AAA宇野実彩子、サプライズに感極まり涙 初トークショーツアーで「恋音と雨空」アカペラ披露も

宇野実彩子、全国トークショーツアー初開催

初日となる3月21日、神奈川・新都市ホールから全国9会場18公演（動員数18,000人）のトークショーツアーを無事に全公演完走して締めくくった。本ツアーはトークショーということもあり、テーマは「ガールズトーク」。

イベントビジュアルも、宇野自身がBLACK実彩子とPINK実彩子に扮し、お互いが電話の受話器をもってガールズトークをしているキュートなビジュアルも人気となっている。

最終日となる会場には、1部2部合計2,000人が会場を埋め尽くし、満員の中でいよいよイベント本編がスタート。トークショー見所の1つでもある日替わりゲストMCにお笑い女性芸人「フォーリンラブ」のバービーを迎え、観衆と共に「ミサコー」の呼びかけで、宇野が「ヤッホー！」とステージ脇から軽快に登場。会場がワッっと一気に明るくなり、歓声で沸いた。

宇野実彩子、衣裳＆ヘアメイクのポイントは？

観客への挨拶を終え、宇野自身が衣裳やヘアメイクのポイント紹介するところから、オープニングトークがスタート。

宇野の衣裳はもちろん、毎公演違うへアメイクを楽しみにしているファンも多く、1部の衣装は、グリーンが鮮やかでショート丈のジャケットに、引き締まったウエストを露出したボーイッシュなパンツスタイルを披露。そして、2部の衣装はBLACKワンピースの艶やかな装いで登場し、会場は一気に黄色い声援で包まれた。

髪型は、ポニーテールで大きなピンクリボンがポイントのヘアスタイル。会場の至る所から「カワイイー」の声援が飛ぶなど、ファイナルとしてふさわしい会場の盛り上がりを見せた。

オープニングトークの続きでは、恒例となっている開催地ならではのおすすめスポット、ご当地の名産をスクリーンに投影し紹介。開催地へのリスペクトも忘れない心遣いでファンとのコミュニケーションを楽しんでいた。

宇野実彩子、AAA代表曲「恋音と雨空」アカペラ披露

MCのバービーと楽しい女子トークに花を咲かせ、会場は終始笑いが絶えない暖かい雰囲気に包まれた中、いよいよトークショーのメインイベントとなるゲーム企画を開始。

新型コロナウィルス感染症対策を講じ、開演中もマスク着用を必須とした上で声援を送ることが許可された本イベントの前半パートは、ファンと本人の直接交流ゲームを毎公演実施。

1部の前半パートは、「3曲ミックス！いろんな曲まぜまぜま～ぜ」と称した3曲同時イントロゲーム。会場内で宇野のソロ曲2曲とAAA楽曲1曲の計3曲を混ぜてイントロを流し全て解答する内容で、宇野対来場者の中から選ばれた各3人のお客様という対戦形式で行われる。

3曲同時に楽曲が再生された瞬間、宇野と対戦相手の観客は耳をこらして聴き入っている模様。ホワイトボードに回答する際は、対戦相手の各3人は、前後両隣の観客にも確認して回答するなど、いつしか周りの観客同士が協力して回答を記入するチーム戦に変わっていく意外な展開に会場も笑いが。宇野も懸命に一人で回答していたが、結果は対戦相手の圧勝。

答え合わせの際には、正解楽曲となったAAAの代表曲「恋音と雨空」を宇野本人によるアカペラを披露するなど、ファンサービスを忘れない宇野の歌唱に、ファンには嬉しい展開となった。

宇野実彩子、ソロ楽曲もアカペラ披露

2部の前半パートは、「サビ逆再生deドン！」というゲームで、これも宇野のソロ楽曲を使用した内容で、サビ部分を逆再生して宇野本人と対戦相手として選ばれた観客3人が回答するという、趣向を凝らしたゲームだ。

1曲目のサビ逆再生を聞いて、宇野は「雰囲気的な？」と一瞬考えて、ホワイトボードに回答を記入。答えは全員一致で「celebrate」。そして正解楽曲「celebrate」が流れた瞬間、宇野含め全員正解となり、ここでもまた宇野がアカペラで1フレーズを披露。ゲームとアカペラ歌唱の両方を楽しめるゲームは第2問、第3問と接戦が続いて、盛り上がりの中ゲームは終了。

宇野実彩子、ファンのうちわに直筆サイン

観客とゲームで盛り上がった後、イベントも終盤へ進むみ、後半パートは1部2部共通して、「可愛くしてね！猫ちゃんうちわ選手権」「ぶっつけ質問コーナー」「プレゼントコーナー」という構成で展開していく。

