香取慎吾「自分は誰なんだろう?」隠された本音を吐露
2022.11.02 14:50
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香取慎吾が2日、都内で開催された第2回個展「WHO AM IーSHINGO KATORI ART JAPAN TOURー」記者発表会に出席。個展のタイトルに隠された想いを語った。
香取慎吾、第2回個展開催に喜び
2019年3月15日~6月16日まで行われた「BOUM! BOUM! BOUM!香取慎吾 NIPPON 初個展」から約3年を経て、第2回の個展を開催することとなった香取は「本当に嬉しくて。本当はもっと早く開催したかったなという思いもあったんですけど」とコメント。「絵を描くことが好きで、子供のころからずっと絵を描いてきて。僕が絵を描いているっていうのは、人に見てもらいたくて。『いいね』って。『素敵だね』って言ってもらいたくて描いている部分があるので。また褒められたいなという思いで。個展をやるために、3年間他の仕事を頑張ってきました」と笑顔を見せた。
どんな個展になりそうかという問いに香取は「前回の日本での初個展『BOUM! BOUM ! BOUM !』という個展は、ステージアラウンドという劇場を使わせてもらってちょっと変わった形だったんですけど、今回はこのヒカリエホールでやらさせていただけるということで。ヒカリエの記念ロゴなんかも僕が今年描かせてもらって、ヒカリエの中にもフラッグが飾られていたり、そんな場所で個展が開催できるということで、とっても嬉しく思っています」と答えた。
香取慎吾、タイトルの意味明かす
また「入るかなという感じですね」と出展数が多い様子の香取は「もう、飾る・出展する作品は決めたんですけど。先ほど聞いたら198点ということなので。今日聞いて、『あと2点新しく描きます』と。『なんで200にしなかったんだろう?』と思って(笑)。あと2点今から新しく描いて、200点飾ります」ときっぱり。どんなペースで制作してきたのかと質問を受けると「前回の個展でも出展したものが半分近く。もう一度見れるものが100点ぐらいありまして。残りの100点近くは初出展のもので。今回開催するにあたって改めて描き足したものを。最近まで僕は草なぎ剛と舞台をやっていたんですけど、舞台の最中に描いていまして。舞台の劇場が終わって、アトリエに行ってそこで描いて。大きいので3mくらいの絵とかも、この個展のために」と明かした。
続けて「舞台の千秋楽辺りもずっと描いてました。『僕はどっちなんだ?僕はなんなんだろう?』って。だからそんな思いもあって『WHO AM I』っていうタイトルです」と笑みを浮かべた。
この流れで、改めてタイトル決定の理由を聞かれると「『自分は誰なんだろう?』って思うことが、ずっとあって。それが香取慎吾をやっていて楽しいところなんですけど、お芝居をしたりバラエティでお笑いをしたり、俳優さんとしてお芝居をさせてもらったり。でも絵を描いていて、個展をさせてもらったり。そうだ、音楽もやっていますね。ショーをしてみたり」とコメント。
「いろんな自分になる僕が『私は誰?』って言いながら、どこかプラスの意味」だと思っていると話した香取は「『俺は誰なんだよ?』って言いながら“いっぱいの自分”がいることが誇らしく、それが嬉しさで楽しかったりもする」と笑顔で語った。
「ちょっとマイナスな面というか『俺って誰なんだろう?』って、ふと自分が何者なんだろう?ってわからなくなるときもあったり。そんなものが僕の絵の中には詰まっているので。だから皆さんが知っている慎吾ちゃんを見れる絵もありますし、『この絵、香取慎吾が描いたの?』っていうような、皆さんの知らない香取慎吾も見れる個展になっていると思います」と続けた。
さらに香取は「より香取慎吾の深い部分を見てもらえる個展になると思います。本当に深い部分。黒うさぎっていうキャラクターがいまして、絵を描いていて時々僕の画の中に登場するキャラクターなんですけど、その黒うさぎをフューチャーしている部分もあったりして。初めて黒うさぎを描いた絵だったり、ちょっと出展するかどうかも少し迷ったような作品もあります」と言及。
そして「今回3年ぶりですけど、そんなに人生何度も何度も、これから10回・20回・30回と個展をやれるわけではないから、もう出し惜しみなく自分をさらけ出していこうと思いまして。初めての僕を皆さんに見てもらおうと思っています」と今回の個展の魅力をアピールした。(modelpress編集部)
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