EXILE橘ケンチ、金髪×赤眼で「イメージを覆す」ドラキュラに 共演者も太鼓判
2015.04.09 14:19
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EXILEのパフォーマー・橘ケンチが金髪×赤眼というビジュアルでドラキュラ役に挑む。
9日、東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて主演舞台「ドン・ドラキュラ」の公開ゲネプロ前に報道陣の取材に応じた。無事初日を迎え「皆さんで試行錯誤しながら作ってきて、本当に自信の持てる作品に仕上がっています。成功の予感しかしないですね」と気合充分。
「新しいエンターテイメントを届けたい」
同作でケンチは現代社会に生きるホラー嫌いで美女にはめっぽう弱いドラキュラ伯爵を演じるが、真っ赤な衣装に金髪のオールバックヘアなど、従来のドラキュラのイメージとは大きく異なるスタイリッシュなビジュアルが特徴的。「原作に敬意を払いつつ、良い意味で皆さんのイメージを覆すような新しいエンターテイメントをお届けできるんじゃないかと思っています」と意気込みを語り、「劇場にいらした方がどれだけ気づくかわからないですけど、赤いカラーコンタクトも入れているんです」と役作りにも余念がないよう。
以前、世界的映画監督であるティム・バートン氏と対談した際には「役者として起用するならバンパイア役」という話をしたこともあるといい「彫りの深さと顔の濃さなんですかね(笑)」とその理由を分析。「まさに適役?」との問いにも「適役になっているといいなと思います」と力強く返答した。
共演者も太鼓判「色んなケンチさんが見られる」
劇中では「ドラキュラのイメージだった」というコンテンポラリーダンスにも挑戦。「EXILEの時とはまた違った新たな表現に挑戦しています」と話し、共演の池田鉄洋も「普段とは全然違う色んなケンチさんが見られると思いますよ」と太鼓判を押した。また、EXILEメンバーには前日に「舞台が始まるので是非観に来てほしい」という旨のメールを送ったことも明かし、「ほとんどのメンバーから『観に行きます!』とか激励のメールが返ってきました」と笑顔を見せていた。
同作は、1979年に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載された手塚治虫の名作を初の舞台化。現代社会に生きるホラー嫌いで美女にはめっぽう弱いドラキュラ伯爵と、思春期でちょっぴり反抗期だけど父親想いの娘チョコラを通して、人間の本質をあぶり出していくダーク・ファンタジー。脚本・演出は、「ロストデイズ」(フジテレビ)などのドラマ脚本や数多くの舞台作品の手がけてきた徳尾浩司氏、振り付けはコンドルズの近藤良平氏が務めるなど、演劇界きっての気鋭スタッフが集結する。
なお、会見にはこのほか原田夏希、神田愛莉、徳尾氏も出席した。舞台「ドン・ドラキュラ」は4月9日から14日までAiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演予定。(modelpress編集部)
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