長澤まさみ、松島聡「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス

長澤まさみ&森山未來W主演「おどる夫婦」開幕 timelesz松島聡らと描く夫婦の10年【初日コメント全文】

2025.04.09 22:02

長澤まさみ森山未來がW主演を務める舞台「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」(2025年4月10日~ほか)の公開ゲネプロが9日、東京・THEATER MILANO-Zaにて行われた。ここではゲネプロの一部見どころのほか、初日を控えるキャストたちのコメントを紹介する。

  

長澤まさみ&森山未來W主演「おどる夫婦」開幕

長澤まさみ、森山未來「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス
「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス
1999年の劇団モダンスイマーズの旗揚げ以来、全作品の作・演出を務めてきた蓬莱竜太氏による新作書き下ろし作。長澤と森山が2011年にロングランヒットを記録した映画『モテキ』以来14年ぶりに再タッグを組み、とある夫婦の10年間の物語を描く。

長澤まさみ、松島聡「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス
長澤まさみ、森山未來「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス
開演前から出演者全員が既に舞台上に登場人物として存在し、観客を違和感なく作品に惹き込む。回る盆を中心にキヌ(長澤)とヒロヒコ(森山)夫婦の少し違和感のある会話から始まり、あるシーンを境に2人の現在までの10年を遡っていく― 。

長澤まさみ「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス
自分の感情をうまく表現できないキヌと自分の人生を哲学しながら不器用に生きるヒロヒコの2人。長澤と森山は、手に取るようにわかりやすいキャラクターではないからこそ極端には表現しづらい2人を見事に熱演。そして、そんな名優2人に続いて物語を大きく左右する光也を演じるtimelesz松島聡も、繊細で壊れやすい情緒を丁寧、かつ確かに表現していた。人生を先回りしたつもりで夫婦となった2人の歩んだ10年、最後に迎える結末とタイトルが意味するものとは。(modelpress編集部)

「おどる夫婦」初日前コメント

長澤まさみ「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス

長澤まさみ/キヌ役

共演の森山さんは相変わらず頼りになる優しい方で、森山さんがいなかったらこの作品に立ち向かうことはできなかったと思います。その時の心を大切に、夫婦の在り方を毎日作っていけたらいいなと思います。この物語の唸りがどんなものになるのか、私にも全くわかりません!!しかし、きっとお客様には伝わるはず!!と思って、今はただ最後の稽古に励んでいます。楽しみにしているお客様に喜んでもらえるように出来ることをひとつずつ積み重ねていこうと思います。

森山未來「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス

森山未來/ヒロヒコ役

もしみなさんが、あなたにとっての世界を描くとしたら、何が起点になりますか。地球環境、経済、宗教、国家、政治、会社、家族、隣にいる人。全てが絡み合ってこその世界ですから、どれかだけというわけにはいかないと思いますし、どれかだけで描写されるべきでもないでしょう。『おどる夫婦』はそのどれもが絡み合う世界で、踊らされる人々の話です。それは蓬莱さんによって構成された振付作品であり、そこに関わることになった全ての人たちが保有する個人的な物語が混ざり合うドキュメンタリー作品であり、つまり演出された舞台の上に広がる世界の断片です。カーテンコールをお楽しみに。

松島聡「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス

松島聡/光也役

この物語は、正直言語化するのが難しく、捉え方次第では全員が良い人にも見えるし、悪い人にも見えるという、すごく複雑な内容です。演じている側も胸が苦しくなるような瞬間も多いですが、それが日常に起こるリアルなのだと現実を知るのは大切なことだと思います。自分の思う光也としての表現のアプローチがたくさん生まれてきているので、早くご覧いただきたいです。伝えること、特に愛とは何か、人とは何か、その難しいテーマに答えるべく、作・演出の蓬莱さんをはじめ、長澤さんや森山さん、錚々たる共演者の皆さまと、演劇を通して発信していけることがすごく楽しみで、光栄に思います。

皆川猿時、内田紳一郎「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス

皆川猿時/薮原役

こないだ、衣装付き通し稽古のあと蓬莱さんが「いい感じです。ここからまた新たな感情に出会えると思うし、もっと自由になれるはずです」ということを言ってました。私、皆川猿時、54歳、現在106キロ、それ聞いてうっとりしちゃいました。だって、自由になりたくて役者やってんだもん。というわけで、いよいよ初日です。うおー!!!ええ、非常に興奮しております。おかげさまで、膝、いい感じです。俺、がんばる、ゼッタイ!

小野花梨/りく役

見どころは、作品の内容やそれぞれのキャラクターの魅力はもちろんですが、転換時のセットの大道具の動きに是非注目していただきたいです。1つの手を間違えてしまったら何手か先で大事故になるほど、物が流動的に、連動しながら動いていくことで場面を作っていきます。まるで物が意思を持って生きているような、劇場自体が大きな生物のような、そんな空間の中で繰り広げられる蓬莱ワールド。必ず楽しんでいただけると思います!

長澤まさみ、伊藤蘭「Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』」ゲネプロより(C)モデルプレス

伊藤蘭/朋恵役

舞台とはそういうものとわかっていながら、今回は特に演じる側にとって全く油断もスキもあったものじゃない!...というのが正直な感想です笑。そんな中、どんな難題も軽やかにしなやかに次々とクリアしていくまさみさんと未来さんに毎日のように目を奪われ、そして励まされ、出演者一同稽古を積み重ねてきました。蓬莱さんが丁寧に紡ぎ出した2人の物語、どうぞ皆様に届きますように。

「おどる夫婦」公演スケジュール

【東京公演】

2025年4月10日(木)~5月4日(日・祝)
THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)

【大阪公演】

2025年5月10日(土)~19日(月)
森ノ宮ピロティホール

【新潟公演】

2025年5月24日(土)・25日(日)
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場

【 長野公演】

2025年5月31日(土)・6月1日(日)
サントミューゼ 大ホール(上田市交流文化芸術センター)
【Not Sponsored 記事】

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