新田真剣佑、父・千葉真一さんの訃報後も帰国しなかった理由とは
2023.05.06 12:37
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俳優の新田真剣佑が、5日放送のTBS系『A-Studio+』(毎週金曜よる11時~)に出演。2021年8月に亡くなった父・千葉真一さんへの思いを明かした。
新田真剣佑、極真空手は「やっといてよかった」
千葉さんからとても可愛がられていたと振り返った新田。「外見はあんな感じですけど、すごく優しいお父さんですね」と千葉さんの生前を思い返した。千葉さんが極真空手四段で、アメリカ・ロサンゼルスに住んでいた少年時代に新田も極真空手を習い始め、ロサンゼルス大会で優勝したこともあるという。
2023年4月28日に公開された自身初のハリウッド主演映画『聖闘士星矢 The Beginning』は体を張るシーンも多く、「(極真空手は)アクションシーンに関してはやっといてよかったと思います」と頷いた。
主演を務めるにあたっては「オーディション、多分4回くらい受けました」「勝ち取った役です」と自信をにじませた。作品自体も主役選びに苦戦していたようで、「監督が言ってたのは『日本人で英語を喋れる役者がなかなか見つからなくて、日本人じゃないキャストでいこうとしていた時に(新田が)オーディションを受けた』って」と新田が裏話を明かすと、スタジオからは驚きの声があがった。
新田真剣佑、父・千葉真一さんの訃報を知っても帰国しなかった理由
千葉さんの訃報を知ったのは、同作をハンガリーで撮影している時だったという新田。「(その日の)撮影の前に知って、ただ結構大事なシーンだったので、一旦置いといて、いや置いとけなかったですけど、『一旦置いとこう、もう切り替えよう』と思ったら、次々とスタッフの方が来て」と当時を振り返った。続けて、「『よし、今日はちょっと難しいシーンだな』っていう日でしたね。だからもう余計に覚えてますね…『うわ、この日か』って思いました」と今でも印象に残っていることを明かした。しかし、千葉さんが他界しても帰国はしなかった新田。
その理由は、「(千葉さんが)亡くなりました、すぐに『あっ、千葉さんだ』って分かるものが隣にいたんです」「『あっ、隣いる』と思って、母親に電話して『大丈夫、今隣にいるから』って言った記憶はあります」と何か感じたようだ。
強い決意で撮影を続けた同作を、新田は「(千葉さんに)見て欲しかったですね、1番見て欲しかった」とつぶやくように漏らしていた。
さらに、新田は「ハリウッドに日本の役者が行くっていうのが、千葉さんが1番最初なので、『キル・ビル』(2003年)とか『ワイルド・スピード(X3 TOKYO DRIFT)』(2006年)とかこの人(千葉さん)は(当時無理だと思われていたことを)やり遂げたのでね、僕も」と神妙な面持ちで語った。(modelpress編集部)
情報:TBS
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