中村倫也 (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会

KAT-TUN上田竜也、中村倫也とバディ結成 主演ドラマ「新宿セブン」追加キャスト発表

2017.09.07 07:00

KAT-TUN上田竜也が主演を務めるドラマ24『新宿セブン』(10月13日スタート/毎週金曜深夜0時12分~/テレビ東京系)の追加キャストが発表された。

今作が連ドラ初主演となる上田が演じるのは、質屋の店主で抜群の鑑定眼を持った主人公・七瀬。「物」の真贋を見極めると同時に、依頼人の悩みや事件を解決していく。

そして、この度、中村倫也大野いと工藤綾乃、野波麻帆、嶋田久作、田中哲司、夏木マリの出演を発表。一癖も二癖もある個性的なキャラクターを演じる。

中村倫也 役柄&コメント

大野健太…ある出来事をきっかけに七瀬の下で鑑定士見習いとして働く。

【コメント】
― 意気込み。

中村:雑多な色んなクセモノがいっぱい出てくる歌舞伎町という街が舞台で、みんなひと癖もふた癖もあって、その中でわりと視聴者の窓口になるというか、普通の人という役割なんですけど、それだけだと面白くないなと思って。健太も健太なりのひと癖ふた癖、みんな生きていればあると思うので、それを探しながら、面白おかしくできたらいいなと思ってます。

― 上田さん演じる七瀬と、健太は物語の中ではバディのような関係だが、どう演じたいか。

中村:凸凹コンビというか、物語の真ん中にいる人の2タイプだと思うんですよね。物語の中のヒーロー像と、いろんな出来事から成長していく人。物語の両方の役割を担っているので、七瀬がヒーローで、秘められた過去があったりして。健太は健太でいろんな出会いがあって成長していく話だと思うので、もちろん、上田さん演じる七瀬が主人公ですけど、横の二本軸になれたらいいなと。そういう意味で、混ざりすぎず離れすぎずというか、楽しいやりとりだな、と横にいて思います。

― 藤井道人監督とは4月クールの木ドラ「100万円の女たち」から続いているが…。

中村:同い年なんですよ。同い年であんなに売れていてむかつくんですけど(笑)。田辺(テレビ東京ドラマ制作部)プロデューサーも86年生まれで、メークさんも同い年で、現場に今回、同世代が多いんです。先輩方がいっぱいいるんで、そろそろ世代交代させていただいて、という想いがこの世代はあるので(笑)。売れている藤井監督を筆頭に、旗を掲げていただいて、僕たちはぞろぞろついて行くと。世代交代の旗手として僕たちはただ藤井さんの後について行くという。ドラクエ方式でついて行きます(笑)。

― 視聴者へのメッセージ。

中村:こういう風に世界観がガッチリつくられている作品て、なかなか珍しいと思うし、なおかつテレビでこういうことをやれるというのは、昨今少なくなってきているので、攻めているテレ東の「ドラマ24」という枠でやれるというのは、刺激的なプロジェクトなんじゃないかなと思っています。こういうある種の遊園地を楽しんでもらえたらなと思います。

大野いと 役柄&コメント

大野いと (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
大野いと (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
水月華…七瀬と健太の前に現れる、記憶喪失の謎の女性

【コメント】
― 意気込み

大野:「新宿セブン」に出演が決まり本当に嬉しかったです。華という役を全力で演じたいと思いました。台本を読んだ時に、歌舞伎町の異国感の様な世界観が伝わってきて、そこにちゃんといれるように大切に演じたいなと思います。

― 華役について、役作りなど。

大野:監督からは、繊細な表現の役作りをと言われています。記憶喪失の役なので、キャストの皆さんのお芝居を感じ取りながらお芝居できたらと思っています。記憶喪失の役は初めてなので、記憶喪失になった方の本などを読んで演技の参考にしています。

― クランクインして間もないですが、現場の雰囲気は?

