「六本木クラス」平手友梨奈、原作イソ役に推薦した「梨泰院クラス」原作者と初対面 オファー理由に恐縮
2022.06.29 16:26
俳優の竹内涼真が主演を務める7月7日スタートのテレビ朝日系木曜ドラマ「六本木クラス」(毎週木曜よる9時~ ※初回は10分拡大スペシャル)の制作発表記者会見が、6月29日に都内にて行われ、竹内のほか、女優の新木優子・平手友梨奈・俳優の香川照之が出席。平手が原作者でドラマ「梨泰院クラス」の脚本も手掛けたチョ・グァンジン氏から直接推薦理由を聞く場面があった。
竹内涼真主演「六本木クラス」
絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を、下剋上を主軸にラブストーリー、そして青春群像劇を交錯させながら描いた韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日韓共同プロジェクトのもとテレビ朝日がリメイク。ジャパン・オリジナル「六本木クラス」として、東京・六本木を舞台に描く。主人公の宮部新役を竹内、新の初恋の人で飲食産業の頂点に君臨する長屋ホールディングスに勤める楠木優香役を新木、新に恋心を抱きながら新が営む居酒屋「二代目 みやべ」を大きく成長させていくマネージャー・麻宮葵役を平手、長屋ホールディングス会長で新の宿敵・長屋茂を香川が演じる。
平手友梨奈の推薦理由
この日は原作者でドラマ「梨泰院クラス」の脚本も手掛けたチョ・グァンジン氏が来日し、4人と初対面。平手へのオファーは、グァンジン氏が番組プロデューサーに推薦してきたことがきっかけだったが、グァンジン氏は改めて「ZOOMで映像会議をしていた時に『響-HIBIKI-』という映画を観ていてとても面白いなと思っていたんですね。平手さんが演じていた『響-HIBIKI-』の役と『梨泰院クラス』のチョ・イソの役を考えると感じが似ているなと思いましたし、イメージだったり演技だったり、平手さんにやっていただくと合うんじゃないかなと思って推薦しました」と本人の前で推薦理由を明かした。
真剣な表情でその話を聞いていた平手は「すごくありがたいなという気持ちでいっぱいです」と恐縮。そんな平手とついに対面した感想を聞かれたグァンジン氏は「実際に初めてお会いして嬉しかったですし、驚きました。平手さんを含めて4人の出演者の皆さん、本当に画面で観るよりも実物の方が素敵だなと思いました」と笑顔で語っていた。(modelpress編集部)
第1話あらすじ
2006年秋――父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内涼真)は、愛想はないが真っすぐな性格に育ち、父・宮部信二(光石研)からの教えである「信念を持って生きろ」という言葉を胸に、警察官になることを夢見ながら父と支え合い仲良く暮らしていた。そんなある日、信二が本社へ栄転することに伴って、新は転校することに。その前日、これまで信二が何かと気にかけていた養護施設に支援物資を届けるために一緒に向かった新は、信二が娘のように可愛がる楠木優香(新木優子)を紹介されるが、不愛想な性格ゆえにそっけない態度をとってしまう。そして迎えた転校初日。クラスに案内された新は、偶然にも優香の隣の席になり、気まずさを感じていると、突然、教室である事件が発生。クラスメイトの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に使い走りにされた上、執拗ないじめを受けるのだが、なんと他の生徒だけでなく先生までも見て見ぬふりで…。実は、龍河は新の父が勤める巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)の長男で、学校にも莫大な寄付をしている父の権力を振りかざして傍若無人に振る舞っていたのだ。居ても立っても居られなくなった新は、優香の制止を振り切って龍河の顔を殴ってしまい…。
連絡を受けて学校にやって来た茂、そして信二を前に、茂の顔色を伺う校長先生は新を退学処分にすると告げるが、茂は新が土下座をして謝れば退学処分にせずに許すと言い出す。しかし、父の教えを大切にする新は信念を貫き、「龍河に謝ることはできない」と土下座を拒否。信二はそんな新を誇らしいと言い、自らの退職も申し出て、信二は長屋ホールディングスを辞め、新は退学することに。父を巻き込んでしまったことに申し訳なさを感じる新に、信二は「これからも信念を貫け」と優しく心強い言葉をかけ、父子で心機一転、前を向いて動き出すことを決意するのだが…この一連の理不尽な出来事は、やがて待ち受ける長屋ホールディングスとの壮絶な戦いの序章に過ぎなかった――。
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