小関裕太、5年ぶり単独イベント開催 サプライズ登場&粋な対応にファン感動<colorful>
2024.02.17 20:00
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俳優の小関裕太が17日、東京・品川インターシティーホールにて単独イベント「colorful」を開催。対面でのファンイベントは5年ぶり4回目で、一部と二部あわせて1300人を動員した。ここでは、一部の様子をレポートする。
小関裕太、5年ぶりイベント開催
小関は2006年から子役として芸能活動をスタートし、その後、ミュージカルや舞台、様々なドラマや映画に出演。現在はフジテレビ1月期連続ドラマ「大奥」に出演している。前回のイベント開催からの5年間は、コロナ禍など様々な出来事があり「真っ暗なトンネルの中にいた」と表現していた小関。しかし、一緒に乗り越えようとする仲間の存在や、いつも応援してくれる人の想いに共鳴して、辿り着いたのは以前よりも鮮やかに感じられる新しい景色だったという。
今回のイベント「colorful」は、映像や舞台、バラエティーなど幅広い分野に挑戦し、様々な経験をしてきた「今の小関裕太」だからこそ表現できる「色とりどりな魅力」を共有して過ごしたいという思いが込められた。
小関裕太、登場からファンを喜ばせる
同イベントのセットは“小関のアトリエ”をイメージしているといい、撮影した写真が印刷して置いてあったり、さりげなくイベントのグッズが飾られていたりと、イベント名通り「colorful」なステージに。観客のドレスコードも「colorful」に設定されており、色とりどりの服を着たファンの姿も印象的だった。オープニングでは、会場後方の扉から小関が登場し観客を驚かせる場面も。コミュニケーションを取りながらステージまでの通路を歩き、鮮やかなヘアカラーのファンには「髪はいつ染めたんですか?1週間前?」と問いかけるなど、対面イベントならではの近い距離感でファンを喜ばせた。
そして、冒頭のトークでは「この5年間は色々なことがあって。楽しいこともたくさんありましたね」と振り返りつつ、「ようやく同じ時間を共有することができてすごく嬉しいです!ありがとうございます」とファンへ感謝。「colorful」というイベント名の意味も説明し「それぞれの中にも色んな思いがあると思いますけど、『今日1日のイベントだけでも色づいたらいいな』という思いで『colorful』というイベントにさせていただきました」と真っ直ぐに語った。
小関裕太、トーク&ゲーム企画でファンと交流
その後、昨年日本映画専門チャンネルで放送されたオリジナルショートドラマ「メロスの誕生」のメイキングを放映。撮影の裏話のほか「今後は宇宙人役をやってみたい」という話も飛び出し、“シリアスな宇宙人”や“楽しい宇宙人”のモノマネを披露する一幕もあった。箱から引いた番号のテーマに沿ったゲームをしたり、トークを繰り広げたりする「何がでるかなトーク」では「シークレット」の札を引き当てた小関。アミューズの若手俳優によるユニット「チーム・ハンサム!」が過去に出した楽曲のイントロクイズに挑戦することになると「間違えないですよ~!2012年から携わってますから~!」と強調し、会場からは笑いが起こった。
そして、実際のクイズではアカペラで歌唱したり、振りを踊ったりしながら曲名を思い出した小関。途中、正解と不正解を知らせるBGMが鳴らないトラブルが発生した場面もあったが、小関は「審議中かな!?」などとリアクションして盛り上げるなど、流石の対応を見せた。
また、見事4問全問正解した小関だが、観客からの要望に応えて、用意されていた罰ゲーム「カメラ目線に照れずに一言セリフ」をすることに。直前まで「黙読で良いんですか?言うべきですか?」などとふざけていたが、本番では“一切おふざけなし”で真剣にセリフを読み上げ。圧巻の演技にファンが見入り会場が静まってしまうと、小関は心配そうに「これで合ってる?」と照れ笑い。すかさず客席からは大きな拍手が溢れた。