うちわ選手権は、宇野のマスコットになっているオリジナル猫キャラクターを来場者が思い思いに工夫を凝らしうちわにデコレーション。その中から宇野本人がベスト5を選出する来場者参加型企画。エントリーしたそれぞれのうちわには、宇野のトークショー衣装を模したデコレーションうちわや、ライブ衣装のデコレーションうちわ、大阪名物を散りばめたうちわなど多種多様で、参加者も団体や親子でエントリーされるなど多くの来場者が参加した。

その中から、宇野本人が厳選して選んだうちわ5つを発表。選ばれた5人はステージに登壇し、宇野がそれぞれのデコレーションうちわを前に「カワイイ」や「センスいいー」など感激。特典としてうちわ一つ一つにその場で直筆サインをして、会場が盛り上がった。

その後、企画は「宇野ちゃんに聞きたい質問コーナー」へ。事前に募集した来場者からの質問に対して宇野本人が答える企画。海外旅行にまつわる「アメリカでオススメな場所は？」の質問では、「ロサンゼルスは仕事でもプライベートでも数回訪れていて、料理やビーチ、ジムなどオススメ」と話すなど、宇野の体験談やアドバイスを交えて話し、ファンも参考になったようで満足した様子だった。

宇野実彩子、サプライズに感極まり涙

最後は、プレゼントコーナーがあり、イベント本編の90分間はあっという間に終了。ここでまさかのBIGサプライズの演出が待っていた。恒例の会場全員での記念撮影をする為に宇野が客席に背を向けた瞬間、ステージスクリーンにバービーと共に日替わりMCを務めた、ミラクルひかるからのサプライズメッセージVTRが流れ、まさかの展開に驚きの様子を隠せなかった宇野。

更に、バービーから「せーの！」の合図で、観客全員が事前に準備していた用紙を一斉に掲げ、「宇野ちゃん！初トークショー完走お疲れ様でした！」と大きな声でお祝いメッセージを伝えるBIGサプライズ。

そして、宇野の代表曲「SMILE PEACE」が流れて、観客みんな笑顔で歌い宇野へ歌の最高なプレゼントが贈られた。

会場を埋め尽くした観客からの突然のお祝いに宇野は、「すごーい！すごーい！一人残さずありがとうー。サプライズありがとう！」と驚きと感激の様子を隠せない様子で、MCのバービーから花束を受け取った宇野は感極まり涙した。

「本当にびっくりしたときは言葉にならないのですが、久しぶりに訪れた場所も多く、トークショーツアーは初めてだったのですが、本当に多くのお客様が応援してくれ、チャージする時間になりました。トークショーツアーは歌を歌わないので来てくれたお客さんをどれだけ満足にして帰ってもらえるかを考えてたのですが、ライブの時と同様にまた皆さん一人一人から元気やパワーを逆にもらっています」と感謝の気持ちを伝えた。

宇野実彩子、ファンにメッセージ「幸せです」

自身2度目の開催となる、2023年7月16日開催「宇野実彩子Birthdayイベント」についても触れて、「楽しいイベントになりますので、みんなが来てくれることを待ってます！」と宇野からも期待を込めてメッセージ。

最後に「本当にトークショーツアーはみんな一人一人、スタッフ一人一人、MCの皆さんのお陰で18公演完走できてうれしかったです！トークショーは沢山ハッピーを共有し、ファン同士で繋がったり誕生日をお祝いしたり、みんな温かい真っ直ぐな気持ちで、元気や勇気をチャージしてくれて幸せです。ぜひまた、私の所に会いに来てください！」とトークショーを締めくくり、ステージを後にした。会場は感動の余韻に包まれて、観客からの拍手喝采でフィナーレを迎えた。

宇野実彩子、5周年イヤーの活動止まらず

2022年は、AAAに関わる“All（すべてのひとへ）AppreciAte（感謝）”を贈り届けたいという意味を込めて掲げた「All ApprceAte Project」が無事に終了。そして、2018年のソロデビューから5周年を迎えた2023年は、「音楽でもっと、ひとりひとりのあなたを愛していきたい」という意味を込めたフィロソフィー『uno-to-one』を新たな活動の指針に掲げて臨んだ初の全国トークショーツアー。

各会場でも「ひとりひとりと繋がっていきたい、確かめていきたい」と語っていた彼女が、今回トークショーツアーという文字通り『uno-to-one』を体現するイベントを全国規模で実施したことで、宇野がファンと一緒に過ごす瞬間を大切に、そして「ファン一人一人と向き合いたい」という絆を改めて再確認できたツアーとなった。

5周年イヤーの好スタート切った宇野は、7月16日のバースデーイベントを経て、Newアルバムをリリース予定。そして、秋にはアルバムを引っ提げた全国ホールツアーも開催を控えている。（modelpress編集部）