓精神にあふれた強く、優しい大人たち。成長したなつは、十勝で育まれた豊かな想像力と根性をいかして、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする。十勝は年間を通じて雨雪が少なく、「十勝晴れ」と呼ばれる晴天が豊潤な大地に実りをもたらす。「夏空」は、そんな十勝の突き抜けた青空のような、すがすがしいなつの生きざまを描いたドラマとなる。
クランクインは2018年夏、放送は2019年4月~9月(全156回)を予定。(modelpress編集部)
「夏空」あらすじ
1946(昭和21)年初夏、戦争が終わり、奥原なつ(9)はひとり、養父の柴田剛男に連れられ、北海道・十勝にやって来た。養女として、なつを引き取った酪農家族・柴田家は北陸からの開拓移民。剛男となつの父とは戦友で、もしもの時は、お互いの家族の面倒を見るという約束をしていた。剛男の父・泰樹は、なつのことを働き手にもならない、厄介者と言いながらも内心、不憫ふびんに思っていた。しかし子どもながらに、ここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを懸命に手伝う。こうした頑張りに心を動かされた泰樹は、孤児だからといって甘やかしたりせず、生きる術すべをとことんたたき込んでいく。なつもまた、天真らんまんな子どもらしさを取り戻していく。
小学校に通い始めたなつは、すてきな馬の絵を描く少年・山田天陽と出会う。天陽から当時、アメリカでブームになっていた漫画映画(アニメ映画)の魅力を教えられ、なつは“絵が動く”こんな夢のような世界があるのかと感動する。
やがて高校生になり、天陽が東京の美術大学に進みたいという夢を語ると、なつも自分の将来について考えるようになる。なつもまた天陽の影響で、絵を描く仕事につきたいと思うようになっていた。だが養父の剛男はなつが、一人息子と結婚して、牧場を継ぐことを望んでいた。
そんな折、生き別れていた兄が、東京で元気に働いていると知らされる。なつに旅立ちの日が近づいていた…。
【Not Sponsored 記事】
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