夏まゆみさん死去 辻希美・加護亜依・矢口真里・藤本美貴ら元モー娘。メンバーが追悼
2023.07.07 15:36
モーニング娘。やAKB48らを育てたダンスプロデューサー・夏まゆみさんが、6月21日にがんのため亡くなったことが7月6日わかった。この訃報を受け、モーニング娘。OGメンバーが続々とコメントしている。
夏まゆみさん死去 元モー娘。メンバーが追悼
辻希美は自身のブログにて「夏先生の訃報を知り、とても驚き、寂しく、残念で仕方ありません。夏先生にはオーディションの合宿で初めてお会いしてまだ12歳だった私に優しく、時には厳しく指導してくださいました」と小学生でモーニング娘。に加入した当時を回顧。「夏先生の振り付けはモーニング娘。の時はとてもかっこよく、ミニモニ。の時は凄く独特な振り付けもあってびっくりすることや笑ってしまうこともたくさんあり、大変なレッスンだった時も楽しく感じさせてくれました。私の人生で夏先生とダンスレッスンをした時間やリハーサル、コンサート、、、色々な場面で一緒にお仕事させて頂いた思い出は私の一生の宝物であり、誇りです。本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」とコメント。
辻とともに加入し、ミニモニ。やタンポポのメンバーとしても活動していた加護亜依もブログで「夏先生の訃報を聞いて突然の事で、ただただ悲しくて未だに信じられないです」と心境を明かし、4年前には舞台で再会したようで「また夏先生のダンスを踊れた事は夢のようで、本当に幸せでした!千秋楽後も2人で抱き合って沢山話して沢山、泣きました。あの日を決して忘れないです」と思いを吐露。
「夏先生の綺麗でかっこいい背中をいつも必死に追いかけていた日々。私の青春の中にはいつも夏先生がいました。今も頑張れているのはあの日々があったからです!偉大なる夏先生、大好きです。そしてありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします」とつづった。
2期生としてモーニング娘。を支えてきた矢口真里は、Instagramで「夏先生の訃報を聞き、いまだに信じられない状況です。改めて感謝を伝えたいのに、それはもう叶わないのかと思うと胸が締め付けられます。夏先生のダンスだったから、モーニング娘。が沢山の人達に知ってもらえて愛してもらえたんだと思っています。偉大な方と一緒に笑ったり一緒に泣いたりしながら歩んだ時間は、絶対に忘れません」「私たちを育ててくれて、沢山の愛情を注いでくれて、本当に本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。
ソロでデビューした後、モーニング娘。に加入した藤本美貴は、Instagramにて「夏先生の訃報が届き、今年の3月にYouTubeでご一緒したばかりで今度飲みに行こう!と話していたので…とても驚いています…」と突然の訃報に驚き、その時に撮影したとみられる2ショットを投稿。「ご病気の事は知らなかったのでとてもびっくりと急な訃報だったので…とても寂しいです…本当に感謝の気持ちでいっぱいです。心からご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
このほか中澤裕子、石黒彩、保田圭、市井紗耶香、石川梨華、小川麻琴、高橋愛、田中れいな、道重さゆみら元モーニング娘。メンバーがコメントしている。
ダンス界の巨匠・夏まゆみさん、死去
夏さんは1993年、ニューヨークのアポロシアターにて日本人初のソロダンサーとして出演。1998年、冬季長野オリンピック閉会式で老若男女数万人が一度に踊るための振り付けを考案・指揮する。1999年、モーニング娘。の「LOVEマシーン」では老若男女誰もが楽しめる振り付けが話題を呼ぶと、国民的ヒットソングに。真似をする人が続出して社会現象にまでなる。ダンス未経験者の多いモーニング娘。、AKB48の「育ての親」として知られ、現在のアイドル文化の基礎を作った。吉本印天然素材、ジャニーズ、宝塚歌劇団、マッスルミュージカルなど手がけたアーティストは300組以上、ダンス指導は延べ200万人以上におよぶ。「NHK紅白歌合戦」では20年以上にわたりステージングを歴任し、ジャンルを超えたアーティスト同士のコラボを演出しつづけてきた。
夏さんは治療と並行して書き上げ、今年3月に出版された著書『人はいつでも、誰だって「エース」になれる!心とからだが輝く72の言葉』(ビジネス社)が遺作となった。ご遺族の意向により、葬儀に関しては茶毘に付す会のみ執り行われたという。8月下旬、お別れの会を都内にて開催予定。(modelpress編集部)
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