舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)

藤原竜也・石丸幹二・向井理「ハリー・ポッターと呪いの子」舞台写真公開

2022.08.18 20:00

7月8日にTBS赤坂ACTシアターにて開幕した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演。初日よりハリー・ポッター役を務める藤原竜也に続き、8月17日に石丸幹二が、8月18日に向井理がデビューを果たし、トリプルキャストを務める3人のハリー・ポッターが勢揃いした。それを記念し、3人のハリー・ポッターの舞台写真を公式Webサイトならびに公式SNS等で公開された。

  

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」舞台写真公開

藤原竜也/舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
小説の最終巻から19年後、父親としてのあり方に悩む37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの対峙を軸に、過去と現在を行き来する形で描かれた物語は、誰もが楽しめるストーリーであり、2016年のイギリス・ロンドンでの初演以降、世界中で多くの観客を魅了してきた。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
さらに、舞台ならではの魅力である、観客自身が「ハリー・ポッター」の物語の世界に入り込み、目の前で魔法を“体感”できるような、他の作品では類をみない演出に高い評価が集まっており、東京公演開幕以降、舞台の鑑賞した人から「本当に魔法を見ているよう」「これまで見たことがないようなすごい演出」「完全に魔法の世界に入り込めた」といった声がSNS等に連日投稿されている。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
このたび新たに公開する舞台写真は、榊原郁恵、高橋ひとみが演じるマクゴナガル校長や美山加恋演じる嘆きのマートルなど「ハリー・ポッター」を代表するキャラクターが中心となっている。

ハリー・ポッター役・石丸幹二&向井理、初日の心境語る

石丸幹二/舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
初日を迎えた石丸は、「初日を無事に終え、長い航海の最初の寄港地にたどり着いたような、ほっとした気持ちでいます」とし、「これからのロングラン、エネルギーを蓄えスタミナをつけ乗り切っていきます。キャスト・スタッフが一丸となって操る魔法の世界、その中で、ハリーとアルバス親子の成長物語が紡がれていきます。私らしい個性が刻まれたハリー・ポッターを、どうぞお楽しみください」とコメント。

向井理/舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
向井は「4か月間稽古をしてやっと初日を迎えたという思いと、もう本番が来たか!という思いが入り混じっています。カンパニーの良い雰囲気に後押しされて自分も舞台に立てているので、この雰囲気を大切にしたいと思っています」と明かし、「この作品はイリュージョンだけでなく、ハリー・ポッターの成長も見どころです。大人になっても困難なことや上手くいかないことがありますが、少しでも改善しようと努力するハリーの姿を見届けていただきたいです。長く愛される舞台になると期待していますが、その中でアップデートされたり、観劇する席によって全然違う印象を受けると思うので、何度も劇場で楽しんでいただければ幸いです」と伝えた。

演出補デス・ケネディのコメントを公開

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の東京公演は、初演のロンドンをはじめとした、先行する世界6都市の公演に携わってきた世界最高峰のクリエイティブスタッフが来日し制作。厳しいオーディションを勝ち抜き、3か月以上にわたる稽古を続けてきたキャストたちのデビューに寄せて演出補(インターナショナル)のデス・ケネディがコメントを発表した。

デス・ケネディ コメント

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
日本のカンパニーの皆さんがこの作品に心血を注いで取り組んでくださることに、とても刺激を受けています。我々の到着前にしっかり準備していただいたおかげで、今までにないスピードで舞台稽古が進んできました。今、空を飛び、地の底に潜り、水から出てくる、火を灯す…という、集中力と技術を要する重要な場面をやっていますが、これが素晴らしい出来!日本のスタッフの的確さに感銘を受けています。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
『ハリー・ポッターと呪いの子』はこれまで7都市でプロダクションがおり、それぞれのカンパニーの特色を活かした独自性のある仕上がりになっています。この日本版も同じく、日本チームと海外チームが一緒に発見しながら作っています。その点、日本の俳優の皆さんが際立っているのは、心を注ぎ込んで作ってくださること。そのため、作品がとても深くなっています。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
何世紀にもわたって受け継がれてきた日本の演劇文化を背景に、彼らの演技には何層にもなった過去や深みが感じられます。スケールが大きく魔法に満ちた作品ですが、あくまで核となるのは芝居です。そこに嘘なく繋がれる日本の俳優たち、絶対に素晴らしいプロダクションになるとワクワクしています。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
冒頭の場面は、時間が凍りついた駅から始まります。舞台の前面には「INLUSTRET LUMINE(光を内にいれよ)」と書かれています。この2年間、世界はコロナ禍という闇の中にあり、それぞれが孤立していました。こうして演劇が本格的に再開したことで、私たちは集うことができる。“人生にまた光が灯りますよ”と、この言葉が伝えている気がします。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
新劇場は、どこに座っても目の前で起きているような感覚になれる親密さが魅力です。ロビーに敷かれたカーペット、大きく飾られたバナーなどを見て、ホグワーツに足を踏み入れる体験をお楽しみいただきたいです。そしてこの観劇をきっかけに、この先もしばしば劇場に足を運んでいただけると幸いです。

(modelpress編集部)

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」あらすじ

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後、かつての暗闇の世を思わせる不穏な事件があいつぎ、人々を不安にさせていた。

魔法省で働くハリー・ポッターはいまや3人の子の父親。今年ホグワーツ魔法魔術学校に入学する次男のアルバスは、英雄の家に生まれた自分の運命にあらがうように、父親に反抗的な態度を取る。幼い頃に両親を亡くしたハリーは、父親としてうまくふるまえず、関係を修復できずにいた。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』より(提供写真)
そんな中、アルバスは魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!

2人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が、加速していく…。

公演概要

日程:2022年7月8日~2023年5月31日
※2023年6月以降も上演予定
会場:TBS赤坂ACTシアター
上演時間:3時間40分(予定)※休憩あり
【Not Sponsored 記事】

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