「スタッフからのタレコミ」を紹介する場面では、マネージャーから「『腰が痛い』と話したら、別日に『僕が行っている整体が空いてるらしいから、今から行ってください!』と予約をしてくれ、すでにお会計もしてくれました。本当に優しくて感動しました」「スタッフ陣と食事に行った際、気がついたらサラッとお会計のところに行ってお支払いを済ませていただいていました」などとスマートな姿が明かされる場面も。“GOD小関”と呼ばれると、小関は嬉しそうな笑顔を浮かべ「佐藤健さん、神木の隆さん(神木隆之介)とかも絶対払わせてくれないです。スマートなんですよね。結構俳優さんは会計を見せない方は多い」と自分がされて嬉しかった経験を、ほかの人に返していると明かした。
小関裕太、ファンからの質問に回答 プレゼント企画も実施
事前にファンから寄せられた質問に回答するコーナーでは、「お母さんのすごいと思うところ」を聞かれ「結構厳しい母親だった」とも話した小関。「最近は誰よりも味方になってくれる」と続け、「(小関が出演する)作品も観るし、『来世ではちゃんとします』も観る(笑)。一緒にキスシーン観たりとかします。正月スペシャルは家族で元旦に『おもしろいね~』とか言って観ました」と告白して会場を驚かせつつ、「親身になってくれるし、同じ目線で話してくれる。『あんたこうしなさい』とかはあんまりない。すごく居心地が良いし、頼りになる存在」とリスペクトを語った。その後、抽選で当たった観客にサイン入りグッズをプレゼントするコーナーでは、小関が当選した席番号の人へチェキやグッズTシャツを手渡し。「どこからお越しですか?」「好きになったきっかけは?」などを至近距離で質問を連発して喜ばせたほか、「ハンサムライブ」から好きになったファンには、小関は今年出演しないことから楽曲のワンフレーズを目の前で歌唱。通路を歩く際にはファンサービスをしながら歩くなど、ファンとの久々の交流を存分に楽しんだ。
工藤秀平がサプライズ登場
さらに、イベントの最後には工藤秀平がサプライズ登場し、2人で制作した楽曲「ぜんぶ、うそ」を生歌唱。「君」という歌詞で観客を指さしながら美しいハーモニーを会場に響き渡らせると、思わず感極まるファンも続出した。また、イベントを観ていたという工藤は「良いタレコミしかなかった!」とツッコミつつ、「(小関の良くないタレコミが)ないんですよね(笑)。プライベートを知ってて、お泊りとかもしたことがあるんですけど、『起きたらちょっと寝癖の感じがダサいんじゃないか』みたいな想像をしてドアを開けたら、このまんま(の小関がいる)」と常に完璧であると話し、「面白いところが僕は1番素敵だなと。ずっとボケてるじゃないですか、そういうところが好きなんですよ」と愛を炸裂。「本当に真面目なんですよ、真面目なときは。このギャップも含めてずっと面白い」と絶賛した。
小関裕太、ファンへメッセージ「少しでも皆さんの彩りになれたら」
そして、最後の挨拶では、小関が1人でステージに残り「今日は本当にありがとうございます。まずはお会いできたこともすごく嬉しいし、カラフルに色々身につけてくれて嬉しいです」と観客に感謝。「本当にそれぞれの色で、色んな毎日があると思います」としつつ、「これまでの5年、4年、僕自身も色んな考えることありましたし、色づいてきてると言いたいんですけど。毎日1人の人間としても、役者としても『もっともっと』と思うことはあります」と本心を口にした。また、「その中でターニングポイントとして皆さんと会えて、頑張れそうだなと思います。このイベントだけでも、少しでも皆さんの彩りになれたら」とメッセージ。最後には、今年で29歳になることから「より素敵な30代に向けて駆け抜けていきたい。また彩りのあるこういう日がきますように」という言葉で締めくくった。(modelpress編集部)
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