特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」に出演する波瑠、岡田将生(画像提供:日本テレビ)

波瑠&岡田将生が法廷で対決 SPドラマに豪華俳優陣集結<キャストコメント>

2017.02.03 05:00

女優の波瑠と俳優の岡田将生が、3月放送の金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」(日本テレビ系)でW主演することが決定した。


波瑠×岡田将生でSPドラマ

同作は、無敗の冷徹弁護士“北風”櫻川風香(波瑠)と、円満解決の天才弁護士“太陽”麹谷陽太(岡田)という正反対の2人が、離婚裁判にもつれ込んでしまった夫婦の双方の代理人となって戦う物語。2人は、「絶対別れたい夫」と「絶対別れたくない妻」双方の代理人となって対決する。

ほか主な登場人物に、市村正親、キムラ緑子、八嶋智人、大谷亮平、川島海荷、山本裕典、温水洋一など個性派俳優が豪華競演。スカッとできる法廷シーンはもちろん、ちょっと笑える2人のちぐはぐな関係、そして、ラストではグッとくる感動のシーンも。敏腕弁護士が活躍する法廷ドラマであり、ラブコメディでもあり、心温まる家族の物語…エンターテイメントがぎゅっと詰まったスペシャルドラマをお届けする。

以下、主な出演者のコメントと役柄。

櫻川風香(さくらがわ・ふうか)/波瑠

ゴールドウィング法律事務所の弁護士。独身。「やるからには勝つ」がモットーの負けナシ弁護士。離婚裁判の勝率は 10割。冷静 沈着かつ好戦的で負けず嫌い。「鉄仮面」の異名を持つ。 離婚問題を多く扱う手塚法律事務所の2階で育ち、幼い頃から夫婦トラブルを嫌というほど見てきた。

さらに、男運がない母親の姿を 目の当たりにして、「結婚ほど無意味な制度はない」という感覚が骨の髄までしみついてしまった。彼女には、我慢してまで結婚生活 を続ける意味がわからない。「スッパリ別れるべきです。戦いましょう」 若干、恋愛アレルギー気味。

<波瑠コメント>
北風のように冷徹で「鉄仮面」と呼ばれる敏腕弁護士、櫻川風香を演じます。風香は、法廷で「妻を愛している、別れたくない」と主張する原告に「愛?くだらない」と言い切ってしまうような弁護士。絶対勝つ、という仕事への強い
責任感と、恋愛に対して不器用で、つい愛情をも分析してしまう風香のキャラクターがよく出ているセリフだなと思います。

弁護士役は初めてですが、私自身は弁護士には向いてないと思います。弁護士って、証言ひとつひとつを疑って、検証する目線が必要だと思いますが、私は新しく聞く話を「あ、そうなんだ!」って、素直に聞いてしまったりするとこ
ろがあるので(笑)。

冷徹、負けナシ弁護士の風香ではありますが、裁判で判決という結果は出ても、人生や幸せって、誰かに決められるものではないという事もちゃんと教えてくれるんです。見終わった後、すごく前向きな気持ちになる作品ですので、たく
さんの方に見ていただけたら嬉しいです!

麹谷陽太(こうじたに・ようた)/岡田将生

弁護士。小泉法律事務所から手塚法律事務所に移籍。独身。 どんなドロドロ案件も和解に持ち込む「無冠」の仲裁弁護士で、その確率は10割。裁判は勝ち負けではなく、依頼者を幸せにすることが彼にとってのゴールである。みんなが笑顔になるような仕事がしたい。

「今よりちょっと幸せに」がモットー。 恋愛は人生を豊かにするものと考えている。「せっかく出会ってお互い好きになったのに、憎み合うなんてもったいないよ?」

<岡田将生コメント>
波瑠さん演じる風香とは真逆で、円満解決を目指す明るく太陽みたいな弁護士・麹谷陽太を演じさせていただきます。離婚裁判では自分のクライアントだけではなく、夫婦二人ともが幸せになる方法を常に探している、かなり変わった弁護士です。陽太は、天真爛漫といいますか、人助けもするし、損得を考えない人。そこが本当に素敵で、僕もこういう生き方ができたらいいなと思います。

今回のように弁護士役を演じていると、僕自身は、弁護士にはなれないなと思います。自分に精一杯で、人助けなんてめっそうもない(笑)。この作品では、裁判は人の“表と裏の顔”がものすごく見えてくるものなんだな、と実感する部分も多いのですが、こじれてしまった夫婦の表と裏の顔を見ながら、陽太が彼らの本音をどう引き出していくのか、楽しんで見ていただけたらと思います!

