8月27日、AKB48の前田敦子がグループを卒業する。卒業公演が行われる前田の“ホーム”AKB48劇場周辺（東京・秋葉原）には、午後6時の開演を前にファンが殺到。すでに熱気に包まれている。 特に同劇場の裏口には、劇場入りする前田、高橋みなみ、大島優子らを卒業公演の出演メンバーをひと目見ようと、ファンが集中。一般道に面しているため、警備員やスタッフによる制止が続いている。劇場スタッフに取材したところ、午後2時半時点で「出演メンバーは全員劇場入りしています。事故が起きる前に、はけてもらえればいいんですが」とコメントした。

また、JR秋葉原駅構内、駅前は前田のポスター一色。前田をパッケージにした土産物店や駅前の「AKB48 CAFE」にもファンが行列をつくっており、秋葉原ベルサールでは「前田敦子卒業記念クリアファイル」や「劇場トレーディング生写真セット2012.Aug」など、前田の卒業記念グッズが当日限定で発売されている。

この卒業公演には同劇場過去最高となる916.38倍、22万9096件もの応募が殺到。「なんとかご挨拶だけでも」という前田の希望で予定されていた「最後の劇場入り」パレードは、安全確保の観点から23日に急遽中止となった。

昨日行われた東京ドーム公演千秋楽で「AKB48は、私の青春の全てでした」と語った前田敦子。原点であるAKB劇場で、250人の観客たちにどんなラスト・ステージを見せてくれるのか。そして最後に、ファンやメンバーたちにどんなメッセージを伝えるのか、注目したい。（モデルプレス）



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