大野:初めてご一緒する方がほとんどなので、私はまだ緊張していますが、皆さん優しくして下さるので毎日楽しく撮影しています。人見知りせずに、早く現場に溶け込んでいけたらと思っています。

― 視聴者へのメッセージ。

大野:このドラマでは、想い出を「記憶」という言い方をしていますが、私の役は「記憶」が鍵になってきます。記憶が今の自分を支えているものだったりするので、このドラマを通じて、記憶の大切さ、想い出の大切さとかを改めて知ってもらえたらと思います。歌舞伎町の質屋を舞台に、物を通じて真実とは何なのかを追い求めていくので毎回、質屋に持ち込まれる品々にまつわるエピソードを楽しんでいただければと思います。

野波麻帆 役柄&コメント

野波麻帆 (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
野波麻帆 (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
宝生エリカ…七瀬らが足しげく通うコリアンバー「エルドラド」のママ

【コメント】
― 意気込み

野波:台本を読んで、自分でもめちゃくちゃ楽しみにしているので、これは絶対面白いものになるだろうと思って、みんなの力を借りつつ、自分も何かサポートできるように頑張って、撮影は2ヶ月ほどですけど、頑張ろうと思っています。

― ドラマ24枠は「モテキ」(2010年)以来の出演。

野波:実は、私「モテキ」がだいぶ人生の中でもターニングポイントとなったところがあって。それまでお仕事をしてきて、役名で呼ばれることや、私の名前を外で呼ばれることがあまりなかったのですが、そこから声をかけられることが増えまして。それだけすごく愛されたドラマで、そこに出演できたことは私の中でもすごく大きくて…ですので、また“ドラマ24”に出られるってなったら、すごく楽しみで、でも、逆に少しプレッシャーもあり、あの役を超えられるくらいの気持ちで、ちゃんとキャラクターをつくってやっていけたらなと思っています。

― 宝生エリカ役について。

野波:七瀬のすごくよき理解者であることが、まず第一のポイントで、心のつながりをうまく見せられたらいいなと。そして、歌舞伎町の多国籍のバーのママという設定なので、今のところはかなりアップテンポなお芝居なんですけど、それがいずれ、“カラ元気”だけじゃなくて、人間味あふれる、そうではないお芝居もちゃんとしていけたらいいなと思っています。今はとにかく楽しくやっております!現場で監督やみんなと一緒に役を作っていく感じで。衣装を着て、バーの現場に入ると勝手に“ママ感”が自分の中で出てくるので、不思議です。面白いです。キャバクラ嬢役はこれまでもあるんですけど、ママ役は初めてなので、今回は楽しみです。“ママ感”でるかな~って!

― 現場の雰囲気は?

野波:スタッフの皆さんも優秀な方ばかりで、共演者の方も。上田さんは初めて。(中村)倫也くんは、以前から知っているので、あまり変な緊張をしないでいられてますね。仕事という意味では現場で緊張するけれど、共演する皆さんとはざっくばらんとしていて、なんでも話し合っています。こないだも上田さんと初対面でお芝居したときも、「こう思うんだけど、こうかな?」って、ちゃんと言い合えることができたので、これからも話し合っていけるだろうし、信用できるなと思って、現場がまた楽しみになりました。

― 視聴者へメッセージ。

野波:とにかく台本を毎回いただいて、どんな映像になるんだろう、と、自分でも楽しみになるくらい、面白い作品です。それが必ず映像に映しだされてくると思って信じてやっていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

田中哲司 役柄&コメント

田中哲司 (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
田中哲司 (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
近藤昭人…歌舞伎町を見回る新宿西署の刑事。目的の為なら手段を選ばない。

【コメント】
― 意気込み。

田中:最初に脚本を読んで、面白いのでぜひやらせていただきたいと思いました。近藤という役は、目的を達成するためにはなんだってやるというのが、最初のシーンで出てきますので、そこは好きですね。

