AKB48柏木由紀、卒業発表で涙ぐむ「今のAKBで卒業したい」 メンバー最年長・3月に卒コン
2023.10.20 19:55
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AKB48が20日から22日にかけて東京・日本武道館にて『MXまつり AKB48 62ndシングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート』3公演を開催。20日の「古参も新規も⼤集合︕なんでもありのAKBでっせスペシャル」公演にて、メンバー最年長の3期生・柏木由紀がグループを卒業することを発表した。卒業コンサートは2024年3月16日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催予定で、活動は4月いっぱいとなる。
最年長の柏木由紀「やっと卒業する決心がつきました」卒業を発表
柏木はコンサート本編終盤、「やっぱりAKBが重ねてきた歴史というのが私たちにとってもすごく宝物ですし、これからも大切にしていきたいなと改めて思っています。それと同時にこれからのAKBを皆さんにもっと知ってもらいたいですしもっともっと好きになってもらえたらなと思うところで、皆にグループをこれからも大きくしていって欲しいなと改めて思いました」とこれからのグループへの想いを語ると、「なのでAKB48を卒業しようと思います。やっと卒業する決心がつきました」と発表した。柏木はこれまで先輩・同期・後輩の卒業を何度も見送っている内に、周りは後輩ばかりになっていたが、頼もしい存在になっていると感じたといい「気がついたら後輩たちのことをすごく頼りにしている自分がいて。後輩というよりかは皆のことを本当に仲間だと思うし、同じチームメイトと呼べるような存在になっていってるなと思います。だからこそ、そんな皆にこれからのAKBをもっともっと引っ張っていってほしいし、誰に遠慮することもなく、これからのAKBを皆に楽しんで作っていってほしいなと。そんな皆に卒業を見届けてもらえたら本当に私は幸せだなと思って、このタイミングで卒業を決めました」と卒業のタイミングが今になったと説明した。
総監督の向井地美音は驚きつつも柏木の言葉を受け止め、「本当に心の底から、ゆきりんさんがいてくれてよかったなってずっと思ってます」と柏木のこれまでの功績に感謝。「なのですごく寂しいし、不安でいっぱいなんですけれども、でも今のスピーチの中で『今の皆に見送ってほしい』っていう風に言ってもらえたのがすごく嬉しくて。多分沢山の仲間がいた中でこの時代のAKBで卒業を決めたっていうことは、私たちに少しでも次を任せられると思って頂けたということなのかなとポジティブに考えて、残りの半年間、由紀さんから沢山のものを吸収して学んで、これから未来の明るいAKBを由紀さんに見せて、安心して卒業してもらえるように頑張りたいと思います」と寂しさを滲ませつつも、今後のグループの飛躍を誓った。
メンバーの反応を見た柏木は「長くいてもこんな良い終わりがあるんだね」と涙ぐみ、「残り半年暴れます!」と宣言。「離れていても」を歌唱し、多くのメンバーの目には涙が光っていた。
柏木はアンコール後にも「あと半年、32歳頑張るので私のこともAKBのことも応援よろしくお願いします!」と元気に呼びかけ、ステージを去った。
柏木由紀、2006年に3期生としてAKB48加入
柏木は1991年7月15日生まれ、鹿児島県出身。愛称はゆきりん。2006年第3期、AKB48オーディションに合格。派生ユニット「フレンチ・キス」としても活躍したほか、2013年にはソロデビュー。「30歳までAKB48を卒業しない」を宣言し、AKB48史上初の30歳以上のメンバーとして歴史に名を刻んだ。2023年5月13日、48グループに在籍する現役メンバーで初めて在籍日数が6,000日目に到達した。『MXまつり AKB48 62ndシングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート』3公演
同公演は、AKB48の伝説の名場⾯や語り継ぎたい出来事を⾯⽩おかしく振り返るコンサート。AKB48歴17年の柏⽊もコンサートの企画会議に参加し、AKB48の歴史がたっぷり詰まったスペシャルな内容となった。21⽇は「劇場公演曲リクエストアワーセットリストベスト30」を、そして22⽇は、新体制のお披露⽬コンサート「アイドルになってよかった」を実施する。(modelpress編集部)
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