星野源、結婚願望を明かす大病乗り越えた心境の変化も

2017.04.10 17:35 views

歌手で俳優の星野源が10日、テレビ朝日系「徹子の部屋」（毎週月曜～金曜ひる12時）にゲスト出演。自身の人生や曲についてのエピソードを語った。

星野の公式Twitterが「徹子の部屋」への出演を告知。放送前からMCの黒柳徹子との2ショットに反響が寄せられていた。

このあと12時から放送のテレビ朝日『徹子の部屋』に星野源が出演します！ #徹子の部屋 https://t.co/gjhxihKuby pic.twitter.com/soukq0MvEr
— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) 2017年4月10日

星野源、「徹子の部屋」出演に期待の声

星野は、過去に「NHK紅白歌合戦」に2度出場しており、初出場となった2015年に、黒柳が総合司会として参加。共演経験のある2人は、当時の思い出話からオープニングが始まった。

結婚願望あり？

昨年、女優の新垣結衣と夫婦役を演じた「逃げるは恥だが役に立つ」に出演し、更にその名を広めることとなった星野。

“結婚”がテーマのドラマであったため、黒柳に結婚の予定について聞かれると、星野は「結婚はしたいです。予定は全くないんですけど。前まではそういう気持ちなかったんですけど、奥さんと一緒にご飯を食べるってきっと幸せだろうと思って」と結婚への意欲を表した。

歌舞伎俳優の中村勘三郎さんへの思い

芸能活動を始めた頃、最初は事務所に所属せずに、フリーで活動していた星野。自らオーディションを受け、2003年に松尾スズキさん脚本で歌舞伎役者の中村勘三郎さん主演の舞台「人間御破算」に出演した。

勘三郎さんは、2012年12月5日に急性呼吸窮迫症候群のため57歳で死去。黒柳が共演していた当時のことを聞くと、「（勘三郎さんは）お客さんも、頭の上に手を上げて拍手するほど偉大な方だった」と語った。

しかし、舞台裏で勘三郎さんが「家に帰ってお風呂に入ってる時にひとりぼっち。お芝居に関してもっと面白く、魅力的な役者になるためにはどうしたらいいのか」と毎日考えている様子を見て、「あんなに惹きつける魅力やオーラがあるのに、悩んだり、孤独であったり…それが人間らしくて親近感が湧いた」と、その姿が焼き付いていたことを回顧した。

5年前の31歳、自身も大病を患う

勘三郎さんが亡くなった年に、星野の代表曲の1つである「化物」が完成。

自分が感じていた思いや、悩みすぎて孤独になってしまっていた姿を勘三郎さんと重ねて書いた曲だったが、レコーディングが終わった時に、くも膜下出血で倒れてしまった星野。

「化物」は、療養期間を経て、復帰したあとにリリースされ、“星野の復活の歌”と言われた。「勘三郎さんの歌なんだけどな…」と思っていたが、天国から『源ちゃんの歌にしたほうがいいよ』って言ってくれてるような気がして、思い出も曲も大事なものになった」と話し、「今でもライブで毎回歌う。勘三郎さんが見守ってるような気持ちで歌ってます」と勘三郎さんへの思いを明かした。

また、歌舞伎俳優の中村七之助とも交友関係があると明かした星野は、「（勘三郎さんに）すごく大事な縁をつくっていただいた」と感謝の言葉を述べた。

星野源、今後は「楽しく生きたい」

黒柳が「今後の目標は？」と問うと、「長生きしたいです。なるべく楽しく、朗らかに生きたいです」とコメント。

「死にたくない気持ちが強い」という星野は、「病気とかもいろいろあって、もう楽しく生きたい。音楽も楽しい気持ちで楽しい曲をいろんな人に届けられたらなと思っています」と語った。

星野と黒柳は、“逃げ恥”のドラマ主題歌である「恋」の振り付け（恋ダンス）を一緒に踊り、和やかな雰囲気で番組は終了した。（modelpress編集部）

情報：テレビ朝日、星野源／所属事務所

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