安室奈美恵、夢の共演「ご一緒できてすごく光栄です」

今回はTLCデビュー20周年記念作品ということで、4曲の全米No．1ヒットを始めとする彼らの代表曲を新たにレコーディングし収録。安室が参加したのは、95年に全米シングル・チャート7週連続1位を記録しTLC最大のヒットとなった「ウォーターフォールズ」の新ヴァージョンで、洋楽アーティストの楽曲への参加は初となる。

TLC with 安室奈美恵「ウォーターフォールズ（20th アニヴァーサリー・ヴァージョン）」と名付けられたこのコラボ楽曲に、安室はオリジナル版でTLCのメンバー、レフト・アイが歌っていたパートとサビを新たに歌唱。オリジナルを元に歌詞やメロディをアレンジして、ラップや歌を交えた安室らしい歌声が注目される。

またコラボレーションの経緯は、2000年代初めに遡る。当時安室の楽曲をプロデュースしたダラス・オースティンは、TLCの代表作を手掛けたメイン・プロデューサーであり、当時そのダラスの交際相手だったのがチリ。ダラスの自宅を訪れる機会があった安室は、実際にチリと対面してTLCとの“縁”が生まれ共演が実現した。

今回レコーディングでの対面は適わなかったものの、写真撮影のためロサンゼルスでTLCの2人と安室の対面が実現。互いにリスペクトを持つ両アーティストはすぐに意気投合。特に久しぶりの再会となるチリは、自ら安室に走り寄るなどの喜びようで、終始和やかな笑顔での撮影となった。

安室についてT・ボズは、「最初に（この新ヴァージョンを）聴いた時は興奮したわ。私たちの代表曲である『ウォーターフォールズ』に新しい息吹を与えてくれた。ナミエが参加してくれたことを誇りに思うわ」と絶賛。チリも「久しぶりにナミエにあえて嬉しかった。10年以上前に会った時、将来何か出来たらいいな、って思ってたから、共演が実現してとても喜ばしく思うわ。（楽曲は）彼女がアレンジしてくれたところ、すごく気に入ってる」と感動を伝えた。

それに対し安室も、「彼女達の20周年という素敵なタイミングに、ご一緒できてすごく光栄です」と喜びを寄せた。

90年代に一世を風靡し世界の音楽シーンに多大なる影響を与えた、T－ボズ、レフト・アイ、チリの3人からなるガールズR&BグループTLCは、92年のデビュー以来、現在までに4つのグラミー賞を受賞、全米シングル・チャート1位を4曲で獲得、全世界のアルバム総売上も6500万枚以上で、ガールズR&Bグループとして史上最高の売上記録を保持する。（モデルプレス）

■「TLC20～20thアニヴァーサリー・ヒッツ」
＜スタンダード盤＞【CD】
全米No.1を含む代表曲の新レコーディング＋伝説のツアー“Fanmail Tour”からのライヴ音源を収録
＜デラックス盤＞【CD＋DVD】
伝説のツアー“Fanmail Tour”からライヴ映像を収録

【CD】
01．TLC with Namie Amuro － Waterfalls （20th Anniversary Version）＋ＴＬC　with　安室奈美恵 － ウォーターフォールズ（20thアニヴァーサリー・ヴァージョン）
02．No Scrubs＋
03．Creep＋
04．Baby－Baby－Baby＋
05．Diggin On You＋
06．Unpretty＋
07．Waterfalls＋
08．Unpretty（Acoustic）
09．Baby Baby Baby（Live）
10．Creep（Live）
11．Unpretty（Live）
12．Waterfalls（Live）
13．No Scrubs（Live）
＋New Recording（新録曲）

【DVD】
01．Baby Baby Baby（Live）
02．Creep（Live）
03．Unpretty（Live）
04．Waterfalls（Live）
05．No Scrubs（Live）