松坂桃李、念願・二宮和也との演技初共演に感激「ラーゲリより愛を込めて」壮絶撮影振り返る
2022.11.16 10:49
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俳優の松坂桃李が、16日放送のTBS系『アカデミーナイトG』(毎週火曜よる1時58分~)に出演。12月9日に公開される映画『ラーゲリより愛を込めて』で共演した嵐・二宮和也についてや、役への想いを語った。
松坂桃李、二宮和也との共演に感激
同作は第二次世界大戦後、シベリアのラーゲリに抑留された日本人たちを描いたもので、強制収容所で希望を胸に懸命に生きた実在の人物・山本幡男を主演の二宮が演じた。二宮と初めて芝居での共演だったという松坂。オファーを受けた時の心境について「二宮さんともしかしてガッツリ絡める感じですか?」と顔をほころばせ、「(いつか二宮と)ご一緒してみたいなと思っていたので、その喜びは結構強かったですね」と笑顔を見せた。
題材については「(戦争の)題材だと変な感じで責任を追いすぎてしまう自分があったりとかしたんですけれども、それ以上にこの作品に参加したい。この座組(メンバー)で作品を作り上げたいという思いの方が勝った」と力強く同作のキャストやスタッフへの思い入れを語った。
松坂桃李、豪雪の中での撮影を語る
撮影での裏話について松坂は「雪のシーンとか、ほんと豪雪の中撮ったりとかしていたので」と思わず笑いが溢れた。雪が降りしきる中撮影をしているメイキングシーンが放送され、撮影の壮絶さが伝わってくる映像に。太ももまで積もった雪の中での撮影もあったと明かした松坂。「撮影していた時も体感としてものすごく寒かったんですけど、映像で見るとそれ以上の過酷さがスクリーンから伝わってきた」「凄まじかったですね」と作品の出来栄えに感心した。
松坂桃李「ラーゲリより愛を込めて」役への想いを語る
松坂が同作で演じたのは戦場で足がすくみ、戦闘に参加できず自らを卑怯者と思い悩む松田研三役。松坂は演じた松田について「(二宮演じる)山本さんの(人を思いやる)姿をみた時に、戦場で逃げてしまった自分をものすごい悔いるといいますか、後悔や悔しさだったりとか、そういった感情がこうずっと体の中に渦巻いてるといいますか」と自身の役を振り返り、「だから山本さんの言動や行動を見るたびに揺れ動かされるようなそういった松田になればいいなと思いながら演じさせていただきましたね」と演技で気をつけた点について語った。(modelpress編集部)
情報:TBS
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