橋本環奈&上白石萌音、初対面での苦悩告白「千と千尋の神隠し」で“戦友”に
2022.05.06 10:32
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5日放送のNHK総合「ふたりのディスタンス」(よる10時〜)では、舞台「千と千尋の神隠し」で、主人公・千尋をダブルキャストで演じる女優の橋本環奈と上白石萌音に密着。2人がお互いの印象を語った。
橋本環奈&上白石萌音、それぞれの印象は「心がきれいそう」と「大御所」
番組では、舞台稽古がスタートし橋本と上白石が初対面を果たした日から、舞台当日までの4ヶ月間に密着。橋本は上白石を「純真さ清廉さ、すごく心がきれいそう」、上白石は橋本を「大御所」と言っていたりと、稽古が始まった頃はどうしても距離があったふたり。しかし、ずっとともに稽古を続けるうちに「性格が真逆」と橋本が言う通り互いのことがわかるようになり、橋本は「萌音ちゃんは自分に対しても完璧を求めるしそれはすごくいいこと」「そこまで向き合ってるんだって」と上白石の演技と向き合う真剣さに敬意を抱くように。
上白石は橋本を「全く表裏がないし思ったことを全部言ってくれる」「すごく信じられる人」と橋本の竹を割ったようなまっすぐさに信頼を寄せるようになったことを明かした。
上白石萌音、橋本環奈の演技に憧れ
また、上白石が女優としての自分について「私の個性は平凡とか普通ってところにあるんじゃないかと自分では分析してて、それでへこむことは最初はいっぱいあったんですけど、なんか逆にここまで普通なのも珍しいんじゃないかって思えるようになって吹っ切れた」と告白する場面も。今回の稽古の間でも「環奈ちゃんは直感形で私は結構理詰めタイプで色々考えちゃう。環奈ちゃんの感じたままを出すっていうあの演じ方はすごく憧れでいっぱい盗もうとしたし、でもそうはできない自分もいて」と苦悩もあったことを吐露。
一方の橋本は、上白石の舞台での演技に「まだまだ圧倒されててついていけてない」と思いつつ「あれだけ頑張ってる姿を見ると私も頑張ろうって思える」とエネルギーをもらっていることを明かしたりと、距離を縮めながらそれぞれらしい感覚を抱いていたことも明らかになった。
かけがえのない戦友となった橋本環奈&上白石萌音
互いのことを理解できるようになり、すっかり仲良くなった本番前。交互に演じるため「本番が始まると会えなくなるのがそれがすごく寂しい気持ちがあって、それはお互いに思ってくれてるんだなっていうのが伝わるから、本当にいい関係が築けたなって」と、上白石との関係を「戦友」と表現。さらに、上白石は橋本について「一緒にいないけど千尋をやってる以上は一緒にやってる気になるし戦友っていうか、かけがえのない人」と表現。ふたりが稽古のときのように会えないながらも交換ノートをかわしている様子も映し出されていた。(modelpress編集部)
情報:NHK総合
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