AKB48倉野尾成美「OUT OF 48」から誕生・UNLAMEを卒業 総監督との並行を不可能と判断

倉野尾成美、UNLAME卒業は「不本意」メンバー涙

番組では、スタッフがこれまでの活動を振り返り「正直に言うとUNLAMEの活動が順調にできていたかというと、スケジュールが合わなかったり皆が揃わない状況が続いていたので、いろんな案件が出来なくお断りする仕事も多かった。活動が中途半端なままだった」と語り、4月からは「UNLAME中心の活動に切り替えて売り出していきたい」とメンバーに説明。続けて、現在AKB48の総監督を務める倉野尾について、スタッフは「総監督をやりながらUNLAMEをやるのは精神的につらい状況になる。無理したら出来たかもしれないけれど、話した結果（倉野尾は）卒業してメンバー6人で活動していく苦渋の決断をしました」と報告した。

発表を受け、メンバーは涙を浮かべ、倉野尾は「不本意」と本音を明かしながらも「私が抜けたことが良かったことになってほしい」とメンバーへ呼びかけ。「体制が整うのはめっちゃいいことだと思うし、集まれないことがすごい大変なことだったから、それが変わるの絶対わかりやすくいいと思うじゃん。みんなで集まったて練習したりする時間が楽しかった。何かあれば連絡して下さい、応援してるから」と伝えた。

倉野尾は、自身のX（旧Twitter）でも「3月31日をもって、UNLAMEを卒業することを発表させていただきました。急な発表で驚かせてしまってすみません…」と報告。「卒業に至るまでの経緯はコメントで発表されている通りです。最後までよろしくお願いします」と呼びかけた。


倉野尾は、同番組で確かなダンススキルとリーダー性を発揮し、約4か月に渡る審査を勝ち抜きUNLAMEのメンバーに決定。2023年9月には「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN／WINTER」にて、UNLAMEとして初めてお披露目され、その後もAKB48と並行して活動してきた。

その後、2023年12月31日の公演でAKB48・3代目総監督の向井地美音が次期総監督に倉野尾を指名。2024年3月17日から4代目総監督を務めている。

「OUT OF 48」から誕生「UNLAME」とは？

17年の歴史を重ねたAKB48の現役メンバー総勢39人が参加した「OUT OF 48」。選抜メンバーとして活躍する人気メンバーから、ステージに立ったばかりの研究生まで幅広く参加し、実績や知名度関係なく一般の応募者と共に審査に臨んだ。

約4か月に渡る厳しい審査を勝ち抜き「UNLAME」のメンバーに選ばれたのは、HINANO（久保姫菜乃／AKB48）・HIYUKA（坂川陽香／AKB48）・NARUMI（倉野尾／AKB48）・SAE（新井彩永／AKB48）・SUZUKA（佐藤涼風）・YUI（山口結愛／AKB48）・YUKA（中村釉香）の7人。グループのプロデュースは株式会社blowoutの一ノ宮佑貴氏が務め、AKB48の良さを最大限に活かしつつ、今までとは違う「ガーリー・ポップ×ダンスナンバー」がイメージのグループを目指す。

情報：日本テレビ