HiHi Jets高橋優斗「全部NGくらった」稽古裏話 新春帝劇公演の生まれ変わりで工夫したことも明らかに<「Act ONE」公開記者会見>
2024.01.03 04:00
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HiHi Jets・美 少年・7 MEN 侍・少年忍者らが2日、帝国劇場にて行われた2024年新春公演「Act ONE」(読み:アクト・ワン)の公開記者会見に登場。稽古裏話を明かした。
HiHi Jets高橋優斗&猪狩蒼弥、稽古中の思い出振り返る
稽古中の印象に残っている出来事について質問が飛んだ同会見。本編終盤に名曲「Not Enough」を歌唱するシーンで日替わりのパフォーマンス時に、ほかのメンバーがステージ後方の階段に座り、見守るスタイルになった経緯について、グループごとのリハーサルを行っていた際に、普段は自身の出番以外は稽古場を離れてしまうジュニアもいる中、今回の稽古ではそれぞれが別のグループの稽古の様子を見守り、盛り上げる傾向があったという。これを劇中に反映したことによって生まれたのが日替わりパフォーマンスのシーンだとのエピソードが明かされた。さらに、HiHi Jetsのショーを作り上げる際に高橋優斗(※「高」は正式には「はしごだか」)は「『何でもいいよ』って言われたんで我々HiHi Jetsは色々リクエストした。言うだけはタダなんで(笑)。『火を使いたい』とか、『マジシャンを呼んでくれ』とか」と裏話を告白。しかし、「全部NGくらった(笑)」といい、HiHi Jetsの猪狩蒼弥は「『自由にしていいよ』って言われたんですけど、いくらぐらい使えるとかそういう話は伺ってなくて、別に(金額は)知らなくてよかったんですけど(笑)。『そのまま呼んでくれ』って言ったら、『1000万かかる』って言われて(笑)。どのレベルのマジシャン呼ぼうとしてるんだって(笑)」と実現はしなかったものの、様々な計画を練っていた様子も明かした。これに高橋は「楽しかった。『何でもやっていいよ』って言っていただける環境は」と口にすると、ほかメンバーも大きく頷き、共感していた。
HiHi Jets猪狩蒼弥、オムニバス形式作品の工夫明かす
これまでの新春公演とは大きく様変わりした同作。稽古は、それぞれのグループごとに集まって話し合うことや練習することが多かったという。猪狩は「僕らに伝えられたのは、『20分ずつ、各グループ好きにしてください、どうぞ』っていう」とグループそれぞれのメンバーでゼロから作り上げていったと切り出した。「どうやったら20分で自分たちを活かせられるか。ただ、4グループいるので例えば僕のファンは僕が最初に出た後、60分出て来ないんです。これをどうやって皆さんに楽しんでいただくかっていうのは、本当に全員がめちゃくちゃ考えて」とコメント。「じゃあ、(グループごとの)対決形式でやってみようとか、最初と最後はやっぱり全員でやるナンバーをつけてみようかとか。合間でストーリーテラーをつけようとか」と本編でグループごとにショーを繰り広げるオムニバス形式ならではの工夫をしたと明かした。
続けて「緩和する場面を作ろうかとか、そういうところも全部含めて我々で考えながらやってきた舞台なので、こうやってお金を払って観に来ていただいてる皆さんの前で言うのもあれかもしれないですが、僕たち自身もとても勉強になったし、帝国劇場に立つという重み、そして今まで作ってくださっていた皆さんのすごさっていうのを改めて理解しました」としみじみ。「皆さん喜んでいただけたらそれでよかったです」と笑顔を浮かべ、ファンへ推しグループ以外のパフォーマンスも楽しみにしてほしいと呼びかける場面もあった。
HiHi Jets・美 少年・7 MEN 侍・少年忍者ら集結「Act ONE」
2025年に建て替えのための休館を予定している同劇場。記念ラインナップの第1弾公演として、27日まで全36公演行われる。演出はALLキャスト、スーパーヴァイザーにはKinKi Kidsの堂本光一が就任。HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者の4グループが中心となって自らで構成・演出を担い、今、ファンに伝えたい気持ちを1幕構成の約120分間ノンストップで届ける。(modelpress編集部)
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