― 1話の序盤から、衝撃的なシーンですが…。

田中:あのシーンがやりたくて!ああいうのいいじゃないですか。全然やりますよ!逆にああいうシーンがあるから、この役受けたいなと。奥深くなりますから。

― 視聴者の皆さんへメッセージ。

田中:面白くなると思います!原作の漫画も面白いんですが、脚本がとても面白いんです。質屋に持ち込まれる品物を鑑定するときの骨董的な要素も入っていて、そこがいいんですよ。ああいうのが好きで。かつ、歌舞伎町のぐちゃぐちゃした混沌とした感じも入っていて、いろんな年齢層の人が楽しめるんじゃないかなと思っています。

夏木マリ 役柄&コメント

夏木マリ (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
夏木マリ (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
シノブ…七瀬らが常連として通う餃子屋店主

【コメント】
― 意気込み、出演を決めた理由。

夏木:コミックが面白かったです。脚本もいいですね。あと、テレ東のこの枠は興味があったものですから。GOしました!「ドラマ24」枠面白いですよね。攻めていて。これまでの他の作品も観てますよ!

― シノブ役は餃子屋の店主。

夏木:餃子がうまく焼けるようになりたいですね。羽根つき餃子が美味しく映るように、と(笑)。

― シノブはどんなキャラクターですか?

夏木:歌舞伎町で長いこと商売しているということですから、かなり根性座っている女性ですね。

― 視聴者の方へのメッセージ。

夏木:顔合わせの本読みの時に、監督たちも「観たことないドラマにしたい」、「テンポのあるドラマにしたい」とおっしゃってました。いいテンポで進んでいくと思いますので、上田さん中心にした面白いドラマ、ぜひ観てください。

ドラマ24「新宿セブン」ビジュアル (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会
ドラマ24「新宿セブン」ビジュアル (C)観月 昴・奥 道則/日本文芸社 (C)2017「新宿セブン」製作委員会

工藤綾乃 役柄

楓…「エルドラド」の従業員

嶋田久作 役柄

王(わん)…歌舞伎町を仕切るマフィアのボス

田辺勇人プロデューサーコメント

新宿歌舞伎町にある質屋の話」・「主演上田竜也さん」ということでスタートした『新宿セブン』。ドラマ24らしい攻めたドラマにしたいという想いの中で、知的好奇心を煽る鑑定要素、多くの人に楽しんでもらえる仕掛けと全話通して描かれる謎解き・ミステリー、感情を揺さぶるヒューマンストーリーを盛り込みました。今回、そんなドラマを彩る、魅力的で演技派の豪華キャスト陣に集まって頂きました!

クランクインして数日が経ちました。不思議な雰囲気が漂う質屋では七瀬と健太による鑑定が行われています。多国籍感溢れるバー・エルドラドではエリカから歌舞伎町の情報がもたらされます。シノブが営む餃子屋には様々な想いを持った人が集まっています。

キャストのみなさんのお芝居や佇まいに、ワクワクさせられ、時に涙を流してしまいそうな自分がいました。全員がそこにちゃんと生きていたのです。

『新宿セブン』の中に生きる人々は、一人一人が違う“過去”を背負い、光と闇を持つ歌舞伎町の中で“今”を生きています。それぞれの登場人物がどんな“未来”に向けて歩き出し、どのような結末が待っているのか、みなさんにも最後まで見届けて欲しいと思います。

そして…まだ発表できませんが、あっと驚く素敵なキャストも登場します!続報をお待ちください!

ドラマ24「新宿セブン」ストーリー

24時間眠らない街、新宿歌舞伎町。東洋一の歓楽街と呼ばれ、妖しく危険に満ちたこの街で一目置かれている男がいた。七瀬質屋の店主で天才鑑定士。その男の名は「“七つ屋”の七瀬」。七瀬の店には、あらゆる物が持ち込まれる。時計やバッグ、果ては拳銃、クスリ、臓器まで…「人」も「モノ」も偽物を認めず、本物しか信じない七瀬は、持ち込まれる品物から依頼人の悩みを解決していく。なぜ、彼がこの街で質屋を経営しているのか?そこには歌舞伎町に潜む謎と隠された理由があった。ある答えに辿り着いた七瀬が、最後に鑑定するモノとは一体!?果たして、それは本物なのか偽物なのか…。(modelpress編集部)
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