A.B.C-Z、5人体制最後の「ABC座」開幕 グループ脱退の河合郁人「千秋楽くらいに泣いているかも」
2023.12.08 04:00
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A.B.C-Z(橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一)が7日、東京・帝国劇場にて行われた舞台「ABC座星(スター)劇場2023 〜5 Stars Live Hours〜」の公開ゲネプロ&開幕記念会見に出席。5人体制でのラストステージに向けて意気込みを語った。
A.B.C-Z演出&主演「ABC座星劇場2023 〜5 Stars Live Hours〜」
2012年2月に事務所史上初のDVDリリースによるデビューで、歌とダンス、フィジカルなパフォーマンスを見せつけたA.B.C-Z。演劇劇場でミュージカルとショーを上演する「ABC座」はデビュー以来毎年、様々な題材で上演を重ねてきた。2021年からは、A.B.C-Zは主演に加えて初めて演出も手掛けている。現・帝国劇場で最後の「ABC」座となる最新作の11作目は、A.B.C-Zの魅力を全て詰め込んだ、Live形式の新しいショーにA.B.C-Zの5人が演出・主演として挑戦。千秋楽の12月21日をもって河合がグループを脱退するため、5人でのラストステージとなる。
A.B.C-Z、5人体制最後の「ABC座」開幕 脱退の河合郁人ら意気込み語る
公開ゲネプロを終えた五関は「稽古が始まるまで実感がなかったんですけど、稽古が始まったら5人の最後のステージなんだな、作品なんだなと思って、稽古場でもデビュー曲『Za ABC〜5stars〜』が流れるたびにみんな泣いちゃって…」と話し始めると、すかさず河合が「泣いてないよ(笑)。なんなら一番稽古してない曲」と返して笑わせ、五関は改めて気を引き締め「とにかく悔いなく楽しみたい」と意気込み。一方の河合は「まだ正直実感がないんですけど、日にちにするとあと2週間で脱退するのか、といろいろ込み上げてくるものがあります。でも稽古をしていると、理想通りの楽しさが今は強い。千秋楽はどういう感じになるのかわからないですけど、自分の脱退ということよりも、しっかりA.B.C-Zとして毎日パフォーマンスをして皆さんを楽しませることに専念しようと思っている」と思いを明かしつつ、「もしかしたら千秋楽くらいに泣いているかもしれないです。でもここまでいろいろな番組でも泣いているので(笑)」と涙もろい一面を告白。五関は「百発百中泣いてるよね(笑)」とイジり、橋本も「河合さんがいつ泣くのか楽しみです。すぐ泣くので」とニヤリ。
そんな橋本だが「今回は全幕ショータイムということで、自分的にあっという間な時間。心が楽しんでいるのかなと思います。まだ河合さんが脱退するという実感がないんですけど、多分今日から公演が始まったらカウントダウンされるのかな」と寂しげな表情を見せる場面も。戸塚は「この帝国劇場という場所で、河合くんやメンバーのみんなとの思い出がたくさんあって、5人での歴史もそうですし、今回ネクストというジュニアの子たちがいますが、彼らくらいの頃からこのステージに立っていて、僕たちの最後はここなのかと。人生っておもしろいなと」と感慨深げに語りながら、「とはいえここはショーをする場所なので、ショーを最後まで進行していってお客さんを楽しませるということに専念したい」と真摯にコメント。
今年5月から8月まで体調不良で休養し、復帰を果たした塚田は「今年はお休みをいただいて、ファンの皆さんや関係者の皆さんにご心配、ご迷惑をおかけしてしまったので、5人そろって『ABC座』ができるということがすごく嬉しいです。しかもすごい曲数なので、それを5人と、ジュニアの子たち、スタッフさんと、この帝国劇場でできることが楽しみです!」と満面の笑みを浮かべた。
「ABC座」史上最多59曲パフォーマンス 河合郁人が「好きな曲」選曲
今回は、「ABC座」史上最多となる59曲をパフォーマンス。事務所の先輩後輩の楽曲と外部アーティストの楽曲もカバーする圧巻メドレーの1幕と、A.B.C-Zの楽曲をリリースした1st EP「5 Stars」の新曲の数々も織り交ぜ、2幕で構成される。59曲に及ぶ楽曲は河合が選曲したようで「5人のラストステージになるということで、今年A.B.C-Zはコンサートをやっていないので、ファンの皆さんに楽しんでいただきたいというのと、お世話になった先輩方の楽曲、もちろん後輩の楽曲も我々にとって大事な曲なので、それを披露できたらと」と明かし、楽曲はすべて自身の「好きな曲」と紹介。木村拓哉の楽曲をソロで披露していたことについてふられると「最初で最後かなと思って(笑)」といい、「これをみんなに踊ってほしいなという楽曲だったり、僕たちと出演者全員で『ブラザービート』をやったらどんな感じになるのかなとか。もちろんA.B.C-Zだけじゃなく、ネクストのSpeciaLにも見せ場を担当してもらっているところもあるので、昨年とどう違うものを作っていけるのかを考えながら、新幹線の中で決めました」と経緯を明かした。
記者から、事務所愛が感じられるとの声が上がると「もちろんです!僕たちが育った場所(事務所)ですし、ヒット曲、名曲、たくさんありますから。それをお伝えできる場所があって、最後に5人でそれができるのが幸せ」と笑顔を見せた河合。塚田は「事務所の先輩や後輩の仲間たちに来てもらいたいです!ちなみにTravis Japanの川島如恵留は来ます!」と声高らかに報告して笑わせた。(modelpress編集部)
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