舞台「西遊記」小池徹平、男性版・三蔵法師役の意気込み語る 孫悟空役・片岡愛之助「永遠の美少年」
2023.09.27 14:56
俳優の片岡愛之助、小池徹平が27日、都内で開催された日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』製作発表会見に出席。小池が三蔵法師役について語った。
片岡愛之助主演「西遊記」
片岡愛之助、小池徹平の印象明かす
演じる孫悟空について片岡は「堺正章さんの世代ですから。育ちましたから。見ていただいたら分かると思うんですけれども、懐かしいなと思う部分もたくさんあります。そしてオリジナルなんですけど、天真爛漫とそしてちょっと粗暴というんですか。乱暴者というんですか。そういうところもありながら、優しみもありながら」とコメント。また「やっぱりお師匠さ(三蔵法師)んのことが好きなんだなと。一緒にお供をしていくというところなんですけど、そういうものを全力で出しながら、令和版の孫悟空をしっかり作りたいと思います」と語り、三蔵法師役の小池については「ぴったりじゃないですか。美しさがあり、永遠の美少年というんですか。いつまでも変わらない。それに私は驚きました」と笑顔を見せた。また「乱暴者でありますけど、心優しく、そしてのびのびと。今回は歌もあり、踊りもあり、立ち回りもあり、僕は歌舞伎俳優なので、歌舞伎と書いて歌も舞もあるんですけど、ダンス的なことってできるのかなとすごく不安でございます」と吐露。また「歌っていうのも、そんなに得意分野では。皆さんこうやって見たら歌が得意な方のほうが多いのかなと思うような方々でございますけれども、頑張って務めたいと思います。そして立ち回りの方も歌舞伎とまたスピードが違うので、それはそれで楽しんでいきたいと思いますし、宙乗りは歌舞伎ではよくやらせていただくので、それは安心しております。しっかり務めたいと思います。よろしくお願いします」と語った。
小池徹平、男性版・三蔵法師に意気込み
一方の小池は「三蔵法師といえば、過去女性が演じられてきたという印象が強いと思うんですけれど。今回、男性というか私が演じさせていただくっていう、男性としての三蔵法師の演じる楽しさ、ワクワク感、新しさみたいなものが出せればいいなと思っております」とにっこり。「あとはマキノさんが書いていただいた脚本で、すごくコミカルな部分もたくさんありますし、すごくエンターテイメントが散りばめられているような脚本でありますので。より人間っぽい部分も出せたらなあという。自分の中でも、まだどう出来上がっていくのか未知な部分があるので、非常に楽しみにしているところではあるんですけど、新しいチャレンジになればいいなと思っております」と続けた。小池徹平「西遊記」に自信
小池は「『西遊記』はものすごく長いお話・物語なので。この舞台に収まりきるのかなっていうぐらいの大容量だと思うんですけども、非常にうまくまとまっていて、皆様も大満足で劇場を後にするんじゃないかなという仕上がりになるんじゃないかと思っております」と作品の魅力に自信がある様子。そして「三蔵法師は、いろいろ皆さんが立ち回りで戦う中、僕はどっちかというと唱える系といいますか(笑)。唱える系ですね(笑)。皆さんが汗水たらしているのを一切汗かかずに見ているかもしれないので、先輩方の前で本当に申し訳ないですけど、応援する気持ちで唱えたいなと思っております」と明かして会場を沸かせた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】