「この声が届くまで」出版記念トークイベントに出席した上田竜也(C)モデルプレス

上田竜也、漫画家・中丸雄一とコラボの可能性は?事務所から一度却下されるも10年越しに刊行【この声が届くまで】

2025.07.01 20:26

上田竜也が7月1日、都内で自身初の小説「この声が届くまで」出版記念トークイベントを開催。KAT-TUNの元メンバーで漫画家としても活動する中丸雄一とのコラボレーションの可能性に言及した。

  

上田竜也、中丸雄一とのコラボの可能性は?

ファンに「姿勢良すぎない?」と声を掛け和ます上田竜也(C)モデルプレス
会場に集まったファンの前に登場した上田は、背筋を伸ばして座るファンらに向けて「姿勢良すぎない(笑)?」と声を掛けて和ませる。自著を持っての撮影に応じた後、改めて発売を迎えた思いを聞かれると「長かったんでね、本当に。自分が『やりたい』と思ったのは10年前。そこから発売に至るまで長かったので、こうして発売されるとすごく思うことがたくさんあります。長いようで早いようっていうのはこのことだなと思った」と胸の内を語った。

すでに映像化の提案も受けているということを明かされると、「素直にめちゃくちゃ嬉しいんですけれども。もちろんこういった小説を出す以上、そういうことも頭の中で膨らんでいったらいいなと思って発売しているので」とした上で、「この本を実写化で観たいなと思ってくれる人がもうちょっと増えたら」といい「自分の中でもスッといけるのが、まだ早すぎる」とコメント。「そこはちょっと冷静に見極めたいなとは思っています」と続けた。

周囲の反響を問われると「今日、ちょうど『届きました』とジュニアのB&ZAIの菅田琳寧から写真が送られてきました」と報告。さらに「あと中丸(雄一)くんが自分のお金で買ってくれたらしいです。読んでくれたかは定かではありません」と明かすと、会場に笑い声が上がった。

中丸雄一による似顔絵ではいつもガリガリ君になる上田竜也(C)モデルプレス
「小説を書こう」と思ったタイミングである10年前について尋ねられると「めちゃくちゃ長くなるけど大丈夫ですか」と前置きし、「10年前、ちょうど田口(淳之介)が抜ける時ですよ」と田口がKAT-TUNを脱退した時期に言及。続けて「田口が抜ける時、KAT-TUNが充電期間に入りますという時に、グループに何を貢献できるのかなというのをすごく考えた」と打ち明け、「物語の主題歌だったりというのをグループに持ってこれるのが1番いいのかなと思って、その時に『ドラマ出させてくれ』とかそういうよりも、自分で考えて作って出た方が早い」と当時の思いを振り返る。「漫画の原作でもいいですし、とりあえず何か物語を書いて、実写化だかなんだかして持ってこれたらいいなっていうのがまず第一で思って、10年前に書き始めたんです」と告白。「3分の2ほどを書いた後に事務所に提出して『見てください』って言ったら、『こんなことをしてる暇があったら舞台とか観に行きなさい』って言われて却下になったんです。めちゃくちゃ悔しかったですけれども、無理と言われたら無理なので。その当時は」と説明し、「で、10年後。いろんな状況も変わって、契約内容とかも変わって自分がやりたいことをやれるということになって、『じゃあこれを書き出そう』ということで再開して、ちゃんと発売できたという。長いストーリーがありますよ」としみじみと述懐した。

また、「“小説家”上田竜也と“漫画家”中丸雄一のコラボが見たい。今後実現する可能性はありますか」という声には「いや、しないでしょ」と苦笑。「どっちがどうじゃなくて、俺が作り出した世界観と中丸くんが作り出した世界観、絶対真反対なんですよ。だからたぶん大喧嘩して殺し合いになると思います」と笑いながら答え、「あいつ、俺の似顔絵描く時いつもガリガリ君ですからね」と会場を盛り上げていた。


上田竜也初の小説「この声が届くまで」

同書は、上田が長年にわたり温めていた書き下ろし小説。物語のプロットからキャラクター造形まで上田本人によるこだわりが詰まった1冊で、仲間や大切な人を想う心、ひたむきに夢に向かって突き進む情熱、そして青春のきらめきが詰まったバンドストーリーとなっている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 上田竜也、KAT-TUN解散後初公の場 今後の活動に言及「やっぱ仲間と音楽やりたい」「仲間がほしい」

    モデルプレス

  2. 上田竜也、悲しみも“正解に辿り着くためのもの” 諦めず続けて良かったことは「やっぱりこの仕事」【「この声が届くまで」インタビュー】

    モデルプレス

  3. 上田竜也「決断は間違いではなかった」今語る執筆再開の真意 初小説にグループ活動のリアル反映【「この声が届くまで」インタビュー】

    モデルプレス

  4. 上田竜也、嵐の活動終了は「すごい複雑」“兄貴”櫻井翔からの電話報告振り返る

    モデルプレス

  5. 上田竜也、デビュー前のKAT-TUN解散危機を救ったのは赤西仁の一言 苦悩振り返る

    モデルプレス

  6. 嵐・櫻井翔、KAT-TUN解散知った時の率直な心境語る「人生で1番長かった日」初のゴールデン進出

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 7月のカバーモデルはLE SSERAFIM

    特集

  2. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  3. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  4. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    丸山桂里奈、黒髪ショートで雰囲気一変「新鮮」「イメージ変わる」の声

    モデルプレス

  2. 02

    ミセス、ディズニーにサプライズ降臨 ミッキー&ミニーとオープンカーでパレード

    モデルプレス

  3. 03

    ME:I・RAN(石井蘭)一時活動休止を発表 復帰まで8人で活動「支えが不十分であった」【全文】

    モデルプレス

  4. 04

    「今日好き」榊原樹里、前髪なし&ワッフル巻きで雰囲気一変「ビジュ強い」「別人級」の声

    モデルプレス

  5. 05

    THE RAMPAGE・LIKIYA、亡くなった父との写真公開「立て続けにこんなに早く大切な人を亡くすとは思わなかった」

    モデルプレス