五十畑光一郎(いそはた・こういちろう)/大谷亮平

ゴールドウィング法律事務所のパートナー弁護士。大企業の顧問弁護をしている、風香のボス弁。事務所の「顔」としてさまざまな講演等を行い、マスコミへの露出も多い。ナルシストで、ややオーバーアクション。

<大谷亮平コメント>
五十畑という少しナルシストで弾けた性格ですが、実はデキる男という魅力溢れる役を演じさせて頂いた事は、とても貴重な経験でした。撮影はあっという間でしたが、素敵な共演者の皆さんと素敵な作品に携われて幸せでした。

原正治(はら・まさはる)/山本裕典

5年間連れ添った妻と「別れたい」医学部浪人生(8浪中)。風香のクライアント。一方的に離婚を告げ、ほとんど勘当状態だった実家に戻る。離婚の理由は、妻による暴力と一人息子の教育問題。息子の朗(あきら)の親権、養育権を主張。 気が弱く真面目だが、正義感と粘り強さは人一倍ある。響子との結婚を両親に反対されるも、勘当覚悟で家出し響子と結婚。

<山本裕典コメント>
今回、医大8浪中で奥さんと子供がいる正治という役を演じるにあたり、僕としては初めての父親役なので、子供との接し方は意識してお芝居をしました。正治は優しくて、あったかくて、例えるならたんぽぽのような人柄。そんな正治がなぜ、裁判までして離婚したいと申し出たのか、というところが見どころです。

原響子(はら・きょうこ)/川島海荷

「別れたくない」正治の妻。陽太のクライアント。突然の夫の離婚通告に全く納得できない。 元ヤンでやや短気だが、バイタリティあふれる女性。 夫・正治が受験勉強に集中できるよう、スナック勤めやガソリンスタンドなどのバイトを掛け持ちし、家計を支えてきた。 正治との出会いは、男に絡まれていた彼女を正治が勇気を振り絞って助けたのがきっかけ。両親とは死別しており、天涯孤独だったため、 正治と家族になれて、支えることに生きがいを感じている。

<川島海荷コメント>
今回のドラマでは、私のイメージにはないような役をやらせていただいています。自分も最初に聞いたときはビックリしてしまって、元ヤンにお母さん!?大丈夫かなぁ…なんて思っていました。でも、覚悟を決め、とことんやってやろうと思い挑みました。まだまだ未熟なところもあり、監督やみなさんのアドバイスをいただきながら、一生懸命で真っ直ぐな響子を演じています。ぜひ見て頂きたいです。

大村真由子(おおむら・まゆこ)/内田理央

ゴールドウィング法律事務所のパラリーガル。肉食系婚活女子。

<内田理央コメント>
波瑠さん演じる風香さんが男嫌いでクールな役柄なので、真由子は逆に女子力高めの女の子というのを意識して演じました。このドラマはもちろん裁判の行方がみどころなのですが、私は真逆な性格の風香さんと陽太さんのやり取りにすごくキュンキュンするので、2人の恋模様にも是非注目して欲しいです!

柴山直道(しばやま・なおみち)/八嶋智人

司法浪人生。バツイチ。ここぞという時、本番に弱い。公務員だったが区役所を辞めて、弁護士を目指すも、司法試験当日に腹痛に見舞われ、不合格。現在は、傍聴マニアとなっている。目下、貯金が目減りしていくのが不安でたまらない。

<八嶋智人コメント>
波瑠さん演じる正義を貫く賢い弁護士と、岡田くん演じる陽太の人を包み込むような柔らかさを持つ弁護士、どちらに弁護をお願いしたら幸せになれるのかなということをお伝えするのがこの番組の醍醐味だと思っています。ひょんなことから陽太とバディを組むことになる僕演じる柴山が、2人の対極な弁護士を見て、新しいチャレンジに一歩踏み出すというところを表現できたらいいなと思っています。

櫻川笙子(さくらがわ・しょうこ)/キムラ緑子

風香の母。夫の浮気で、もめにもめた挙句離婚した。その時の弁護士が六郎である。 以来今のアパートに移り、彼を兄のように慕っている。風香を女手一つで育てたシングルマザー。風香が弁護士になる前は、保険の外交員をしていた。こじれた離婚経験があるにも関わらず、恋愛体質は変わらず、再婚願望を持ち続けている。 全く男っ気のない娘を心配しているが…。

<キムラ緑子コメント>
風香と陽太の法廷でのバトルはかっこいい!長いセリフもよどみなく言えていてすごいなぁと。ストーリーもとても面白く、それぞれ考えさせる部分が多い人間ドラマになっています。最初に監督から「ラテン系のお母さんになってください」と言われ、こんなお母さんいるのかなと思いながらも、初日から思い切ってはしゃいでみました。娘の風香とは正反対の、反面教師となるような、明るいお母さんを楽しく演じました!

手塚六郎(てづか・ろくろう)/市村正親

手塚法律事務所の所長。30代で独立。10年前に妻と死別し、女性事務員と2人で事務所を切り盛りしている。 以前は離婚以外の案件も扱っていたが、過去に離婚訴訟を担当した依頼者が芸能人だったことで話題になり、現在は実質、離婚問題専門事務所状態。人情派のマチベン。シングルマザーの笙子が働いている間、事務所で幼い風香を預かっていたため、父親代わりのような存在。

<市村正親コメント>
有名なイソップ物語の「北風と太陽」でもあるように、色んな攻め方はあると思うけれども、力を合わせて事件を解決していくというところが面白いです。六郎は風香と陽太を見守りながらも、アドバイスを出していく役どころなのかなと。若い2人がやりあっているところを見ながら、自分の若い頃を思い出して、割と地で演じています。

(modelpress編集部)
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