香取慎吾、中条あやみとの初共演で「人間じゃないことがバレ始めた」
2016.02.26 05:00
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SMAPの香取慎吾が、テレビ朝日系スペシャルドラマ「ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~」(3月27日よる9:00~)で主演を務めることが26日わかった。萩尾望都氏の少女漫画「ポーの一族」をモチーフにした同作。初共演となった中条あやみと、歳をとらずに生き続ける“バンパネラ”の姿を描く。
香取慎吾&中条あやみが不老不死に
大正時代に医師として生きていたが、最愛の妻と息子を失い、睡眠薬を飲んで自殺を図ろうとしたところを“バンパネラ”の末裔で、永遠とも思える長い時間を生きる宿命を背負う美少女・真理亜(中条)に助けられ、以降自らも不老不死となる三杉晃役の香取は、「少し前に(映画で)宇宙人の役をやっていましたが、今回は“バンパネラ”ということで、いよいよ人間じゃないことがバレ始めたかな…(笑)」とおどけてコメント。初めてあった中条から「生まれて初めて踊ったのが“慎吾ママ”でした」「その頃から全然お変わりないですね」と言われたことも明かし、「『バンパネラだからね』と返させていただきましたよ(笑)」とユーモアたっぷりの初対面を振り返った。4年ぶりタッグにしみじみ
同作でメガホンをとる本広克行監督とは、映画「踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望」(2012年)以来4年ぶりの共演。「僕という人間を形成してくれた方のひとり」と厚い関係性が築かれている本広監督との再会を思い返し「第一声『おー、慎吾。元気?』って声をかけてくれたのですが、最近僕のことを“慎吾”と呼ぶ人も少なくなってきましたので、『あぁ、本当に若い頃から知ってくださっている監督さんなんだな』と感じました」をと喜びをにじませた。また、撮影中に「感情なしで(演じて)」と本広監督から指示を受けていたが、難しい部分もあったよう。しかし本広監督が撮影中に発した「このドラマ、すごく面白そう!」との言葉には同作への期待が増したようで、「撮影中に監督がそんな風に言う作品というのはなかなかないので、なんだか嬉しくなりました」と興奮気味に語った。
萩原聖人・段田安則も出演
船津浩一プロデューサーは、付き合いの長い香取と数々の名作を生み出した本広監督のコンビに信頼を寄せており、「今回の作品の演出は本広監督の他には考えられませんでした」と告白。萩原聖人、段田安則ら脇を固めるキャストを「物語に厚みを加えてくれています」と紹介した。初のテレビ朝日ドラマ主演
同局ドラマで初めて主演を務めるため「撮影が始まって何日か経っても『本当にテレ朝なのかな』とまだ実感がわかず不思議な感じです」と告白した香取。同局の「SmaSTATION!」で14年間もMCを務めるなど縁深いだけに「テレ朝でのドラマはとても待ちわびていたこと」だったこと打ち明けた。(modelpress編集部)「ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~」ストーリー
都内で、首を絞められた後に頸動脈に穴を開けられ、血が抜かれるという殺人事件が立て続けに2件起きる。刑事の佐伯章二(萩原聖人)らは、シリアルキラーによる連続殺人事件も視野に入れながら捜査を継続する。その頃、大きなスーツケースを抱えた男・三杉晃(香取慎吾)と謎の美少女・真理亜(中条あやみ)が深夜バスから降り立つ。古書店の店主・前島康夫(段田安則)のもとを訪ね、“香織”という女性を迎えに来たと告げる三杉。前島は、そう話す三杉の姿が鏡に映っていないことを指摘し「気を抜くな」と忠告する。一見普通の人間と何ら変わらない三杉たちだったが、実はふたりには秘密が…。彼らは歳をとらずに生き続ける不老不死、バンパネラの一族だったのだ!
前島の勧めで三杉はかなり古びたマンションの一室を借り、中学校で産休補助の英語教員として勤務し始める。そして約束の夜、伊東香織(宮下かな子)を迎えに公園に向かった三杉だったが、その途中で自殺を図った女性・相沢陽子(愛原実花)を手当している間に香織が何者かに殺害されてしまう!血は抜かれていなかったものの、香織も連続殺人事件の被害者であると推測した佐伯は捜査を開始。香織の身辺を探るうちに、彼女が児童養護施設の出身であることがわかる。
そこで当時の様子を聞いた佐伯は、香織の「大人になったら“お兄ちゃん”が迎えに来てくれるの」という言葉が気になり…。さらに、香織の言う“お兄ちゃん”が三杉のことではないかと考えた佐伯は、三杉晃という人間について、そして連続殺人事件との関連について調べ始める。佐伯が自分たちの身辺を探っていることに勘付いた三杉は、真理亜とともに事件の真犯人を見つけ出すことに…。やがて三杉のことを調べた佐伯は、衝撃的な事実を目の当たりにする…!
香取慎吾コメント
少し前に(映画で)宇宙人の役をやっていましたが、今回は“バンパネラ”ということで、いよいよ人間じゃないことがバレ始めたかな…(笑)。でも久しぶりに本広(克行)監督とご一緒できるので嬉しかったです。久々にお会いして第一声「おー、慎吾。元気?」って声をかけてくれたのですが、最近僕のことを“慎吾”と呼ぶ人も少なくなってきましたので、「あぁ、本当に若い頃から知ってくださっている監督さんなんだな」と感じました。『ストレンジャー』は不思議な作品なので、監督からは「感情なしで(演じて)」と言われました。感情なく演じるというのは難しい部分もありましたが、撮影しているときに監督が「このドラマ、すごく面白そう!」と言っているのを聞きまして…。撮影中に監督がそんな風に言う作品というのはなかなかないので、なんだか嬉しくなりましたし、僕自身も出来上がりが楽しみでワクワクしています。
中条あやみさんとは初めてお会いしましたが、「生まれて初めて踊ったのが“慎吾ママ”でした」と言われました(笑)「その頃から全然お変わりないですね」と言うので、「バンパネラだからね」と返させていただきましたよ(笑)
テレビ朝日でドラマをやるのも初めてでしたので、撮影が始まって何日か経っても「本当にテレ朝なのかな」とまだ実感がわかず不思議な感じです。
でも、テレ朝でのドラマはとても待ちわびていたこと。それを本広監督と一緒にできるというのは光栄だし、心強いです。本広監督は間違いなく、僕という人間を形成してくれた方のひとりですからね!
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