NMB48渡辺美優紀の素顔に迫る対談　ぶりっ子ではない本当の姿＜みるきー オトナ行きVol．1＞

◯「渡辺美優紀の素顔とは？」

連載第一弾として、今の渡辺美優紀を知るために、仕事観・恋愛観・ファッション観・美容観にまつわる対談形式のインタビューを実施。お相手は、新宿2丁目のゲイバーで働く“アイドル好き”の一輝くん。「女の子に対して厳しい」という一輝くんが紐解いた、21歳・渡辺美優紀の素顔とは？

【渡辺美優紀×一輝くん 対談】

みるきー：私、ゲイの方とお話するのは初めてなんです。

一輝くん：お友達にいないの？

みるきー：もしかしたらいるのかもしれないですけど、カミングアウトはされてこなかったので（笑）。

一輝くん：初ゲイはどう？不思議？

みるきー：何だか嬉しいです。

一輝くん：ゲイって女の子に対して厳しいというか、自分たちが出来ない分「こうあってほしい」「こうしたらいいのに」という気持ちが強いのね。美優紀ちゃんを見てても「えぇー！こうした方がいいのに」ってことを、ゲイのお友達とかとも話すのよ。

みるきー：わー！めっちゃ怖い（笑）。お手柔らかにお願いします。

一輝くん：美優紀ちゃんって、いつも対になって隣にいる子がいるでしょ？

みるきー：彩ちゃんですね。※NMB48山本彩

一輝くん：そっちの子に目がいっちゃって好きだったんだけど…。でも美優紀ちゃん、ファンの人が心配するようなことがあったでしょ？その時に初めてちょっと応援したいなって思った。

みるきー：え！？それがきっかけですか？

一輝くん：しかもその年、選抜落ちしたじゃない。あの時のスピーチを見て「あぁこの子、言いたいことたくさんあるのに言えなさそう。気持ちをすごい殺してる」って思ったら気になりだして…。そしたら美優紀ちゃん、AKB48の並びでどんどん後ろに行っちゃったじゃない。でも、ちゃんと笑ってやるんだぁって思ったのね。

みるきー：すごい見てくれてますね。

一輝くん：でも、そういう経験があるから面白いよね。ちょっと普通と違うじゃない。普通と違うのはいいことよ。だから色々ツッコみたいし、応援したいし、面白いし…っていうのがボクの印象。可愛いとかじゃなくって、今までの活動が面白くて、気になるって感じ。

みるきー：なんか…びっくりです！（笑）

渡辺美優紀の“ぶりぶり”は素？キャラ？

一輝くん：美優紀ちゃんは、学校の先生に将来はダンスに行けって言われてたほど、ダンスができるのよね。だから「カモネギックス」「Don’t look back！」とかのカッコイイダンスをやっている時の顔と、ほかの曲の時の顔がぜんぜん違う。

みるきー：あぁー！本当に見てくれてますね。「Don’t look back！」みたいなカッコイイ曲のほうが好きなんですよ。

一輝くん：あの時の表情がほんとうの「渡辺美優紀」だと思うの。 もっと出せばいいと思う。

みるきー：でも、スタッフさんやファンの方のイメージが、何故かぶりぶりしてて“ザ・アイドル”みたいな感じなんですね。そういった曲をよく勧めて下さるんですけど…。

一輝くん：自分ではどっちなの？「カッコイイものをやってみたい」っていう思いと、求められているものに応えたいっていう思いと。

みるきー：求められている「アイドル」をベースにしつつ、たまに来るカッコイイ時にそういうものを見せられたらと思っています。

一輝くん：ぜひ見たい。どんなのをやってみたい？

みるきー：例えば板野友美さんがやっていた「Dear J」のようなダンスナンバーをひとりで。本当にK-POPみたいな。カッコイイ曲調にクールな表情とか。いつものぶりぶりした可愛い格好じゃなくて、カッコ良い着こなしをしたり。

一輝くん：いいと思う。その“ぶりぶり”は素な感じ？それともキャラ？

みるきー：作ってるつもりは全くないんです。しかも、喋っていることはぶりぶりしてないのに、しゃべり方とか声とかでぶりぶりしていると思われてしまうんです。あと、愛嬌がすごいあるねって言われます。

一輝くん：うん。あると思う。

みるきー：メンバーからもよく言われるんですよ。「どうしたら、そんな愛嬌作れるの？」みたいな。そんなことはないと思っているんですけど。なんですかね？心はクールだと思うんですよ。

