「どうする家康」松本潤を“情けないプリンス”徳川家康役に起用した理由 制作統括明かす
2022.07.01 15:07
嵐の松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(2023年放送)の取材会が1日、愛知県・名古屋で行われ制作統括の磯智明氏が松本を徳川家康役に起用した理由を明かした。
今作は、脚本家・古沢良太が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語となる。松本のほか、酒井忠次を大森南朋、本多忠勝を山田裕貴、石川数正を松重豊が演じることが発表されていた。
今作での家康のイメージが、殿と呼ばれつつ気弱だが、プライドと品があり光が当たっているような「情けないプリンス」であることから「松本潤さんにお願いすれば、徳川家康の気品も持ちながら弱い部分もある姿を表現してくれるだろう」と起用に至るまでを明かした。
なお、オファーした時期は嵐が活動休止に入る直前であったことから松本も悩んでいたというが、2021年1月に返事を貰ったと振り返っていた。(modelpress編集部)
ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。
1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる!しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長!幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。どうする家康!
この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けだった。
松本潤を徳川家康に起用した理由
松本を家康役に抜擢した理由について、磯氏は脚本家である古沢良太氏や演出家と話している内に名前が挙がったと回顧。今作での家康のイメージが、殿と呼ばれつつ気弱だが、プライドと品があり光が当たっているような「情けないプリンス」であることから「松本潤さんにお願いすれば、徳川家康の気品も持ちながら弱い部分もある姿を表現してくれるだろう」と起用に至るまでを明かした。
なお、オファーした時期は嵐が活動休止に入る直前であったことから松本も悩んでいたというが、2021年1月に返事を貰ったと振り返っていた。(modelpress編集部)
物語
貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。
1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる!しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長!幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。どうする家康!
この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けだった。
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