「2022 MISS JAPAN」ビューティーキャンプに参加した北野里沙 (C)モデルプレス

「2022ミス・ジャパン」東京代表・北野里沙、最年長ファイナリストとしての思い 歌手活動での葛藤も語る

2022.09.15 11:02

日本国内を代表するミスコンテスト「2022 MISS JAPAN(ミス・ジャパン)」のファイナリストが14日に都内で開催されたビューティーキャンプに参加。東京都代表の北野里沙がモデルプレスの取材に応じ、大会への思いを語った。

  

北野里沙「MISS JAPAN」応募のきっかけは?

北野里沙 (C)モデルプレス
ミスジャパン応募の経緯について、北野は「歌手をしておりまして。このコロナ禍、2年半~3年くらいの間、全くステージがなくなってしまって。歌手として15年くらい活動しているんですけども、年間6~70本ぐらいは大体歌ってきたので、これだけ何もないっていうのが今までなくて」と回想。

「それでネットで色々調べていたところ、この『ミス・ジャパン』という大会があることを知りまして。コロナ禍でも何か自分がステージに立つことで、世の中の女性と言いますか。今みんな止まっている時期だったと思うんですけど、全ての人に『動き続けることで何か未来が変わるかもしれないし、そういうことってできるよ』っていうことを伝えるために、エントリーをしたというのが最初の経緯です」と語った。

北野里沙 (C)モデルプレス
ファイナリストに残ったことについては「全く思ってなかったです(笑)」と話し、「というのも、私はミスコンというものに出るのは初めてなんですけど、正直こういった大会って大体20代とか10代とか、そういうイメージがあって。このミスジャパンは年齢制限がないというのとか、身長制限とか語学力とか、そういう制限がないんです」とコメント。

「私は今37歳なんですけど、『まあ無理だろうな』みたいな(笑)というのもありましたし。でも出ることで、私もステージに立つ仕事はしているので、学びはあるだろうなということで。すごく、ゆるキャラみたいな感じで出場してしまったので(笑)、自分が1番びっくりしていますね」と心境を明かした。

「ビューティーキャンプ」参加の心境語る

北野里沙 (C)モデルプレス
今回のビューティーキャンプに参加した感想を聞くと「ミスコンって、やっぱりどうしても人から見ると、表面的な美しさをフィーチャーされやすいものだと思うんです」と言い「美容とかは結構疎い方で。どちらかというと経験値とか、人と話したりとかしているときに、『本だけの知識だな』って思う人と、実際のことを言っているなっていう人とで、全然違うなって感じていて」と持論を展開。

北野里沙 (C)モデルプレス
「私はとにかく経験・体験っていうことをすごく重要視してきたので、そういう意味では今回のミスコンへの挑戦も、1つの私の経験値にはなったと思いますし、何しろやっぱり20代とか10代の方たちが多い中で、人と戦うっていうのはなかなか難しいですね。やっぱり自分との戦い?それはもちろん、表面的な美しさも。あまりにも細くてぴちぴちで可愛い子ばかりなので」と笑顔を見せ、「最初は『あ、やばい』みたいな。『自分もちょっと頑張んなきゃ』って。そこを人と比べてどうかっていうことをすごく気にしちゃったんですけど、準備期間、ビューティーキャンプはこの1週間なんですが、期間は4か月半~5か月くらいあったので、その間により『自分との戦い』を意識するようになりました」と振り返った。

「MISS JAPAN」」出場で美意識に変化も

北野里沙 (C)モデルプレス
「MISS JAPAN」を通じて「美」に対する考え方に変化があったのか問うと「変化したとも言えるし、自分の元々の考え方に戻ったとも言えます」と答え、「自分を磨くことって、色々なことを吸収したりとか、美容の知識とか考え方だとか、知識を増やす=いろいろ詰め込むようなことに思いがちなんですけど、私は美しさは『シンプルであること』だという風に思っていて。ただシンプルでいればいいんではなくて、色んなことを学び吸収したうえで、自分にとって今必要なことを取捨選択するということこそが、何て言うんですかね?『削ぎ落とした美しさ』という風な考え方で。今回もすごく学んで吸収し、そしてまた自分に必要なものを選び出す機会になった。なので戻ったかなって感じですね」と話した北野。

北野里沙 (C)モデルプレス
最後に本番への意気込みを問うと「『勝ちます!』とか『頑張ります!』とか、そういうことを表現するのがすごく下手くそなので(笑)。皆そういうことを言ってて、ただただ『すごいな』と思っちゃう人なんですが(笑)。さっきも言ったとおり、私は自分と戦います。自分の中でただ自分と戦いますね」と語り、「絶対に納得すると思います」と白い歯を見せた。(modelpress編集部)

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