一輝くん：“ぶりぶり”は止めたいと思っているの？

みるきー：そういうわけでもないんです。でも、イメージがぶりぶりしているって言われるのは好きじゃないんですよ。そんな子じゃないのに、何でこんなに言われるんだろうって思います。

一輝くん：学生の頃はどうだったの？

みるきー：小学校の時からぶりっ子って言われ続けています。でも、ここ半年ぐらいで、ぶりっ子というか、テンション自体が落ち着いてきてるかなぁって思っています。意外と女の子のファンも増えてきたんです。

一輝くん：それは今言ってた「少し落ち着いた」っていうのが関係して？

みるきー：それは違うと思います。選抜落ちした時に自分の中で吹っ切れたものがあって、自分らしく、楽しむことを心がけるしかないと思ったんです。あと「LARME」さんというファッション雑誌でモデルもスタートさせてもらったから、女の子のファンが増えたのかなぁって思います。最近の女子は、私みたいなぶりぶり女の子が多いのか、メイクもナチュラル系の子が多くて、そういう種類の子は「好き」って言ってくれます。でも、一般的に言ったら私はぶりっ子だと思われていますよ。

一輝くん：ボクもぶりっ子だと思ってた。

みるきー：私、オンとオフはかなりありますよ。アイドルとしてやっている自分は楽しくて好きなんですけど、オフの時はそんなにぶりぶりしてないし、割りとクールだったりします。

一輝くん：ちなみに今はどっちに近いですか？

みるきー：今は別にアイドルとかじゃなくてフツーに…

渡辺美優紀が憧れる女性「沢尻エリカさんのように」

一輝くん：じゃあ今は「みるきー」じゃなくて「渡辺美優紀」って感じなんだね。「渡辺美優紀」はどんな女性に憧れているの？

みるきー：自分を持っていて、自分の信じたことをやっている人。流行りとかに敏感すぎず「その人」みたいな。沢尻エリカさんのような方、カッコイイなって思います。

一輝くん：揺るがない自分を持っているよね。美優紀ちゃんは周りから「こうした方がいい」って言われた時どう捉える？

みるきー：「あー、そう思うんだ」って受け入れて、ひとつのアドバイスだと思う時が多いです。

一輝くん：今後はどういう風になっていきたいの？

みるきー：もう21歳なので、「ぶりぶりだけじゃないよ」っていうことを伝えたいです（笑）。この連載で、アイドル以外の私の素顔を知ってもらえたらと思っています。

一輝くん：それはいいかも。じゃあまず、仕草から変えてみたらどう？手の仕草が「女の子」って感じ。そういうのに気をつけるのもいいかもね。

みるきー：気をつけてみます！自分の内面をもっと伝えていける女性になりたいです。

…＜Vol．2へ＞

よりみちみるきー

本編から寄り道して、オトナへ向かう“渡辺美優紀”の一面を紹介するコーナー。今回は対談で着ていた私服。透け感がSEXYなブラックのセットアップ。「一目惚れして買ったセットアップ。黒でちょっぴりセクシーなレースっぽくて大人っぽいところが好きです。これに一枚羽織って出かけます」。

次回「Vol．2」は7月21日17時配信予定。（modelpress編集部）

■渡辺美優紀（わたなべ・みゆき）プロフィール

愛称：みるきー
生年月日：1993年9月19日
血液型：B型
出身地：奈良県
身長：155 cm
趣味：映画鑑賞
特技：書道

2011年1月、AKB48の姉妹グループNMB48の1期生として劇場公演デビュー。2013年「AKB48選抜総選挙」で15位に輝き、初の選抜入り。2014年「AKB48選抜総選挙」で18位となり選抜落ちをするも、同年の「AKB48じゃんけん大会」で見事優勝しソロデビュー。2015年「AKB48選抜総選挙」で12位で選抜復帰。ほかファッション誌「LARME」などでモデルとしても活躍中。キュートなルックスと小悪魔な振る舞いから人気を博し、一部ではグループ随一のアイドル性を持つとも言われている。

■一輝（かずき）プロフィール

生年月日：1986年8月17日
血液型：B型
出身地：佐賀県
身長：167cm
体重：60kgになりたい
好きなもの：シャイニーなもの

新宿2丁目のゲイバー「ビコビコ」で働くゲイ。アイドルが好きで、アイドル系の事は全般的に詳しい。女性に対しての毒舌が特徴で、見た目や性格などの改善方法などの相談に乗ったり、恋愛などのアドバイスなども行う為、お店のお客さんからは慕われている。ポリシーは自分に優しく、人に厳しく。